池辺葵
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池辺 葵 | |
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職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2009年 - |
受賞 |
第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞(『どぶがわ』) 第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(『ねぇ、ママ』) |
来歴
[編集]2009年に講談社の漫画雑誌『Kiss』のマンガセミナーを経て「落陽」でデビューし[1]、同年『Kiss PLUS』にて『繕い裁つ人』を連載開始している[1][2]。
2013年11月、『どぶかわ』の単行本の発売を記念して紀伊國屋書店新宿本店とリブロ池袋本店にて原画展を開催[3]。
2014年、同作が第2回フラウマンガ大賞で女の老後賞[4]、第18回文化庁メディア芸術祭では新人賞を受賞し[5]、「このマンガを読め!」で8位に選ばれる[6]。
初連載作品の『繕い裁つ人』が2015年に実写映画化[7]、WEB連作作品の『プリンセスメゾン』が2016年にテレビドラマ化されている[8]。
2018年、第21回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で『ねぇ、ママ』が大賞を受賞[9]。
2018年6月にシンガーソングライター・ヒグチアイのセカンドアルバム「日々凛々」のジャケットを描きおろした[10]。ジャケットにはアルバムをイメージした漫画がデザインされている[10]。8月にはヒグチとの往復書簡企画が行われ、「日々凛々」の特設サイトにて公開[11]。
作風
[編集]現実的な女性の描き方の評価が高い[2]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]- 繕い裁つ人(講談社『Kiss PLUS』2009年 - 2014年3月号(休刊号[12])→『ハツキス』2014年7月号(創刊号[13]) - 2015年1月号[14]、全6巻)
- サウダーデ(講談社『Kiss』2011年6号[15] - 2012年3号、全2巻) - 短期集中連載[15]
- どぶがわ(秋田書店『Eleganceイブ』2012年12月号[16] - 2013年10月号、全1巻[3])
- かごめかごめ(秋田書店『Champion タップ!』2013年7月25日更新 - 2014年5月22日更新、単巻・書籍扱い[17])
- プリンセスメゾン(小学館『やわらかスピリッツ』2014年8月7日[18] - 2018年11月1日、全6巻)
- ねぇ、ママ(秋田書店『エレガンスイブ』2014年10月号[19]、2015年4月号[20]、6月号、2016年2月号、4月号[21]、2017年5月号、描き下ろし、全1巻[22])
- 雑草たちよ 大志を抱け(祥伝社『FEEL YOUNG』2015年8月号[23]、2016年1月号[24]、7月号、11月号、2017年1月号、描き下ろし、全1巻[25])
- 私にできるすべてのこと(文藝春秋『週刊文春WOMAN』2019年Vol.2[26] - 、全1巻[27])
- ブランチライン(祥伝社『FEEL YOUNG』2020年4月号[28] - 、既刊6巻)
読み切り
[編集]イラスト
[編集]- バージンパンケーキ国分寺(著:雪舟えま、2019年1月18日発売[31]、集英社文庫) - 挿画[31]
- 愉快な青春が最高の復讐!(著:奥田亜希子、2020年5月26日発売[32]) - 表紙イラスト[32]
アンソロジー
[編集]寄稿
[編集]- 大人女子マンガ特集(『ダ・ヴィンチ』2012年4月号[35]) - インタビュー[35]
- よしながふみ特集(『ダ・ヴィンチ』2012年11月号[36]) - イラスト[36]
- あの人気漫画家に聞く!(『このマンガがすごい!2013』[37])
- 年越しと本特集(『ダ・ヴィンチ』2014年1月号[38]) - 1ページ漫画[38]
- 岩明均特集(『ユリイカ』2015年1月臨時増刊号[39])
- いつも傍らにコーヒーと本特集(『ダ・ヴィンチ』2015年10月号[40]) - 描きおろし漫画[40]
- 別冊レタスクラブ コミックエッセイ祭り(『レタスクラブ』2016年12月24日増刊号[41]) - 「私の暮らしぶり」テーマで描きおろし[41]
- 文学を教えて。特集(『ビッグコミックスピリッツ』2016年53号[42]) - お気に入りの文学作品のカバーイラスト[42]
- スウィート17モンスター(2017年4月公開映画、2017年3月寄稿[43]) - イラスト、コメント[43]
- ずっと読みたい あの人のマンガ特集(『ダ・ヴィンチ』2018年2月号[44]) - ロングインタビュー[44]
- 女と本特集(『ダ・ヴィンチ』2019年11月号[45])- 描きおろし2ページ漫画、コメント、特集扉ページイラスト[45]
- 映画『リトル・ガール』イラストとコメント(2021年10月[46])
脚注
[編集]- ^ a b “artist 池辺葵”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ. 2016年11月9日閲覧。
- ^ a b “プリンセスメゾン”. やわらかスピリッツ. 小学館. 2016年11月9日閲覧。
- ^ a b “池辺葵が描く群像劇「どぶがわ」発売記念し原画展&特典”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年11月15日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “海野つなみ「逃げ恥」FRaUのマンガ大賞に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年7月11日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “第18回メディア芸術祭マンガ部門大賞は近藤ようこ「五色の舟」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年11月28日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「このマンガを読め!」1位は高野文子「ドミトリーともきんす」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年12月25日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵「繕い裁つ人」実写映画化!洋裁店店主の優しい物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年12月7日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵「プリンセスメゾン」TVドラマ化!森川葵が“運命の物件”探す女性演じる”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年8月30日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “メディア芸術祭マンガ部門の大賞は池辺葵「ねぇ、ママ」アニメ部門は2作が大賞に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年3月16日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “池辺葵がヒグチアイの2ndアルバム「日々凛々」ジャケにマンガを描き下ろし”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年4月19日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵とヒグチアイ、直筆の往復書簡を公開&ジャケットマンガの“その後”も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年8月23日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “Kiss PLUS休刊し、6月中旬に新マンガ誌として創刊”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年2月9日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「繕い裁つ人」池辺葵の素顔に迫る、ハツキス創刊記念で”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年6月13日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵「繕い裁つ人」5年の連載に幕、実写映画へのメッセージも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年12月13日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “Kissで期待の新鋭・池辺葵、小さな喫茶店描く新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年3月10日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「繕い裁つ人」池辺葵の新連載「どぶがわ」がイブで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年10月26日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵がフルカラーで描く、修道女たちの物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年9月8日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵がWEBで新連載、女性と家を描く物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年8月7日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵が読み切り発表、修道女描く新刊記念し”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年8月26日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “久住昌之原案協力、薄幸女のグルメマンガがエレイブで。池辺葵読切も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年2月26日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵、「かごめかごめ」のザザとヤニクを描いた読み切りがエレイブに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年2月26日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「プリンセスメゾン」の池辺葵、母がテーマの短編集「ねぇ、ママ」発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年6月16日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵が女子高生描く読切フィーヤンに、24周年記念の色紙プレゼントも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年7月8日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “ヤマシタトモコ10周年記念して「HER」の番外編がフィーヤンに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年12月8日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「プリンセスメゾン」の池辺葵、新刊は女子高生たちの苦くも優しい青春群像劇”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年2月8日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “週刊文春WOMANで「いま百合マンガが面白い!」特集、志村貴子のインタビューも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年8月16日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵の初SF作品、人間とヒト型AIの暮らす未来描く「私にできるすべてのこと」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年3月24日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “池辺葵の新連載がフィーヤンで開幕、とある女系家族が社会の片隅で真摯に生きる”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年3月6日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “ダ・ヴィンチで男のためのBL特集、はらだインタビューや最初に読むべき40冊紹介”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年2月6日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “小説すばるのマンガ特集に池辺葵やQ.B.B.、直木賞作家・荻原浩の読切”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年3月17日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “池辺葵が装画担当、曇りの日にだけ開店するパンケーキ屋舞台にした青春小説”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年1月17日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “大人の青春綴ったエッセイで池辺葵が表紙を描き下ろし、山本さほの書評も公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年5月26日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「漫画家ごはん日誌」に羽海野チカ×鳥野しの対談、許斐剛インタビュー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年5月8日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “いくえみ綾、志村貴子ら42作家が忘れられない差し入れ描くアンソロジー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年1月25日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “「繕い裁つ人」池辺葵インタビュー、大人女子マンガ特集に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年3月6日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “ダ・ヴィンチでよしながふみ大特集!東村アキコとの対談も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年10月7日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “「このマンガがすごい!」1位はテラフォーマーズ&俺物語!!”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年12月10日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “松井優征がダ・ヴィンチに登場“今年のニュースな作家””. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年12月6日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “1冊まるごと岩明均のユリイカ増刊に福本伸行、吉田戦車、池辺葵ら寄稿”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年12月12日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “山下和美が星野源の歌をダ・ヴィンチでイラスト化、池辺葵、衿沢のマンガも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年9月5日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “松田奈緒子、池辺葵、魔夜峰央ら18名のエッセイが、レタスクラブ別冊付録に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年11月10日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “武富健治が描くマンガ版「火花」スピで開始、文学特集にジョージ朝倉ら対談も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年11月28日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “池辺葵がイラスト&コメントを寄稿、映画「スウィート17モンスター」に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年3月29日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “愛される理由は?池辺葵やヤマシタトモコがダ・ヴィンチのマンガ特集に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年1月7日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b “池辺葵がダ・ヴィンチの特集「女と本」に描き下ろしマンガ寄稿、次号は山岸凉子特集”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年10月4日) 2021年6月8日閲覧。
- ^ “映画「リトル・ガール」に池辺葵、楠本まき、売野機子らがイラスト寄稿”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月18日) 2021年10月18日閲覧。