木ノ脇道元
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木ノ脇 道元(きのわき どうげん、1969年 - )は、日本のフルート奏者、作曲家。東京芸術大学音楽学部中退。フルートを武田又彦、金昌国、細川順三、ピエール=イヴ・アルトーに師事。アンサンブル・ノマド、アンサンブル・コンテンポラリーα、といぼっくす、Nozzlesメンバー、ムラマツレッスンセンター、東京藝術大学講師、山梨学院大学附属小学校特別講師。その他独奏、室内楽を通じて、特に近現代[1]の音楽を中心に活動。大野和士、十束尚宏、秋山和慶、岩城宏之、小松一彦等と共演。自作・同世代作家の作曲作品を中心にフルートの表現範囲に収まらない活動を展開している[2]。
活動歴
[編集]- 1992年 - 秋吉台国際20世紀音楽セミナー&フェスティバルにて招待演奏。
- 1994年 - ダルムシュタット現代音楽祭に参加、川島素晴の作品《Manic Psychosis》を演奏し、奨学生賞を受賞。
- 1994年 - ピアニストの大井浩明とのデュオで、東京現代音楽祭室内楽コンクール(競楽)で第1位となる。
- 1995年 - 同世代の作曲家への委嘱作品のみのコンサートを開催。
- 1997年 - 第8回出光音楽賞、アリオン音楽賞奨励賞受賞。
- 1999年 - シリーズ「B→C[3]」に参加、作曲家福井とも子との共同作業によるソロコンサートを行なう。
- 1999年7月 - 「東京の夏」音楽祭で、作曲家川島素晴を助演するソロコンサートを行ない、11月には「毎日ゾリステン」で「独演」という形で即興演奏を交えた演奏会を行った。
- 2002年 - 春にアルバム『Blower』(ジパンゴ)をリリース。
- 2004年 - 2枚目のアルバム『不在の花』(ジパンゴ)をリリース。
ディスコグラフィー
[編集]- 「blower」(ジパングプロダクツ)
- 「不在の花」(ジパングプロダクツ)
- 「Mah Vairöcana」制作-Vairöcana(中川統雄) (ジパングプロダクツ)
- 「Death mask」制作-Vairöcana(中川統雄)(ぬらりひょんレコード[4])
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “ザ・フルート VOL.143”. www.alsoj.net. 2024年4月18日閲覧。
- ^ 加藤訓子プロデュース MUSIC DAY IN KANAGAWA. “日・韓・独共同プロジェクト「イリャン・チャンの肖像」”. www.kanagawa-ongakudo.com. 公益財団法人神奈川芸術文化財団. 2024年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月18日閲覧。
- ^ 東京オペラシティ財団. “B→C”. www.operacity.jp. 2024年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月20日閲覧。
- ^ パイパーズ. “343号_3”. pipers.co.jp. (株)杉原書店. 2024年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月18日閲覧。