「神奈川県立三浦臨海高等学校」の版間の差分

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== 沿革 ==
== 沿革 ==
*[[2004年]]4月 - ともに県立初声高等学校と三崎高等学校が再編統合して開校。旧・三崎高校校舎は「[[ロックの学園]]」としてイベントに使用されている。
*[[2004年]]4月 - ともに県立である初声高等学校と三崎高等学校が再編統合して開校。旧・三崎高校校舎は「[[ロックの学園]]」としてイベントに使用されている。


== 概要 ==
== 概要 ==
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== 学校生活 ==
== 学校生活 ==
生徒により時間割が異なるため登校時間および下校時間もまちまちで、SHR(ショートホームルーム)はない。ただし、2012年度から1年次は朝のSHRが週に回ある。
生徒により時間割が異なるため登校時間および下校時間もまちまちで、SHR(ショートホームルーム)はない。ただし、2012年度から1年次は朝のSHRが週に3回ある。


1コマ90分の授業は1年次を除きホームルームクラスごとではなく、選択した科目ごとのレッスンクラスで受けるのでホームルームクラスの友達と一緒ではない。授業は最多でも30人程度の少人数で実施されており、10人程度の授業も多くきめ細かな教科指導がなされる。自由な雰囲気の一方で、授業に遅刻すると出席と認められず、学習態度やテストでもそれなりの結果を出さないと単位も修得できないので、厳しい自己管理が求められる。
1コマ90分の授業は1年次を除きホームルームクラスごとではなく、選択した科目ごとのレッスンクラスで受けるのでホームルームクラスの友達と一緒ではない。授業は最多でも30人程度の少人数で実施されており、10人程度の授業も多くきめ細かな教科指導がなされる。自由な雰囲気の一方で、授業に遅刻すると出席と認められず、学習態度やテストでもそれなりの結果を出さないと単位も修得できないので、厳しい自己管理が求められる。


時間割に授業のない空き時間ができた場合は、カフェテリア(学食)やバームクーヘンという自習室で各自思い思いに過ごしながら授業を待つ。文芸部や漫画部など音を出さない文化部は空き時間を使って部活動もできる。
時間割に授業のない空き時間ができた場合は、カフェテリア(学食)やバームクーヘンという自習室で次の授業まで各自思い思いに過ご。文芸部や漫画部など音を出さない文化部は空き時間を使って部活動もできる。


文化部の数は高校としては多く、声優部や箏曲(そうきょく)部などユニークなものもある。音を出す吹奏楽部や太鼓部などの文化部や野球部やサッカー部などの運動部は放課後のみの活動である。高校だが、大学生の学校生活と似ている部分がある。
文化部の数は高校としては多く、声優部や箏曲(そうきょく)部などユニークなものもある。音を出す吹奏楽部や太鼓部などの文化部や野球部やサッカー部などの運動部は放課後のみの活動である。高校だが、大学生の学校生活と似ている部分がある。
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==交通==
==交通==
*[[京急久里浜線]][[三崎口駅]] 徒歩18分。または番乗り場から横須賀/横須賀市民病院/荒崎方面バス3分、宮田バス停下車徒歩3分。
*[[京急久里浜線]][[三崎口駅]] 徒歩18分。または三崎口駅の3バス乗り場から横須賀/横須賀市民病院/荒崎方面行きのバス3分、宮田バス停下車徒歩3分。


==主な出身者==
==主な出身者==

2014年7月26日 (土) 22:50時点における版

神奈川県立三浦臨海高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 神奈川県
併合学校 神奈川県立初声高等学校
神奈川県立三崎高等学校
設立年月日 2004年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 単位制
設置学科 普通科
学期 2学期制
高校コード 14299K
所在地 238-0113
神奈川県三浦市初声町入江274-2
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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校庭側

神奈川県立三浦臨海高等学校(かながわけんりつ みうらりんかいこうとうがっこう)は、神奈川県三浦市初声町入江にある全日制普通科単位制高等学校

沿革

  • 2004年4月 - ともに県立である初声高等学校と三崎高等学校が再編統合して開校。旧・三崎高校校舎は「ロックの学園」としてイベントに使用されている。

概要

単位制普通科高校。定員は1年次240名、30人×8クラス。ホームルームクラスは3年間同じでクラス替えはない。1年次以外のすべての授業はその科目を選択した生徒によるレッスンクラスで実施。90分1日4コマ、2学期制を実施している。

校舎

旧初声高校の校地と校舎を使用。

  • 4階建て(一部3階建て)
  • 1階にはカフェテリア、2階にはロッカールーム、3階にはバームクーヘン(生徒用自習室、2室)、
  • 4階にはコンピュータ教室(2室)、CALL教室(PCによる英語学習室、2室)を設置。全天候型テニスコート2面。
  • 旧三崎高校校舎は、映画のロケーションや、ロックフェスティバルの会場として使用されている。
旧:三崎高等学校 2009/7/5撮影

特色

  • 自分で作るカリキュラム - 入学前に1年次の科目選択をする。その後、1年次と2年次の7月に翌年の科目選択をして卒業までの履修計画を作成する。授業の多くがホームルームクラスで実施され同じ必履修科目を学ぶ1年次を除き、ホームルームクラスで授業することはないので、ひとりひとり個別の履修計画となる。大学と同じような履修計画の作り方。
  • 90分授業 - 1日90分×4コマ。数名から30名での少人数授業による教科指導。レッスンクラスは自らその科目を選択した人だけで構成されるので、意欲的に授業に取り組む。単位制は学年による区別がないため、1年生から3年生まで一緒に授業を受けることもある。
  • 履修形態 - 学習指導要領で必ず履修することが決まっている十数個の必履修科目以外は各自の進路にあわせて自由に選択できる。受験科目を重点的に選ぶことも、苦手科目を避けることも可能。学習指導要領にある科目は原則すべて開講され、学校設定科目も多い。短期集中講座(夏季休業中に、マリンスポーツ、伝統芸能など)も実施している。卒業には最低でも74単位以上修得しなければならないが、進路希望にあわせて90単位以上修得する生徒もいる。
  • ガイダンス体制 - 3年間変わらない担任、スクールカウンセラーなどが、自分で考えて選ぶこと、自分が選んだことに責任を持つことが求められる単位制高校での学校生活をサポートする。
  • 個を伸ばす教育 - 体育祭はなく、臨高祭という文化祭が10月にある。参加したい人は自分たちで仲間を集め企画を考える。制服がないのも毎日その日にふさわしい服装を自分で考え選ぶのが目的だが、好みの制服風ファッションで登校する生徒も多い。ただし、2012年度入学生から制服が導入され、文化祭でもクラス参加が導入されている。
  • 校外活動の単位認定 - 漢字検定、ボランティア活動などの成果や連携する大学での授業も単位認定され卒業単位に含まれる。2学期制で学期ごとの講座履修と単位認定が可能なため、3年と半年で卒業する生徒もいる。

学校生活

生徒により時間割が異なるため登校時間および下校時間もまちまちで、SHR(ショートホームルーム)はない。ただし、2012年度から1年次は朝のSHRが週に3回ある。

1コマ90分の授業は1年次を除きホームルームクラスごとではなく、選択した科目ごとのレッスンクラスで受けるのでホームルームクラスの友達と一緒ではない。授業は最多でも30人程度の少人数で実施されており、10人程度の授業も多くきめ細かな教科指導がなされる。自由な雰囲気の一方で、授業に遅刻すると出席と認められず、学習態度やテストでもそれなりの結果を出さないと単位も修得できないので、厳しい自己管理が求められる。

時間割に授業のない空き時間ができた場合は、カフェテリア(学食)やバームクーヘンという自習室で次の授業まで各自思い思いに過ごす。文芸部や漫画部など音を出さない文化部は空き時間を使って部活動もできる。

文化部の数は高校としては多く、声優部や箏曲(そうきょく)部などユニークなものもある。音を出す吹奏楽部や太鼓部などの文化部や野球部やサッカー部などの運動部は放課後のみの活動である。高校だが、大学生の学校生活と似ている部分がある。

修学旅行(三浦臨海高校では「研修旅行」と称する)の行先は沖縄県(平和学習)、ブリティシュヒルズ福島県で国内留学)、神戸淡路島大阪(郷土学習)の3方面となっている。

交通

  • 京急久里浜線三崎口駅 徒歩18分。または三崎口駅の3番バス乗り場から横須賀/横須賀市民病院/荒崎方面行きのバスで3分、宮田バス停下車徒歩3分。

主な出身者

関連項目

外部リンク