春の祭典 (アルバム)
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『春の祭典』 | ||||
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ヒューバート・ロウズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年6月 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | CTIレコード | |||
プロデュース | クリード・テイラー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ヒューバート・ロウズ アルバム 年表 | ||||
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『春の祭典』(原題:The Rite of Spring)は、アメリカ合衆国のジャズ・フルート奏者、ヒューバート・ロウズが1971年に録音・発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]全曲ともクラシック音楽の翻案である[2]。Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「大胆ではあるが、最終的には失敗に終わった実験」と評している[2]。一方、ジョン・L・ウォルターズは2002年、『ガーディアン』紙において、本作をCTIレコードのオーケストラル・ジャズ路線を代表する作品の一つとして挙げ「ロン・カーターやジャック・ディジョネットによる優れた演奏、ルディ・ヴァン・ゲルダーによる音作りもあって、欠点もあるが楽しめる作品となっている」と評している[3]。
収録曲
[編集]- パヴァーヌ - "Pavane" (Gabriel Urbain Fauré) - 7:42
- 春の祭典 - "The Rite of Spring" (Igor Stravinsky) - 9:01
- パンの笛 - "Syrinx" (Claude Debussy) - 3:34
- ブランデンブルク協奏曲 第3番 第1楽章 - "Brandenburg Concerto #3 (First Movement)" (Johann Sebastian Bach) - 6:01
- ブランデンブルク協奏曲 第3番 第2楽章- "Brandenburg Concerto #3 (Second Movement)" (J. S. Bach) - 4:29
参加ミュージシャン
[編集]- ヒューバート・ロウズ - フルート
- ジーン・バートンシーニ - ギター
- スチュアート・シャーフ - ギター(on #4, #5)
- ボブ・ジェームス - ピアノ、エレクトリックピアノ、ハープシコード
- ロン・カーター - ベース
- ジャック・ディジョネット - ドラムス
- アイアート・モレイラ - パーカッション
- デイヴ・フリードマン - パーカッション、ヴィブラフォン
- ウォリー・ケイン - バスーン
- ジェーン・テイラー - バスーン(on #4, #5)
- ドン・セベスキー - アレンジ、指揮
脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b Jurek, Thom. “Hubert Laws - The Rite of Spring Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年6月18日閲覧。
- ^ Walters, John L (2002年3月7日). “The kings of crossover”. The Guardian. Guardian News and Media. 2023年6月18日閲覧。