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'''カリンガ文字'''は、[[ブラーフミー文字]]から派生した文字のひとつで、現在の[[インド]][[オリッサ州]]周辺にあった[[カリンガ国]]において、[[古代]]の[[ドラヴィダ語族]]の言語の一種を表記するために用いられていた。
'''カリンガ文字'''は、[[ブラーフミー文字]]から派生した文字のひとつで、現在の[[インド]][[オリッサ州]]周辺にあった[[カリンガ国]]において、[[古代]]の[[ドラヴィダ語族]]の言語の一種を表記するために用いられていた。


[[12世紀]]には既に用いられなくなっており、[[ブラーフミー系文字]]が代わって使われ、カリンガ文字と混交して現在の[[オリヤー文字]]となったと考えられている。
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==外部リンク==
* [http://www.ancientscripts.com/kalinga.html ancientscripts.comカリンガ文字(英語)]


==参照==
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[[Category:アジアの文字]]
[[Category:アジアの文字]]

2020年8月4日 (火) 08:51時点における最新版

カリンガ文字は、ブラーフミー文字から派生した文字のひとつで、現在のインドオリッサ州周辺にあったカリンガ国において、古代ドラヴィダ語族の言語の一種を表記するために用いられていた。

12世紀には既に用いられなくなっており、ベンガル文字の類のブラーフミー系文字が代わって使われ、カリンガ文字と混交して現在のオリヤー文字となったと考えられている[1]

参照[編集]