「都乃河勇人」の版間の差分

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*開発室内の[[電子レンジ]]を使用した後にレンジのドアを開けておく癖があり(都乃河いわく、匂いがレンジ内にこもるから)、レンジの前を通るたびに[[折戸伸治]]が閉めていたが、折戸自身はすでに諦めかけているという<ref>[[Keyらじ]]より。</ref>。
*開発室内の[[電子レンジ]]を使用した後にレンジのドアを開けておく癖があり(都乃河いわく、匂いがレンジ内にこもるから)、レンジの前を通るたびに[[折戸伸治]]が閉めていたが、折戸自身はすでに諦めかけているという<ref>[[Keyらじ]]より。</ref>。
*麻枝と紙飛行機の話題で本気で喧嘩をしたことがある。{{要出典}}
*「春日部勝利」という名で『[[智代アフター ~It's a Wonderful Life~]]』、『[[リトルバスターズ!|リトルバスターズ! エクスタシー]]』に声優として出演したことがある。
*「春日部勝利」という名で『[[智代アフター ~It's a Wonderful Life~]]』、『[[リトルバスターズ!|リトルバスターズ! エクスタシー]]』に声優として出演したことがある。


==作風==
==作風==
Key制作のゲームで重要な役割を占める「楽しい日常」を作る点において抜きん出た才能を持ち、『リトルバスターズ!』においては日常イベントのほとんどを担当している。一方、本人が「自分で人気のあるキャラクターを生み出すより、人気のあるキャラクターを動かしたほうがやりやすい」、「(キャラ作りが)一番の課題」「短編・中編なら得意だが、長編だとダレてしまう<ref name="example"/>」と述べているように、キャラクターをゼロから作るという点、および長い物語を作り上げていくという点においてライターとしての資質は疑問視されている。
Key制作のゲームで重要な役割を占める「楽しい日常」を作る点において抜きん出た才能を持ち、『リトルバスターズ!』においては日常イベントのほとんどを担当している。一方、本人が「自分で人気のあるキャラクターを生み出すより、人気のあるキャラクターを動かしたほうがやりやすい」、「(キャラ作りが)一番の課題」「短編・中編なら得意だが、長編だとダレてしまう<ref name="example"/>」と述べている。


強調文の末尾には二重[[感嘆符]]「!!」を使用することが多く、強調文の末尾に[[促音]]「っ」を使うことが多い麻枝と異なるため、同じゲーム内でもどこが都乃河執筆分であるかの判別がしやすくなっている。
強調文の末尾には二重[[感嘆符]]「!!」を使用することが多く、強調文の末尾に[[促音]]「っ」を使うことが多い麻枝と異なるため、同じゲーム内でもどこが都乃河執筆分であるかの判別がしやすくなっている。

2009年10月3日 (土) 15:29時点における版

都乃河 勇人(とのかわ ゆうと)はビジュアルアーツ傘下のゲームブランドKeyに所属しているシナリオライター

概要

大学卒業後、2007年1月に発売された『智代アフター ~It's a Wonderful Life~ CS Edition』で、Keyの新人シナリオライターとしてデビュー。移植による追加シナリオの一部を担当した。同年7月に発売された『リトルバスターズ!』より、本格的にシナリオ制作に参加。同作では、日常イベントのほとんどと小毬ルート、来ヶ谷ルートを担当した他、エンディングテーマの一つである「Alicemagic」の作詞を手掛けた(同曲は、同作の18禁版である『リトルバスターズ! エクスタシー』でも別アレンジ版が用いられている)。同作での活躍を見た企画担当の麻枝准からは「あとはいかに手を抜いたギャグをなくしていくか」「(執筆のたびに段々評価が上がっているという都乃河の話を受けて)つぎは絶対すごいよ。業界のトップライターに躍り出る[1]」と太鼓判を押されている。

その後、2008年9月発売の『リトルバスターズ! エクスタシー』を最後に、それまでKey草創期からシナリオを書き続けた麻枝がゲームシナリオの執筆を休止した(Keyには音楽、QC担当などとして残留)。これにより、2009年6月現在、同ブランド所属の専属ゲームシナリオライターは事実上都乃河のみとなり、麻枝の後継者として活躍が期待されている。現在は、次回作『Rewrite』の開発にシナリオライターとして取り組んでいる。

また、2007年11月にリニューアルされたKey公式サイト内におけるスタッフブログでは、最も頻繁に更新を行っている。2008年7月に同ブログで突発企画として行われた『第一回マスターアップ記念・大質問大会』では、回答者としてKeyや都乃河自身などに関する質問に回答し、彼の人物像にまつわる話も数多く披露された。

人物

作風

Key制作のゲームで重要な役割を占める「楽しい日常」を作る点において抜きん出た才能を持ち、『リトルバスターズ!』においては日常イベントのほとんどを担当している。一方、本人が「自分で人気のあるキャラクターを生み出すより、人気のあるキャラクターを動かしたほうがやりやすい」、「(キャラ作りが)一番の課題」「短編・中編なら得意だが、長編だとダレてしまう[1]」と述べている。

強調文の末尾には二重感嘆符「!!」を使用することが多く、強調文の末尾に促音「っ」を使うことが多い麻枝と異なるため、同じゲーム内でもどこが都乃河執筆分であるかの判別がしやすくなっている。

担当作品

ゲームシナリオ

  • 智代アフター 〜I's a Wonderful Life〜 CS Edition(移植における加筆修正部分の大半を担当)
  • リトルバスターズ!(神北小毬シナリオ・来ヶ谷唯湖シナリオ・日常イベントの大半を担当)
  • リトルバスターズ! エクスタシー(笹瀬川佐々美シナリオを担当)
  • Rewrite

楽曲

  • Alicemagic(作詞/『リトルバスターズ!』、『リトルバスターズ! エクスタシー』)

脚注

  1. ^ a b Key 著、電撃G's magazine編集部 編『リトルバスターズ!パーフェクトビジュアルブック』メディアワークス(原著2007年)、pp.167-173頁。ISBN 9784840241564 
  2. ^ Keyらじより。

外部リンク