「キク類」の版間の差分

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2013年4月15日 (月) 02:49時点における版

キク類
英名asteridsのもととなっているシオン属 (Aster) の一種
英名asteridsのもととなっているキク科シオン属 (Aster) の一種
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
学名
(正式な分類階級の地位は与えられていない)
下位クレード

キク類(キクるい、asterids)とは、APG植物分類体系の各版において、被子植物の分類のために使われているクレードのひとつである。キク群[1][2]あるいはキク目群[3]とも。

第2版から第3版への改訂に際しては、真正キク類I、同IIといっていた下位クレードをそれぞれシソ類、キキョウ類に改めた。また、キキョウ類では目への所属が未確定だった科を、目を新たに設定した上で所属させている。

このクレードに属する多くの分類群は、クロンキストの体系 (1981) ではキク亜綱に、さらに先行するエングラーでは合弁花植物亜綱に含まれていた。「キク類」(asterids) はAPG IIIが論文中で使っているように、複数形で小文字である。意図するところは命名規約上の正式な階級を与えるものではなく、このグループの概要を代表的な植物の名称で表すことにある。このクレードはコア真正双子葉類の中でバラ類に並ぶ大きなグループである。

下位の分類

APG IIIにおいて含まれる分類群は以下の通り[4]

:APG IIには無かったが、APG IIIで設定された目

脚注及び参考文献

  1. ^ 福原達人. “被子植物の系統樹と分類”. 2012年8月27日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “YListで使われる分類体系”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 2012年8月27日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司『高等植物分類表』(重版)北隆館、2010年。ISBN 978-4-8326-0838-2 
  4. ^ APG III (2009)

外部リンク