才田駅

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才田駅
駅跡に残るホーム(2008年5月)
(右側の空き地が廃線跡。手前が下鴨生方)
さいだ
Saida
漆生 (1.5 km)
(2.8 km) 下山田
地図左は沖出古墳
所在地 福岡県嘉穂郡稲築町才田
北緯33度34分46.2秒 東経130度43分44秒 / 北緯33.579500度 東経130.72889度 / 33.579500; 130.72889座標: 北緯33度34分46.2秒 東経130度43分44秒 / 北緯33.579500度 東経130.72889度 / 33.579500; 130.72889
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 漆生線
キロ程 5.1 km(下鴨生起点)
電報略号 サタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1966年昭和41年)3月10日[1]
廃止年月日 1986年(昭和61年)4月1日[1]
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才田駅(さいだえき)は、かつて福岡県嘉穂郡稲築町(現在の嘉麻市)才田に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)漆生線である。

漆生線が油須原線構想に基づいて延伸された際に新設された、ただひとつの駅である。漆生線の廃止に伴い、1986年昭和61年)4月1日廃駅となった。漆生線は1つ手前の漆生で上り方面へ折り返す列車が多いダイヤが組まれており、当駅を含む延伸区間に運転される列車は元より少なく、廃駅直前は上下とも3本ずつのみの停車であった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、駅舎はなくホームと待合所のみが設置された無人駅であった。

駅周辺[編集]

稲築町の南端部に当たり、周囲には田園地帯が広がっていた。

遺構[編集]

ホームの一部と待合所の屋根が残っている。当駅より漆生側の線路跡は道路となっているが、当駅および当駅から下山田側では線路跡とは別の位置に道路が敷設されており、路盤が残ったままである。

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
漆生線
漆生駅 - 才田駅 - (嘉穂信号場) - 下山田駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、802頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「通報 ●漆生線漆生・下山田間及び上山田線上山田・豊前川崎間の開業について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1966年2月24日、2-3面。

関連項目[編集]