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2012年8月2日 (木) 04:55時点における版
常磐市 | |
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廃止日 | 1966年10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 平市、勿来市、磐城市、常磐市、内郷市、四倉町、遠野町、小川町、久之浜町、大久村、好間村、三和村、田人村、川前村 → いわき市 |
現在の自治体 | いわき市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 福島県 |
面積 | 48.23km2 |
総人口 |
40,671人 (国勢調査、1965年10月1日) |
隣接自治体 |
平市、磐城市、内郷市、 遠野町、好間村 |
常磐市役所 | |
所在地 |
〒972 福島県常磐市吹谷76 |
外部リンク | いわき市役所 |
ウィキプロジェクト |
常磐市(じょうばんし)は、かつて福島県浜通りに存在した市。現在のいわき市の湯本駅周辺に当たる。
概要
東北地方でも降雪が少なく、比較的温暖な地域で、古くから常磐湯本温泉を抱える保養地として発展した。市名は常陸国と磐城国の境界に接することに由来するが、全域が磐城国に属する。
炭鉱の町として一時期黄金時代を築いたが、1970年代に完全閉山。その跡地には1966年に常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)が建設され、「常磐ハワイ」として人気を誇った。
現在のいわき市役所常磐支所は、1959年に常磐市役所として落成した建物で、1966年に合併によりいわき市となった後は常磐支所となっている。
炭鉱と常磐ハワイの葛藤
江戸以前から、この地には炭鉱が存在し、昭和時代になり需要が拡大すると、「黒いダイヤ」として常磐炭田の炭鉱住宅が立ち並び、町は栄えるようになった。
しかし、1960年代になり「石炭から石油へ」とエネルギー事情が変わると、石炭採掘がコスト的に採算割れとなった。採鉱時に温泉が噴出していたことから、この地に「ハワイアンセンター」を建設するという話が持ち上がり、炭鉱を守りたいという山の男たちと街に生き残るための覚悟をしたハワイ組と対立した。その葛藤は常磐炭鉱を描いた映画「フラガール」でも描かれている。しかし、生き残りをかけるためには採鉱をやめ、新事業を成功させなければならないという思いから、結局完成に至った。
歴史
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 石城郡湯本町・磐崎村が合併して発足。
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 常磐市が平市・内郷市・磐城市・勿来市、石城郡小川町・遠野町・四倉町・川前村・田人村・好間村・三和村、双葉郡久之浜町・大久村と合併していわき市が発足。
交通
- 鉄道
- 道路
教育
高等学校
中学校
- 常磐市立湯本第一中学校
- 常磐市立湯本第二中学校
- 常磐市立湯本第三中学校
- 常磐市立磐崎中学校
小学校
- 常磐市立湯本第一小学校
- 常磐市立湯本第二小学校
- 常磐市立湯本第三小学校
- 常磐市立磐崎小学校
- 常磐市立長倉小学校
- 常磐市立藤原小学校