森下卓のソースを表示

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{{Infobox 将棋棋士
|image = [[File:SHOGI Proffesional Taku Morishita.jpg|240px]]
|caption = [[2018年]]10月2日
|名前 =　森下 卓
|棋士番号 =　161
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1966|7|10}}
|没年月日 =
|プロ年度 =　{{年月日|year=1983|month=9|day=21}}（{{年数|1966|7|10|1983|9|21}}歳）
|出身地 =　[[福岡県]][[北九州市]][[小倉区]]
|所属 = 関東
|師匠 =　[[花村元司]]九段
|弟子 =　[[増田康宏]]
|タイトル =
|永世 =
|段位 =　九段
|通算成績 =
|タイトル合計 =
|優勝回数 =　8回
|作成日時=　2014年3月29日
}}
'''森下 卓'''（もりした たく、[[1966年]][[7月10日]] - ）は、[[棋士 (将棋)|将棋棋士]]。[[花村元司]]九段門下。[[棋士 (将棋)#棋士番号|棋士番号]]は161。[[福岡県]][[北九州市]][[小倉区]]（現:[[小倉南区]]）出身。著名な家族にソプラノ歌手の[[白川深雪]]（義姉）。

== 棋歴 ==
=== プロ入り～1980年代 ===
小学4年生の正月に父に教わり[[将棋]]を始める<ref>平成10年版「将棋年鑑」（日本将棋連盟）</ref><ref name=":1">{{Cite web|和書|title=1000局もの指導対局で培った直感力。森下卓九段に聞いた、師匠花村元司九段との思い出(1)｜将棋コラム｜日本将棋連盟|url=https://www.shogi.or.jp/column/2016/11/post_39.html|website=www.shogi.or.jp|accessdate=2020-12-22|language=ja}}</ref>。わずが1年8ヶ月後の1978年、12歳で[[新進棋士奨励会|奨励会]]に合格し入会<ref name=":1" />。福岡に住んでいたため、祖母とともに上京した<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=森下卓さん: 関弁連がゆく {{!}} 関東弁護士会連合会|url=http://www.kanto-ba.org/series/41/|website=www.kanto-ba.org|accessdate=2020-12-22}}</ref>。
花村元司九段門下となった経緯は地元・北九州のアマ時代の先生の尽力。面識がないなか、「頼んでみよう」と花村に手紙を送ってくれたという<ref group="注">花村は元・[[真剣師]]であり、異色の棋風で知られる。将棋の師弟関係において、師匠が弟子に熱心な指導をつけることは稀であるが、花村は自分の異色な将棋が[[大山康晴]]に通じなかったことから、森下に正統派の将棋を教えこむために練習将棋を数多く指し（奨励会時代に千局以上）懇切丁寧な指導を行った。</ref>。試験将棋を経て入門を認められ奨励会試験を受けることになった。当時は森下本人も周囲も全く受かると思っておらず、思い出受験の気持ちもあったと語っている<ref name=":1" />。

1983年9月に17歳でプロデビュー。以来、後に「[[羽生世代]]」と呼ばれる棋士達とともに「[[羽生世代#「チャイルドブランド」の台頭|チャイルドブランド]]」の一角として活躍。<!--以後も-->

1984年、[[第26期王位戦]]（1985年度）の予選を4連勝で勝ち抜いてリーグ入りし、頭角を現す。なお、この王位リーグでは2位タイの成績を残したが、同星の[[中原誠]]との残留決定戦で敗れ、残留に失敗している。

1985年度、第16期[[新人王戦 (将棋)|新人王戦]]で決勝に進出。[[井上慶太]]との番勝負は1勝2敗で敗退し、準優勝。

1986年度、第5回[[早指し将棋選手権|早指し新鋭戦]]で決勝に進出したが、[[小野修一]]に敗れ準優勝に終わる。

1987年度は、第21回早指し戦と、第6回早指し新鋭戦の2棋戦で決勝に進出したが、両方とも決勝で敗れ準優勝であった<ref group="注">それぞれ[[有吉道夫]]、[[塚田泰明]]に敗れた。</ref>。

[[第47期順位戦]]（1988年度）C級2組で9勝1敗・1位の成績を収め、順位戦初昇級となった<ref group="注">同時昇級者は[[日浦市郎]]と[[佐藤康光]]。</ref>。また、[[第29期王位戦]]では王位リーグ入りを決めると、4勝1敗で白組優勝を果たしたが、挑戦者決定戦にて[[森雞二]]に敗れる（リーグ残留には初成功）。

1989年度では、[[第2期竜王戦]]にて4組ランキング戦の優勝を決めると、本戦でも3連勝で挑戦者決定戦に進出したが、[[羽生善治]]に2連敗し敗退。[[第30期王位戦]]では再び4勝1敗で白組優勝をするが、挑戦者決定戦で[[谷川浩司]]に敗退（翌期リーグ陥落）。しかし、第12回[[オールスター勝ち抜き戦]]で5連勝を決め（最終的に6連勝）、棋戦初優勝を果たす。

=== 1990年代 ===
1990年度は、新人王戦の決勝[[番勝負|三番勝負]]で、[[大野八一雄]]を2-0を破って優勝。続けて第六回[[天王戦]]で優勝(全棋士参加棋戦初優勝)し、[[朝日オープン将棋選手権|全日本プロトーナメント]]でも決勝五番勝負で、[[桐山清澄]]を3-1で下して優勝。
[[第40期王将戦]]では初の王将リーグ入りを決め、5勝1敗の成績でプレーオフに進むが、[[南芳一]]に敗戦<ref group="注">翌期は1勝5敗でリーグ陥落。</ref>。また、その勢いで1990年度後期の[[第57期棋聖戦]]にて優勝し、タイトル初挑戦を決めたが、[[屋敷伸之]]との5番勝負は1勝3敗で敗退した。

1991年度は、[[第49期順位戦]]のC級1組で9勝1敗となり、1位でB級2組へ昇級（同時昇級者は[[神谷広志]]）。[[第4期竜王戦]]では3組ランキング戦で優勝。挑戦者決定戦まで進み、[[小林宏 (棋士)|小林宏]]を破って谷川浩司竜王に挑戦したが、2勝4敗で敗退。
その他、[[第17期棋王戦]]では挑戦者決定戦に進出、第10回全日本プロ将棋トーナメント・第22回新人王戦・第10回早指し新鋭戦の3棋戦では準優勝、などの好成績を収めている。

1992年度は、[[第33期王位戦]]にてリーグに復帰。紅組で4勝1敗となるが、佐藤康光にプレーオフで敗退。第12回オールスター勝ち抜き戦では6連勝し、同棋戦にて2回目の優勝。

1993年度では[[第51期順位戦]]のB級2組で9勝1敗となり、1位でB級1組に昇級（[[村山聖]]との同時昇級）。翌年度の[[第52期順位戦]]でも8勝3敗の成績となり、同率2位（1位は[[島朗]]）で遂にA級入りを果たした。そして更に翌年度の[[第53期順位戦]]でも勢いは止まらず、初のA級で7勝2敗の成績を収め、プレーオフで[[中原誠]]に勝利し名人初挑戦を決める。相手は羽生善治だったが、結果は1勝4敗で敗れた。

1994年度では[[第20期棋王戦]]で羽生善治に挑戦したが、0勝3敗のストレートで敗退。第16回オールスター勝ち抜き戦では8連勝を決め、同棋戦にて3回目の優勝。

1995年度は[[第66期棋聖戦]]にて勝ち進むが、[[三浦弘行]]に挑戦者決定戦決勝で敗れる。

1996年度では、[[第22期棋王戦]]で羽生善治に挑戦したが、再び0勝3敗のストレートで敗退となった（結果的に、6度のタイトル挑戦歴で、棋王戦のみ唯一2回の挑戦を決めたが、同時に番勝負で勝ち星を得られなかった唯一の棋戦となった）。また、第16回全日本プロ将棋トーナメントでも決勝に進出したが、谷川浩司に2勝3敗で敗れ、2度目の準優勝となった。

1997年度は[[第38期王位戦]]でリーグ入り。白組で4勝1敗となり、第33期以来の王位リーグ残留に成功（翌期リーグ陥落）。

1998年度は[[第48期王将戦]]にて、第41期以来の王将リーグ入り。リーグ戦でも5勝1敗で突破し、羽生善治に挑戦。羽生とのタイトル戦は4度目であったが、結果は1勝4敗で敗退した（2022年現在まで、最後のタイトル戦となっている）。なお、年度の全成績では22勝23敗となり、初めての負け越しとなった。

1999年度は[[第49期王将戦]]のリーグ戦にて4勝2敗となり、3度目の残留に成功。年度単位でも28勝16敗と再び勝ち越した。

=== 2000年代～現在 ===
2000年度は[[第41期王位戦]]で再びリーグ入り。白組で3勝2敗となり、弟弟子の[[深浦康市]]との残留決定戦を制して、5回目のリーグ残留に成功した（翌期は2勝3敗でリーグ陥落）。逆に[[第50期王将戦]]では苦戦し、1勝5敗でリーグ陥落となった。

2002年度の[[第15期竜王戦]]では1組で優勝。[[第52期王将戦]]ではリーグに復帰するも、1勝5敗で陥落。

2003年度は[[第61期順位戦]]で苦戦。2勝7敗の10位に終わり、第53期より続いていたA級の座から陥落となった。また、[[第53期王将戦]]にて2期連続のリーグ復帰をするが、3勝3敗で再び陥落となった。

2004年度の[[第17期竜王戦]]では1組2位から勝ち上がって挑戦者決定戦に進出するも、[[渡辺明 (棋士)|渡辺明]]相手に2連敗で敗退。

2005年度は[[第63期順位戦]]で9勝3敗の成績を収め、1位でA級への復帰を決めた。[[第18期竜王戦]]では2連敗し、第5期から続いた竜王戦1組の座から陥落した。また、翌年度の[[第64期順位戦]]では苦戦が続き、3勝6敗で1期でのA級から再陥落となった。逆に[[第19期竜王戦]]では好調が続き、2組ランキング戦の優勝を決め、1期で竜王戦1組への復帰を果たした（しかし翌年度に2連敗を喫し、再び2組に陥落）。

2007年、第28回[[JT将棋日本シリーズ]]で[[渡辺明 (棋士)|渡辺明]]竜王、佐藤康光JT杯覇者（棋聖・棋王）、[[森内俊之]]名人らタイトル保持者を連破して優勝。2008年、第29回JT将棋日本シリーズは、決勝で弟弟子の深浦康市王位を破って2連覇し、「自分でびっくりしました」<ref>当時、講師として出演していた[[将棋の時間|NHK将棋講座]]の中での発言。</ref>と語った。しかし同年の[[第67期順位戦]]では苦戦し、最終局で勝てば残留という局面で、既に降級が確定していた[[北浜健介]]相手に敗戦。結果、4勝8敗の不振によりB級2組への陥落となった。

2009年度は[[第22期竜王戦]]の2組ランキング戦において準優勝し、再度1組へ復帰（しかし[[第24期竜王戦]]で2連敗し、三たび2組へ降級）。

<!-- === 2010年代 === -->
2010年度は[[第69期順位戦]]にて大苦戦し、開幕から8連敗で降級点が付いてしまった。しかし、最後の2局は意地の連勝をしており、[[土佐浩司]]を結果的にC級1組への降級へ追い込んでいる<ref group="注">土佐は「後1つの白星で降級点回避」という状況だったが、最終局1つ前の森下戦と、最終局を落とした結果、2つ目の降級点を回避できなかった。</ref>。

2011年度は[[第70期順位戦]]にて6勝4敗の勝ち越しを決めて、降級点を抹消した。他には第19期[[銀河戦]]の本戦ブロックを3連勝で突破し、決勝トーナメントでも[[戸辺誠]]に勝利した。

2013年度は[[第55期王位戦]]にて久々の王位リーグ入りを果たすも、白組にて2勝3敗で陥落した。

2014年度は[[第27期竜王戦]]にて2連敗し、3組へ降級となった。第22期銀河戦では本戦ブロックを再び3連勝で突破するも、決勝トーナメントの初戦で敗退した。

2016年度は[[第75期順位戦]]にて大苦戦し、1勝9敗の最下位で降級点となった。年度全体で見ても9勝19敗に終わり、デビュー以来初めての一桁勝ち数となってしまった。

2017年度も苦戦は続き、[[第76期順位戦]]のB級2組10回戦で[[中村修 (棋士)|中村修]]九段に敗れ、2回目の降級点＝C級1組への降級が決定した。

2018年度は[[第31期竜王戦]]で2連敗し、4組への降級となった。但し、年度全体の成績では18勝15敗と勝ち越しに成功した。

2019年度は[[第78期順位戦]]C級1組での成績が振るわず、3勝7敗に終わって降級点が付いてしまった。

2021年度、[[第80期順位戦]]のC級1組10回戦時点で2勝7敗となり、2度目の降級点が確定（最終的な成績は2勝8敗）。C級2組への陥落が決まった<ref group="注">但し、意地の2勝目は当期昇級候補の[[門倉啓太]]相手に挙げた白星であり、結果的に門倉の昇級を阻止する形となった。</ref>。加えて[[第34期竜王戦]]では3連敗して5組へ降級、年度全体では6勝22敗でデビュー以来最低の成績となる、など厳しい状況が続いた。

2023年度は[[第36期竜王戦]]で3連敗し、6組へ降級した。

=== コンピュータ将棋 ===
2014年、[[将棋電王戦|第3回将棋電王戦]]第4局に副将として出場（対局場：[[小田原城]]）。対局強豪プログラムの[[ツツカナ]]を相手に得意戦法の一つである[[矢倉囲い]]で立ち向かうも、135手で敗退した<ref>{{Cite web|和書|title=森下九段が惨敗した小田原城決戦・電王戦詳細レポート|url=https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/622/2622356/|website=週刊アスキー|accessdate=2020-12-22|language=ja|last=ASCII}}</ref>。

同年12月31日には、秒読み10分、継盤使用という森下の提案による特殊ルールでツツカナとリベンジマッチを行なった。勝勢を築くが<ref name="spa2">{{Cite web|和書|url= https://nikkan-spa.jp/776095|title= 最善手を指し続けても「将棋が終わらない」 将棋電王戦リベンジマッチ観戦記【後編】|accessdate=2015-03-21|author = 坂本寛|work=日刊SPA!}}</ref>、対局開始から20時間以上経過しても決着がつかず、翌2015年1月1日5時26分、運営側からの提案で<ref name="spa2" />152手目をもって指掛けとなった。秒読み10分、継盤使用というルールは[[ヒューマンエラー]]をなくすという意図で提案したもので、対局後には「（継盤を使用することは）『待ったありの将棋』みたいなもので、そういう意味でプロとしての恥ずかしさもあったんですが、自分としてはミスはゼロでしたし、実際にほぼ勝ちというところまでお見せできたという意味では、自分の役割は果たせたかなと思っています」と語った<ref name="spa2" />。2月16日には[[ニコニコ生放送]]にて会見が行なわれ、指掛けからコンピュータ同士で100局したところ森下側の100勝だったこと、その100局の中には300手以上続く対局もあったことなどから、対局再開はせずに、森下の判定勝ちとなった。なお、対局時には継盤を撮影するカメラに向かって着手の解説をするファンサービスも行っている。

ちなみにその間に行われた電王戦タッグマッチ2014ではツツカナと組み出場したが[[西尾明]]・[[ponanza]]に敗れ結果的には準優勝になった。

[[2016年]][[12月31日]]、[[稲葉陽]]・[[斎藤慎太郎]]とタッグを組み、[[apery|大樹の枝]]・[[nozomi]]・ponanzaと3対3の合議制で対局する電王戦合議制マッチが開催<ref>{{Cite web|和書|title=電王戦合議制マッチ {{!}} niconico|url=https://denou.jp/gougi2016/|website=電王戦合議制マッチ｜ニコニコ動画|accessdate=2020-12-22}}</ref>されたが、156手で敗れた。

== 棋風 ==
* 研究熱心な[[将棋の戦法一覧#対抗型居飛車の戦法一覧|居飛車]]党である。しかし、[[向かい飛車]]などの[[振り飛車]]も時折用いる。
* [[矢倉囲い|矢倉戦法]]の一つである'''[[森下システム]]'''を考案した。これにより、のちに2005年度[[将棋大賞]]の升田幸三賞特別賞を受賞。
* 基本的に受け将棋であり、先に相手に攻めさせてからのカウンターを得意とする[[棋風]]である<ref group="注">師匠の花村は奇抜な攻めの手を指すことを好む棋士であり、<!--また、棋界には珍しく、弟子に将棋を教える（奨励会在籍の弟子と将棋を指す）ことが非常に多かったらしい。-->森下の受けの強さは、花村の攻めを受けている間に身についたものだという説がある。</ref>。
* 「駒得は裏切らない」という発言で知られる<ref>{{Cite web|和書|title=豊島七段の超速将棋が光った電王戦第三局詳細レポート|url=https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/212/212005/|website=|accessdate=2019-06-09|language=ja|last=|publisher=角川アスキー総合研究所|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190609065334/https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/212/212005/|archivedate=2019-6-9}}</ref>。

== 人物 ==
*長年に渡って順位戦A級、竜王戦1組に在籍し、一般棋戦優勝も重ねた。しかし、[[棋戦 (将棋)|タイトル戦]]でタイトル獲得歴の無い棋士としては最多の6度も挑戦者となるもタイトル獲得できず、「[[無冠の帝王]]」「シルバーコレクター」の異名を持つ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2018/02/15/0010987230.shtml |title=【羽生・藤井公式戦初対局】（２）羽生将棋の“神髄”－際立つ勝利への執着心|publisher= デイリースポーツ|date=2018-02-15|accessdate=2018-02-16}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=藤井七段が16歳初白星「無冠の帝王」森下九段破る|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201807200001018.html|website=[[日刊スポーツ]]|accessdate=2019-06-08|language=ja|publisher=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190608131359/https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201807200001018.html|archivedate=2019-6-8}}</ref>。
*師匠の花村が亡くなった後は代理として弟弟子の深浦の面倒を見ていた。後に深浦が[[佐々木大地 (棋士)|佐々木大地]]を弟子に取るか迷った際も相談に乗っている<ref>{{Cite web |title=「もう帰るところはないぞ」奨励会のために一家で引っ越した佐々木大地の覚悟 {{!}} 観る将棋、読む将棋 |url=https://bunshun.jp/articles/-/51213 |website=文春オンライン |access-date=2024-08-11 |language=ja |first=野澤 |last=亘伸}}</ref>。
* 極めて礼儀正しく、知人をみつけると100m先であってもお辞儀をするという噂が出るほど将棋界一の律儀者と言われる。また、日頃の雑談が楽しいという、棋士仲間（女流棋士も含む）の間での評判がある。
*夜型の棋士が多い中で生活も極めて規則正しく、毎日朝5時に熱いシャワーを浴びて目を覚ます。（早起きするのは、他に邪魔されることがなく集中できるから<ref name=":0" />）
* [[NHK杯テレビ将棋トーナメント|NHK杯戦]]などで解説役を務めるとき、自分の考えに合わない手を対局者が指すと、低めの声の、ゆっくりとした批判口調で「これは驚きましたね」「ほー、こう指すもんですか」と言う。1局の中で何回も言うこともある。
* 羽生が七冠を達成した際、周囲からは賞賛する声が多い中で、森下は「棋士全員にとって屈辱です。」と発言し、一人気概を見せていた。なお、羽生が七冠となる過程の名人戦と棋王戦は森下自身が挑戦し奪取に失敗したものであった。
* 2005年度の[[日本将棋連盟#棋士総会|棋士総会]]での理事選挙に立候補し当選、[[日本将棋連盟]]の出版、総務、経理担当理事を勤めた。2007年5月の理事選挙に出馬せずに退任した。
* 2007年3月に[[腹膜炎]]で手術のため入院。この影響で当時対局が予定されていた[[棋聖戦 (将棋)|棋聖戦]]決勝トーナメントなど数局が不戦敗又は延期になってしまった。
* 2008年10月からの半年間、[[将棋の時間|NHK将棋講座]]の講師を務めた<ref group="注">アシスタントは[[宮宗紫野|熊倉紫野]]。</ref>。
* 記録係の「残り○分です」というかけ声に対し、しばしば「はい」と声を出して答える棋士がいるが、森下もその一人である。[[藤井猛]]によると、対局時計の機械の秒読み声にも「はい」と答えるという。
* 2014年前後に心境の変化があり、座右の銘は「淡々」から「情熱」に変化したという。
* 毎朝嗜むほどコーヒーが大好物である。しかし第3回電王戦ツツカナとの対局前日から勝利への神頼みの意味も込めて、酒とともに3年間絶飲を継続している。なお、その影響で大きく減量した<ref>[https://web.archive.org/web/20150408230656/https://shogi1.com/morishitataku-denousen/ 森下卓九段、将棋電王戦出場のプレッシャーを正直すぎるほど正直に語る「豊島さん、負けてくれないか」] 将棋ワンストップ・ニュース</ref>。
* 一人息子の[[森下大地]]は元俳優で、2014年にデビューを果たし、[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[あさが来た]]』に出演するなどしている<ref>{{Cite news |title=森下卓九段、愛息の朝ドラ出演に「びっくりぽん!」 |newspaper=[[スポーツ報知]] |date=2016-01-28 |url=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160128-OHT1T50014.html |accessdate=2016-02-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160128094611/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160128-OHT1T50014.html|archivedate=2016-01-28}}</ref><ref name="Hochi">{{Cite web |title=森下九段の長男“成った”！大地、朝ドラ「あさが来た」出演 : スポーツ報知 |url=https://web.archive.org/web/20160128094554/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160127-OHT1T50253.html |website=web.archive.org |date=2016-01-28 |access-date=2024-08-11}}</ref>。父自身は「棋士を目指すことの厳しさを知っているので、息子には将棋を教えなかった」と語り、息子もまた「（父が僕に）将棋をやって欲しくないというのが判ったので職業にしたいとは思わなかった」と語っている<ref name="Hochi"/>。2019年2月放送の『[[盤上のアルファ#テレビドラマ|盤上のアルファ〜約束の将棋〜]]』で[[テレビドラマ]]に初出演し、長男・大地と親子役で初共演する<ref>{{Cite news |title=森下九段と長男大地が初共演 将棋界が舞台のNHK・BSドラマ 仕事への理解深め互いにリスペクト |newspaper=[[スポーツニッポン|Sponichi Annex]] |publisher=[[スポーツニッポン新聞社]] |date=2019-01-16 |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/01/16/kiji/20190115s00041000330000c.html |accessdate=2019-01-23}}</ref><ref>{{Cite news |title=森下卓九段、長男・大地がNHKドラマで親子初共演 息子の成長に喜び |newspaper=[[スポーツ報知]] |publisher=[[報知新聞社]] |date=2019-01-16 |url=https://www.hochi.co.jp/entertainment/20190115-OHT1T50270.html |accessdate=2019-01-23}}</ref>。
* 小学4年から中学3年までの間、週に1回将棋を指せば一生楽しめる実力がつき、「将棋を義務教育化すべきだと考えています」との持論を持つ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07171702/ |title=藤井聡太七段、最年少タイトル獲得…「将棋と囲碁」学力アップの軍配は？「つるの剛士」ら語る |date=2020-07-17 |accessdate=2020-07-20 |publisher=デイリー新潮}}</ref>。

== 弟子 ==
===棋士となった弟子===
{| class="wikitable"
|-
! 名前 !! 四段昇段日!!段位、主な活躍
|-
|-
| [[増田康宏]] || 2014年10月1日
|八段、A級在籍1期、一般棋戦優勝2回
|}
（2024年6月6日現在）

== 昇段履歴 ==
{{Main2|昇段規定|将棋の段級}}
* 1978年11月{{0}}1日 ： 6級 = [[新進棋士奨励会|奨励会]]入会
* 1979年{{0}}4月{{0}}1日 ： 5級
* 1979年10月{{0}}1日 : 4級
* 1980年{{0}}5月{{0}}1日 : 3級
* 1980年{{0}}6月{{0}}1日 : 2級
* 1980年{{0}}9月{{0}}1日 : 1級
* 1981年{{0}}6月{{0}}1日 ： 初段
* 1981年11月{{0}}1日 ： 二段
* 1982年{{0}}4月{{0}}1日 ： 三段
* 1983年{{0}}9月21日 ： 四段 = プロ入り
* 1987年{{0}}1月14日 ： 五段（勝数規定{{small| / 公式戦100勝}}）
* 1989年10月{{0}}3日 ： 六段（勝数規定{{small| / 五段昇段後公式戦120勝}}）
* 1992年{{0}}3月{{0}}8日 ： 七段（勝数規定{{small| / 六段昇段後公式戦150勝}}）
* 1994年{{0}}4月{{0}}1日 ： 八段（順位戦A級昇級）
* 2003年12月12日 ： 九段（勝数規定{{small| / 七段昇段後公式戦190勝}}）

== 主な成績 ==
=== タイトル挑戦 ===
* [[竜王戦]]（第4期 = 1991年度）
* [[名人戦_(将棋)|名人戦]] 1995年（第53期 = 1995年度）
* [[棋王戦]]（第22期 = 1994年度、1996年度）
* [[王将戦]]（第48期 = 1998年度）
* [[棋聖戦 (将棋)|棋聖戦]]（第57期 = 1990年度後期）
:登場回数6、獲得0

=== 一般棋戦優勝 ===
* [[朝日オープン将棋選手権|全日本プロトーナメント]]　1回（1990年度=第9回）
* [[新人王戦 (将棋)|新人王戦]]　1回（1990年度=第21回）
* [[オールスター勝ち抜き戦|勝ち抜き戦]]5連勝以上　3回　-　第12回（1989年度、6勝）、第13回（1990-1991年度、6勝）、第16回（1994年度、8勝）
* [[天王戦]]　1回（第6回）
* [[JT将棋日本シリーズ]]　2回（2007年度=第28回、2008年度）
:優勝合計8回

=== 将棋大賞 ===
* 第15回（1987年度） 新人賞
* 第17回（1989年度） 敢闘賞
* 第18回（1990年度） 殊勲賞・勝率第一位賞（0.757）・最多勝利賞（56勝）・最多対局賞（74局） 
* 第19回（1991年度） 技能賞
* 第22回（1994年度） 技能賞
* 第33回（2005年度） 升田幸三賞特別賞　「森下システム」

=== 在籍クラス ===
{{main2|竜王戦と順位戦のクラス|将棋棋士の在籍クラス}}
{{将棋棋士年別在籍クラスA}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1984|JJ=43|j=C2|#=42|WLJ=5-5|RR=|r=|##=}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1985|JJ=44|j=C2|#=22|WLJ=6-4|RR=|r=|##=}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1986|JJ=45|j=C2|#=14|WLJ=8-2|RR=|r=##|##=( 棋戦創設前 )}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1987|JJ=46|j=C2|#=03|WLJ=7-3|RR=1|r=4|WLR=3-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1988|JJ=47|j=C2|#=05|WLJ=9-1|RR=2|r=4|WLR=5-0|w=1|RFT=3-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1989|JJ=48|j=C1|#=20|WLJ=8-2|RR=3|r=3|WLR=4-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1990|JJ=49|j=C1|#=03|WLJ=9-1|RR=4|r=3|WLR=4-0|w=1|RFT=5-0|CR=1}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1991|JJ=50|j=B2|#=19|WLJ=7-3|RR=5|r=1|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1992|JJ=51|j=B2|#=05|WLJ=9-1|RR=6|r=1|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1993|JJ=52|j=B1|#=11|WLJ=8-3|RR=7|r=1|WLR=3-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1994|JJ=53|j=A|#=10|WLJ=8-2|CJ=1|RR=8|r=1|WLR=3-1|RFT=1-1}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1995|JJ=54|j=A|#=01|WLJ=6-6|RR=9|r=1|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1996|JJ=55|j=A|#=02|WLJ=5-4|RR=10|r=1|WLR=3-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1997|JJ=56|j=A|#=03|WLJ=5-4|RR=11|r=1|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1998|JJ=57|j=A|#=04|WLJ=3-5|RR=12|r=1|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=1999|JJ=58|j=A|#=05|WLJ=5-4|RR=13|r=1|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2000|JJ=59|j=A|#=04|WLJ=4-5|RR=14|r=1|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2001|JJ=60|j=A|#=06|WLJ=5-4|RR=15|r=1|WLR=4-0|w=1|RFT=0-1}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2002|JJ=61|j=A|#=05|WLJ=2-7|RR=16|r=1|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2003|JJ=62|j=B1|#=02|WLJ=7-5|RR=17|r=1|WLR=3-1|RFT=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2004|JJ=63|j=B1|#=05|WLJ=9-3|RR=18|r=1|WLR=0-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2005|JJ=64|j=A|#=09|WLJ=3-6|RR=19|r=2|WLR=4-0|w=1|RFT=0-1}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2006|JJ=65|j=B1|#=02|WLJ=5-7|RR=20|r=1|WLR=0-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2007|JJ=66|j=B1|#=10|WLJ=5-7|RR=21|r=2|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2008|JJ=67|j=B1|#=10|WLJ=4-8|RR=22|r=2|WLR=3-1|RFT=0-1}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2009|JJ=68|j=B2|#=02|WLJ=6-4|RR=23|r=1|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2010|JJ=69|j=B2|#=07{{sup|x}}|WLJ=2-8|RR=24|r=1|WLR=0-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2011|JJ=70|j=B2|#=23*{{sup|+}}|WLJ=6-4|RR=25|r=2|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2012|JJ=71|j=B2|#=11|WLJ=5-5|RR=26|r=2|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2013|JJ=72|j=B2|#=10|WLJ=6-4|RR=27|r=2|WLR=0-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2014|JJ=73|j=B2|#=08|WLJ=3-7|RR=28|r=3|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2015|JJ=74|j=B2|#=20|WLJ=5-5|RR=29|r=3|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2016|JJ=75|j=B2|#=15{{sup|x}}|WLJ=1-9|RR=30|r=3|WLR=2-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2017|JJ=76|j=B2|#=25*{{sup|x}}|WLJ=3-7|RR=31|r=3|WLR=0-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2018|JJ=77|j=C1|#=01|WLJ=4-6|RR=32|r=4|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2019|JJ=78|j=C1|#=09{{sup|x}}|WLJ=3-7|RR=33|r=4|WLR=1-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2020|JJ=79|j=C1|#=33*|WLJ=4-6|RR=34|r=4|WLR=0-3}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2021|JJ=80|j=C1|#=27*{{sup|x}}|WLJ=2-8|RR=35|r=5|WLR=3-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2022|JJ=81|j=C2|#=02|WLJ=6-4|RR=36|r=5|WLR=0-3}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2023|JJ=82|j=C2|WLJ=5-5|#=17|RR=37|r=6|WLR=0-2}}
{{将棋棋士年別在籍クラス|Y=2024|JJ=83|j=C2|WLJ=|#=23|RR=38|r=6|WLR=}}
{{将棋棋士年別在籍クラスZ|note=}}

=== 年度別成績 ===
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="font-size:85%; text-align:center;"
|+ style="text-align:left; font-weight:normal; font-size:10.5pt;"|'''公式棋戦成績'''
|-
! 年度!! 対局数|| 勝数|| 負数|| 勝率|| {{small|(出典)}}
|-
!1983
| 19|| 13|| 6|| 0.6842|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1983_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1984
| 49|| 31|| 18|| 0.6327|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1984_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1985
| 53|| 30|| 23|| 0.5650|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1985_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1986
| 53|| 37|| 16|| 0.6981|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1986_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1987
| 59|| 44|| 15|| 0.7458|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1987_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1988
| 57|| 39|| 18|| 0.6842|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1988_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1989
| 69|| 51|| 18|| 0.7391|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1989_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1990
| 74|| 56|| 18|| 0.7568|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1990_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|- style="font-weight:bold; line-height:100%;"
! <small>1983-1990</small><br/>(小計)
| 365|| 291|| 74|| ||
|-
! 年度!! 対局数|| 勝数|| 負数|| 勝率|| {{small|(出典)}}
|-
!1991
| 78|| 54|| 23|| 0.7013|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1991_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1992
| 59|| 38|| 21|| 0.6441|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1992_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1993
| 47|| 27|| 20|| 0.5745|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1993_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1994
| 55|| 39|| 16|| 0.7091|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1994_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1995
| 46|| 26|| 20|| 0.5652|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1995_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1996
| 51|| 30|| 21|| 0.5882|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1996_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1997
| 44|| 25|| 19|| 0.5682|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1997_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1998
| 45|| 22|| 23|| 0.4889|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1998_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!1999
| 44|| 28|| 16|| 0.6364|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/1999_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2000
| 45|| 23|| 22|| 0.5111|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2000_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|- style="font-weight:bold; line-height:100%;"
! <small>1991-2000</small><br/>(小計)
| 514|| 312|| 202|| ||
|-
! 年度!! 対局数|| 勝数|| 負数|| 勝率|| {{small|(出典)}}
|-
!2001
| 37|| 19|| 18|| 0.5135|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2001_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2002
| 45|| 21|| 24|| 0.4667|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2002_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2003
| 38|| 21|| 17|| 0.5526|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2003_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2004
| 33|| 18|| 15|| 0.5455|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2004_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2005
| 46|| 30|| 16|| 0.6522|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2005_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2006
| 36|| 17|| 19|| 0.4722|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2006_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2007
| 35|| 17|| 18|| 0.4857|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2007_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2008
| 37|| 19|| 18|| 0.5135|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2008_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2009
| 36|| 17|| 19|| 0.4722|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2009_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2010
| 34|| 16|| 18|| 0.4706|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2010_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|- style="font-weight:bold; line-height:100%;"
! <small>2001-2010</small><br/>(小計)
| 377|| 195|| 182|| ||
|-
! 年度!! 対局数|| 勝数|| 負数|| 勝率 || {{small|(出典)}}
|-
!2011
| 34|| 18|| 16|| 0.5294|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2011_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2012
| 28|| 14|| 14|| 0.5000|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2012_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2013
| 31|| 18|| 13|| 0.5806|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2013_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2014
| 37|| 15|| 22|| 0.4054|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2014_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2015
| 33|| 16|| 17|| 0.4848|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2015_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2016
| 28|| 9|| 19|| 0.3214|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2016_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2017
| 29|| 11|| 18|| 0.3793|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2017_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2018
| 33|| 18|| 15|| 0.5455|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2018_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2019
| 29|| 11|| 18|| 0.3793|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2019_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2020
| 35|| 19|| 16|| 0.5429|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2020_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|- style="font-weight:bold; line-height:100%;"
! <small>2011-2020</small><br/>(小計)
| 317|| 149|| 168|| ||
|-
! 年度!! 対局数|| 勝数|| 負数|| 勝率 || {{small|(出典)}}
|-
!2021
| 28|| 6|| 12|| 0.2143|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2021_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2022
| 29|| 15|| 14|| 0.5172|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2022_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!2023
| 28|| 10|| 18|| 0.3571|| <ref>[https://www.shogi.or.jp/game/record/archives/2023_result.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|- style="font-weight:bold; line-height:100%;"
! <small>2021-2023</small><br/>(小計)
| 85|| 31|| 54|| ||
|- style="font-weight:bold; height:3em;"
!通算
! 1726|| 988|| 737|| 0.5727|| <ref>[https://web.archive.org/web/20240401000000/https://www.shogi.or.jp/game/record/all.html]{{Bare URL inline|date=2024年8月}}</ref>
|-
!colspan="6"|2023年度まで<!-- 年間成績が確定する年度末に原則更新 -->
|}

=== その他表彰 ===
* 2000年{{0}}9月22日：通算600勝（[[将棋栄誉賞]]、史上22人目）<ref>{{cite |和書 |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/6047388/1/94 |title=近代将棋 |volume=2000年12月号 |page=187 |publisher=近代将棋 / 国立国会図書館デジタルコレクション}}</ref>
* 2010年{{0}}8月19日：通算800勝（[[将棋栄誉敢闘賞]]、史上14人目、800勝502敗1持将棋、勝率0.614）<ref>{{Cite web |title=森下 卓九段、800勝（将棋栄誉敢闘賞）を達成！｜将棋ニュース｜日本将棋連盟 |url=https://www.shogi.or.jp/news/2010/08/_800.html |website=www.shogi.or.jp |access-date=2024-08-11 |language=ja}}</ref>

== 主な著書 ==
* 将棋基本戦法　居飛車編（1997年9月、[[日本将棋連盟]]、ISBN 4-8197-0336-6）
* 8五飛を指してみる本（2001年11月、[[河出書房新社]]、ISBN 4-309-73131-7）
* 森下の対振り飛車熱戦譜（2002年11月、[[毎日コミュニケーションズ]]、ISBN 4-8399-0594-0）
* なんでも中飛車（2003年9月、[[創元社]]、ISBN 4-422-75101-8）

== 出演 ==
=== テレビドラマ ===
* [[盤上のアルファ#テレビドラマ|盤上のアルファ〜約束の将棋〜]] 第3回（2019年2月17日、[[NHK BSプレミアム]]） - 水上九段 役

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[将棋棋士一覧]]
* [[棋戦 (将棋)]]

== 外部リンク ==
* {{棋士番号|161|森下卓}}

{{日本将棋連盟所属棋士}}
{{将棋竜王戦}}
{{将棋順位戦}}
{{Navboxes
|title=一般棋戦優勝 8回
|titlestyle=background-color:#88CCEE
|list1=
{{将棋日本シリーズ|優勝 2回}}
{{朝日オープン将棋選手権|1|優勝 1回}}
{{オールスター勝ち抜き戦|5連勝以上 3回}}
{{天王戦|優勝 1回}}
{{新人王戦|優勝 1回}}
}}
{{Navboxes
|title=将棋大賞
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</span>
{{将棋大賞新人賞|1回}}
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{{升田幸三賞|特別賞 1回}}
}}
{{将棋電王戦}}

{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:もりした たく}}
[[Category:将棋棋士]]
[[Category:北九州市特命大使|文もりした たく]]
[[Category:北九州市出身の人物]]
[[Category:1966年生]]
[[Category:存命人物]]