コンテンツにスキップ

忠類村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちゅうるいむら
忠類村
忠類ナウマン象記念館

忠類村旗

忠類村章
廃止日 2006年2月6日
廃止理由 編入合併
忠類村幕別町
現在の自治体 幕別町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 十勝支庁
広尾郡
市町村コード 01640-3
面積 137.54 km2
(境界未定部分あり)
総人口 1,854
(住民基本台帳、2005年12月末)
隣接自治体 更別村大樹町幕別町豊頃町
村の木 シラカバ
村の花 シバザクラ
忠類村役場
所在地 089-1795
北海道広尾郡忠類村字忠類439-1
座標 北緯42度34分03秒 東経143度18分39秒 / 北緯42.56739度 東経143.31097度 / 42.56739; 143.31097座標: 北緯42度34分03秒 東経143度18分39秒 / 北緯42.56739度 東経143.31097度 / 42.56739; 143.31097
忠類村の道内位置
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

忠類村(ちゅうるいむら)は、北海道十勝支庁南部にあった村。

1949年に、大樹村から分村し、成立した。その後、2006年2月6日に隣接する幕別町編入合併。幕別町の一部となった。

村名の由来は、アイヌ語の「チウルイciwruy」(急流の意)より。1969年ナウマン象の個体ほぼすべての化石が発掘され[1]、日本で初めて全身骨格の復元に成功したことから、ナウマン象が村のシンボルとなっていた[2]

地理

[編集]

十勝支庁の南部に位置。村面積の大半は平地。

  • 山:チョマナイ山
  • 河川:当縁川
  • 湖沼:

隣接していた自治体

[編集]

歴史

[編集]

行政

[編集]

歴代村長

[編集]

[3]

氏名 就任日 退任日 備考
遠藤清作 1949年(昭和24年)9月10日 1953年(昭和28年)9月9日 1期
2 寺田真一 1953年(昭和28年)9月10日 1954年(昭和29年)9月30日 1期・途中辞任
3 伏見實 1954年(昭和29年)11月18日 1956年(昭和31年)5月9日 1期・在任中死去
4 門崎国雄 1956年(昭和31年)6月24日 1972年(昭和47年)6月23日 4期
5 白木敏夫 1972年(昭和47年)6月24日 1987年(昭和62年)6月23日 4期・途中辞任
6 藤谷清 1987年(昭和62年)7月19日 1990年(平成2年)4月6日 1期・在任中死去
7 吉田一弘 1990年(平成2年)5月20日 1994年(平成6年)5月19日 1期
8 二川邦男 1994年(平成6年)5月20日 2002年(平成14年)5月19日 2期
9 遠藤清一 2002年(平成14年)5月20日 2006年(平成18年)2月5日 1期

経済

[編集]

基幹産業は農業(畑作)。特産品はゆり根。

姉妹都市・提携都市

[編集]

教育

[編集]
  • 小学校
    • 忠類
  • 中学校
    • 忠類

かつて、明和、西当縁に小学校が存在し、中当縁に小中学校が存在したが現在は廃校。

交通

[編集]

空港

[編集]

鉄道・バス

[編集]

かつては広尾線が通っており忠類駅があったが1987年に廃止され、十勝バスが代替バスを運行。

道路

[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集]

観光

[編集]
忠類ナウマン像記念館

祭り

[編集]
  • ふるさと盆踊り大会(8月中旬開催)

出身有名人

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 山崎晴雄、久保純子『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』講談社、2017年、59頁。ISBN 978-4-06-502000-5 
  2. ^ ナウマン象のまち - 幕別町観光物産協会
  3. ^ 歴代役職者・歴代議会事務局” (PDF). 忠類村議会のあゆみ. 幕別町議会 (2007年). 2019年6月11日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  1. ^ 北海道博物館 プレスリリース(研究成果情報), 2015.07.31, 道内最古のヤベオオツノジカ化石を確認