春の祭典 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春の祭典
ヒューバート・ロウズスタジオ・アルバム
リリース
録音 1971年6月 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル CTIレコード
プロデュース クリード・テイラー
専門評論家によるレビュー
ヒューバート・ロウズ アルバム 年表
アフロ・クラシック
(1970年)
春の祭典
(1971年)
ワイルド・フラワー
(1972年)
テンプレートを表示

春の祭典』(原題:The Rite of Spring)は、アメリカ合衆国ジャズフルート奏者、ヒューバート・ロウズ1971年に録音・発表したスタジオ・アルバム

解説[編集]

全曲ともクラシック音楽の翻案である[2]。Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「大胆ではあるが、最終的には失敗に終わった実験」と評している[2]。一方、ジョン・L・ウォルターズは2002年、『ガーディアン』紙において、本作をCTIレコードのオーケストラル・ジャズ路線を代表する作品の一つとして挙げ「ロン・カータージャック・ディジョネットによる優れた演奏、ルディ・ヴァン・ゲルダーによる音作りもあって、欠点もあるが楽しめる作品となっている」と評している[3]

収録曲[編集]

  1. パヴァーヌ - "Pavane" (Gabriel Urbain Fauré) - 7:42
  2. 春の祭典 - "The Rite of Spring" (Igor Stravinsky) - 9:01
  3. パンの笛 - "Syrinx" (Claude Debussy) - 3:34
  4. ブランデンブルク協奏曲 第3番 第1楽章 - "Brandenburg Concerto #3 (First Movement)" (Johann Sebastian Bach) - 6:01
  5. ブランデンブルク協奏曲 第3番 第2楽章- "Brandenburg Concerto #3 (Second Movement)" (J. S. Bach) - 4:29

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Jurek, Thom. “Hubert Laws - The Rite of Spring Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年6月18日閲覧。
  3. ^ Walters, John L (2002年3月7日). “The kings of crossover”. The Guardian. Guardian News and Media. 2023年6月18日閲覧。

外部リンク[編集]