「AMTハードボーラー」の版間の差分
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|説明=AMT ハードボーラー コンバットガバメントモデル |
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|名称=AMT ハードボーラー |
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|設計・製造=AMT社、Galena Industries |
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|ライフリング= |
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|作動方式=[[シングルアクション]]<br/>ティルトバレル式[[ショートリコイル]] |
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'''AMT ハードボーラー''' |
'''AMT ハードボーラー'''({{Lang-en-short|AMT Hardballer}})は、[[:en:Arcadia Machine & Tool|アルカディア・マシン・アンド・ツール]]社(AMT)が製造する[[M1911|M1911モデル]]の[[.45ACP弾|.45口径]]の[[拳銃#自動式拳銃|自動式拳銃]]である。ハードボーラーは、M1911モデル初の全[[ステンレス鋼|ステンレス]]製モデルである。 |
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== 特徴 == |
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「ハードボーラー」の名称は、ラウンドノーズ型[[弾頭]]([[弾丸|フルメタルジャケット弾]])以外の弾丸を不得意とすることに由来する。しかし、後のフィーディングランプに対する修正で、不得意の問題は軽減された。 |
「ハードボーラー」の名称は、機構上の問題からラウンドノーズ型[[弾頭]]([[弾丸|フルメタルジャケット弾]])以外の弾丸を不得意とすることに由来する。しかし、後のフィーディングランプに対する修正で、不得意の問題は軽減された。 |
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オリジナルの[[M1911]]との相違は、スライドとフレームにガバメントモデルで初となる[[ステンレス鋼|ステンレス]]スチールを使用しており、その他にも広い[[ゴム|ラバー]]グリップによる被覆、[[鋸]]歯状でつや消し処理を施したスライドリブ、グリップセーフティの後端を延長したビーバーテイル・グリップセーフティ、ラウンドハンマー、ローディング・インジケーター、アジャスタブル・リアサイト等を備えている<ref name="EPR">{{cite book|last=Hartink|first=A.E.|title=The Complete Encyclopedia of Pistols and Revolvers|publisher=Chartwell Books, Inc|date=2002|pages=87–88|location=Edison, New Jersey|isbn=9780785815198}}</ref>。 |
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映画『[[ターミネーター (映画)|ターミネーター]]』で[[アーノルド・シュワルツェネッガー]]演ずる[[T-800]]が使用(下記の7インチの[[銃砲身|ロングスライド]]・[[シュアファイア|レーザープロダクツ]]製の[[レーザーサイト]]装着)し、宣伝ポスターにも大きく写ったことで[[日本]]でも有名になった。 |
映画『[[ターミネーター (映画)|ターミネーター]]』で[[アーノルド・シュワルツェネッガー]]演ずる[[T-800]]が使用(下記の7インチの[[銃砲身|ロングスライド]]・[[シュアファイア|レーザープロダクツ]]製の[[レーザーサイト]]装着)し、宣伝ポスターにも大きく写ったことで[[日本]]でも有名になった。 |
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== 各モデル == |
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[[.45ACP弾]]を使用する5インチモデル。装弾数は7発。 |
[[.45ACP弾]]を使用する5インチモデル。装弾数は7発。 |
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'''ロングスライドモデル''' |
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.45ACP弾を使用する7インチのロングスライドを備えるモデル。装弾数は7発。 |
.45ACP弾を使用する7インチのロングスライド、ロングバレルを備えるモデル。装弾数は7発。 |
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'''スキッパー''' |
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.45ACP弾を使用し、4インチのショートスライドを備えるモデル。装弾数は7発。 |
.45ACP弾を使用し、4インチのショートスライド、バレルを備えるモデル。装弾数は7発。 |
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.40S&W弾を使用する5インチモデル。装弾数は8発。 |
[[.40S&W弾]]を使用する5インチモデル。装弾数は8発。 |
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'''ジャベリナ''' |
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10mmオート弾を使用する7インチモデル。装弾数は8発。 |
[[10mm オート弾|10mmオート弾]]を使用する7インチモデル。装弾数は8発。 |
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==登場作品== |
==登場作品== |
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サラ・コナーの抹殺を謀る[[T-800]]がアラモ銃砲店にて[[SPAS12]]、[[UZI_(SMG)|UZI]]とともに入手した銃の一つとしてロングスライドモデルが登場。吹き替え版では[[大友龍三郎]] |
: サラ・コナーの抹殺を謀る[[T-800]]が道中来店したアラモ銃砲店にて[[SPAS12]]、[[UZI_(SMG)|UZI]]とともに入手した銃の一つとしてロングスライドモデルが登場。吹き替え版では[[テレビ朝日]]版と旧[[VHS]]版(演:[[大友龍三郎]])で『.45口径レザーサイトピストル』、新VHS/DVD/BD版と[[テレビ東京]]版(演:[[玄田哲章]])で『レーザーサイト付き.45ロングスライド』とそれぞれ呼称されている。前述の通りスライドトップに大型のレーザーサイトが備わっており、トリガーに触れるとレーザーポインターが照射される仕様になっている。劇中では本銃を使い、サラ・コナーの名を持つ数人の女性を手当たり次第に殺害している。 |
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; 『[[ヒットマン (ゲームシリーズ)|HITMAN]]』 |
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: 47の愛銃であり、シリーズ全作品において[[サプレッサー]]が装着されている。ゲーム内では『シルバーボーラー』と呼ばれている。 |
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== 関連項目 == |
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2020年9月11日 (金) 08:59時点における版
AMT ハードボーラー コンバットガバメントモデル | |
概要 | |
---|---|
種類 | 自動拳銃 |
製造国 | アメリカ合衆国 |
設計・製造 | AMT社、Galena Industries |
性能 | |
口径 |
.45口径 10mm(ジャベリナ) .40口径 |
銃身長 |
101.6mm(4インチ) 127mm(5インチ) 178mm(7インチ) |
使用弾薬 |
.45ACP弾 10x25mm ノーマ・オート弾 .40S&W弾 .400カーボン弾 |
装弾数 | 7、8発 |
作動方式 |
シングルアクション ティルトバレル式ショートリコイル |
全長 |
216mm(5インチモデル) 267mm(7インチモデル) |
重量 |
1,077g(5インチモデル) 1,306g(7インチモデル) |
AMT ハードボーラー(英: AMT Hardballer)は、アルカディア・マシン・アンド・ツール社(AMT)が製造するM1911モデルの.45口径の自動式拳銃である。ハードボーラーは、M1911モデル初の全ステンレス製モデルである。
特徴
「ハードボーラー」の名称は、機構上の問題からラウンドノーズ型弾頭(フルメタルジャケット弾)以外の弾丸を不得意とすることに由来する。しかし、後のフィーディングランプに対する修正で、不得意の問題は軽減された。
オリジナルのM1911との相違は、スライドとフレームにガバメントモデルで初となるステンレススチールを使用しており、その他にも広いラバーグリップによる被覆、鋸歯状でつや消し処理を施したスライドリブ、グリップセーフティの後端を延長したビーバーテイル・グリップセーフティ、ラウンドハンマー、ローディング・インジケーター、アジャスタブル・リアサイト等を備えている[1]。
映画『ターミネーター』でアーノルド・シュワルツェネッガー演ずるT-800が使用(下記の7インチのロングスライド・レーザープロダクツ製のレーザーサイト装着)し、宣伝ポスターにも大きく写ったことで日本でも有名になった。
各モデル
コンバットガバメントモデル
.45ACP弾を使用する5インチモデル。装弾数は7発。
ロングスライドモデル
.45ACP弾を使用する7インチのロングスライド、ロングバレルを備えるモデル。装弾数は7発。
スキッパー
.45ACP弾を使用し、4インチのショートスライド、バレルを備えるモデル。装弾数は7発。
コマンドー
.40S&W弾を使用する5インチモデル。装弾数は8発。
ジャベリナ
10mmオート弾を使用する7インチモデル。装弾数は8発。
アクセラレーター
.400カーボン弾を使用する7インチモデル。装弾数は7発。
登場作品
- 『ターミネーター』
- サラ・コナーの抹殺を謀るT-800が道中来店したアラモ銃砲店にてSPAS12、UZIとともに入手した銃の一つとしてロングスライドモデルが登場。吹き替え版ではテレビ朝日版と旧VHS版(演:大友龍三郎)で『.45口径レザーサイトピストル』、新VHS/DVD/BD版とテレビ東京版(演:玄田哲章)で『レーザーサイト付き.45ロングスライド』とそれぞれ呼称されている。前述の通りスライドトップに大型のレーザーサイトが備わっており、トリガーに触れるとレーザーポインターが照射される仕様になっている。劇中では本銃を使い、サラ・コナーの名を持つ数人の女性を手当たり次第に殺害している。
関連項目
脚注
- ^ Hartink, A.E. (2002). The Complete Encyclopedia of Pistols and Revolvers. Edison, New Jersey: Chartwell Books, Inc. pp. 87–88. ISBN 9780785815198