「四季」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Hatsune (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
67行目: 67行目:
[[Category:季節|しき]]
[[Category:季節|しき]]
[[Category:名数|4 しき]]
[[Category:名数|4 しき]]

{{stub}}

2005年12月28日 (水) 12:15時点における版

このテンプレート(Template:Anotheruse)は廃止されました。「Template:Otheruses」を使用してください。

四季(しき)とは、四つの季節、すなわちのこと。

四季のある国・地域

四季がはっきりと区別できる地域は、中緯度(30°- 50°)にあって気団の移り変わりが大きい地域である。

日本は、小笠原気団(夏)、シベリア気団(冬)、オホーツク海気団梅雨)、揚子江気団(春、秋)の影響を受け、比較的はっきりとした四季を感じることができる。

四季のある地域では経済活動が活発である。これは各季節に必要な品物(夏ならクーラー、冬ならストーブ)が多く、それだけ消費活動が盛んになるからである。

四季のない国・地域

高緯度の国・地域

夏は白夜、冬は極夜

低緯度の国・地域

低緯度の国・地域では、いわゆる常夏の状態となるが、それでも気温が1年の周期で上下したり、1年の中に雨季乾季の違いがあることがある。stub

日本の四季

3月の後半頃から南日本からサクラが咲き始め、徐々に北上する。桜前線と呼ばれる言葉もあり、各地の開花状況が細かく伝えられる。桜は日本を代表する花の1つで、各地で花見と呼ばれる行事が行われる。

日本では春は新入学、新入社の季節で、新年度は4月からはじまる。3月末になると新シーズンをそなえて各地で引越しも活発になり、4月には入社式入学式の式典が行われる。

4月から5月にかけては多種多様なの春の花が咲き始める。気候も穏やかでとても過ごしやすい季節となる。5月になるとにて田植えがはじまる。田植えは日本の代表的な食べ物であるを植えつける

5月にはゴールデンウィークと呼ばれる長い祝日があり、この時期、海外や国内の旅行が盛んに行われる。また、4月に新天地で入学や入社をした人たちは、しばし実家に帰省し、緊張の糸をほぐす人も多い。

6月になると北部の北海道を除いて梅雨と呼ばれる雨が長く降り続く時期が2、3週間ほど続き、じめじめとした少々うっとおしい季節となる。また、6月は日本の1年のうちでも祝日のない月で、梅雨の憂鬱な気分に追い討ちをかける。

梅雨の季節が終わると夏の到来である。南日本を中心に海水浴のシーズンとなる。

日本では、冬に乾燥し、夏に湿度が上昇する。日本の夏は南部を中心にとても蒸し暑くなるのが特徴である。日中の気温はおおむね30度~35度程度だが、湿度の高さのため、乾燥した地域の人からすると気温以上にひどく暑く感じるようだ。

8月の中ごろに、と呼ばれる仏教の行事がある。この時期は学校企業が長期休暇に入るシーズンで、レジャーや旅行、帰省などが活発に行われる。

日本では9月前半ごろまで南日本を中心に残暑と呼ばれる夏の暑さが残る。9月後半になると涼しさが戻り、過ごしやすい季節になる。この頃は、大きな台風が上陸しやすい季節でもあり、9月いっぱいから10月頭頃まで台風の上陸で大きな被害を受けるところもある。

10月頃からは秋の行楽シーズンとなり、年配層を中心に小さな旅行が活発になる。また、この時期に学校で文化祭運動会などの行事が盛んに行われる。

11月になると北部から次第に紅葉の季節となる。日本の紅葉は、く染まる葉が多いのが特徴で、ヨーロッパアメリカなど黄色一色で染まる紅葉とは異なっていて、色とりどりの鮮やかな紅葉を見せる。

北部や山間部ではが降り始める。

冬は日本海側や内陸部の信州関東より北の地域で雪の降る季節となる。降雪の厳しいところでは、2~3m もの雪が積もる地域もあり、雪との戦いとなる。

関東以西の太平洋側や瀬戸内地域では、山間部を除くと冬は比較的穏やかで、雪も年に数度ほど見舞われる程度で、気温もそれほど低くはならない。空気も乾燥しており、晴れた日も多い。ヨーロッパなどどんよりとした冬を迎える地域の人からすると、南日本の冬はとても明るく過ごしやすいそうだ。一方、日本海側の地域に人に比べてあまり雪慣れしていないため、ちょっとの降雪でも交通機関に影響が出て、各地で交通機関の麻痺や転倒による事故などのニュースが大きく取り上げられる。


四季をテーマにした作品

音楽作品

文学作品

関連項目