山田進太郎

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やまだ しんたろう

山田 進太郎
生誕 (1977-09-21) 1977年9月21日(46歳)
日本の旗 日本 愛知県
出身校 早稲田大学教育学部
職業 実業家
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山田 進太郎(やまだ しんたろう、1977年9月21日 - )は、日本起業家実業家投資家メルカリ創業者[1]、同代表取締役CEO(社長)[2]。2021年7月より山田進太郎D&I財団の設立者兼代表理事。

フォーブス誌によると、2019年3月時点の総資産は1440億円で、日本長者番付33位。2022年版「長者番付」[3]では8位にランクインしている。

経歴[編集]

愛知県瀬戸市出身[4]東海中学校・高等学校を経て[5]早稲田大学教育学部卒業[6]。大学在学中に楽天でインターンし、楽天オークションの立上げ等を経験。早稲田リンクス代表歴任[7]

2001年8月 - ウノウ設立。その後、ウノウのサービスとして新作映画情報サイト「映画生活」(ぴあに譲渡)、写真共有サービス「フォト蔵」などの企画・開発・運営に関わる。2009年にウノウはソーシャルゲームに参入し、「まちつく!」をはじめとして複数のヒットタイトルをリリース[7][独自研究?]。2010年8月3日、ウノウ株式を米ジンガに譲渡。2012年1月、ジンガを退職。

2013年2月 - 半年間の世界一周の旅を経て、東京都港区六本木において、資本金20百万円で株式会社コウゾウ(後に株式会社メルカリに社名変更)を設立。

2013年7月 - CtoCマーケットプレイス「メルカリ」サービス提供開始。[8]

2013年11月 - 株式会社メルカリに社名変更 2017年12月20日 - メルカリの累計ダウンロード数が1億件超えを発表[9]

2017年4月14日 - メルカリの社長を退き、会長となる。(代表取締役CEOは継続)

2018年6月19日 - メルカリが東京証券取引所マザーズに新規上場、終値ベースの時価総額は約7172億円[10][11]

2019年9月27日 - メルカリの社長に復帰することを発表。

2021年7月 - ダイバーシティ&インクルージョンを推進するための「山田進太郎D&I財団」設立。理系女性向けの奨学金プログラムを発表。さらに総額30億円を山田氏が当財団に寄贈し、D&I推進のための取り組みを行っていくことを発表。

脚注[編集]

  1. ^ メルカリ「アマゾン目標」 決済サービス、外部と連携”. 47NEWS (2018年6月19日). 2018年6月19日閲覧。
  2. ^ メルカリ 企業情報”. メルカリ. 2018年6月19日閲覧。
  3. ^ 最新“長者番付”トップ100 1位・孫氏4.9兆円、2位・柳井氏2.4兆円”. moneypost (2021年12月26日). 2022年2月24日閲覧。
  4. ^ メルカリCEOはテック界の野茂英雄になれるか”. NHK NEWS WEB (2018年6月19日). 2016年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月19日閲覧。
  5. ^ メルカリ山田氏「誰もが憧れるテック企業に」”. 日経ビジネスオンライン (2017年11月27日). 2018年6月19日閲覧。
  6. ^ メルカリ創業者・山田進太郎「自分が経営者になるとは、まったく思っていませんでした」”. 日刊SPA! (2016年5月11日). 2018年6月19日閲覧。
  7. ^ a b メルカリ”. 2017年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月閲覧。
  8. ^ 山田進太郎の道しるべ | 株式会社メルカリ”. 私の道しるべ | 未来の日本へ リーダーたちのメッセージ. 2022年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月6日閲覧。
  9. ^ メルカリ、累計ダウンロード数1億超え”. 日本経済新聞 (2018年6月19日). 2018年6月19日閲覧。
  10. ^ メルカリ上場、時価総額7172億円に--山田会長「テックカンパニーとして世界目指す」”. CNET Japan (2018年6月19日). 2018年6月19日閲覧。
  11. ^ フリマアプリを全世界に――時価総額7000億円、メルカリの「次なる野望」”. ITmedia ビジネスオンライン (2018年6月19日). 2018年6月19日閲覧。

出典[編集]

外部リンク[編集]