「ネコヤナギ」の版間の差分
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2013年3月24日 (日) 00:07時点における版
ネコヤナギ | ||||||||||||||||||||||||
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ネコヤナギの花穂(雄花)
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分類(クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Salix gracilistyla Miq.[1] | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Salix gracilistyla Miq. var. adscendens Kimura、Salix gracilistyla Miq. f. adscendens (Kimura) H.Ohashi[2] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ネコヤナギ、タチネコヤナギ[1] | ||||||||||||||||||||||||
変種、品種 | ||||||||||||||||||||||||
ネコヤナギ(猫柳、学名:Salix gracilistyla)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの1種である。
北海道〜九州までの河川の水辺で見られ、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものである。他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とみなされる。他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つ。根本からも枝を出し、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。葉は細い楕円形でつやがない。初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。
花期は3〜4月。雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。高さは3mほど。
銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。花穂は生け花にもよく用いられる。
ネコヤナギの樹液はカブトムシやクワガタムシ、カナブン、スズメバチの好物である。
脚注
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - ネコヤナギ(2011年9月18日閲覧)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - ネコヤナギsynonym(2011年9月18日閲覧)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - クロヤナギ(2011年9月18日閲覧)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - シダレネコヤナギ(2011年9月18日閲覧)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - フイリネコヤナギ(2011年9月18日閲覧)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - チョウセンネコヤナギ(2011年9月18日閲覧)