山本輝之
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山本 輝之(やまもと てるゆき、1954年2月21日 - )は、日本の法学者。専門は刑法。名古屋大学法科大学院教授、明治学院大学法学部教授を経て、成城大学法学部教授、学校法人成城学園理事[1]。
人物
[編集]上智大学では町野朔の指導を受ける。現在は主に、違法論、医療と刑法、没収・追徴について研究している。2016年には厚生労働省の相模原障害者施設殺傷事件検証チームで座長を務め、北里大学東病院や相模原市の犯人への支援が不十分だったとの答申をとりまとめた[2]。
学歴
[編集]来歴
[編集]- 1983年上智大学法学部法律学科助手[3]
- 1984年帝京大学法学部講師[3]
- 1985年帝京大学法学部専任講師[3]
- 1991年帝京大学法学部助教授
- 2003年名古屋大学大学院法学研究科教授[3]
- 2004年名古屋大学大学院法学研究科研究科実務法曹養成専攻教授[3]
- 2007年明治学院大学法学部法律学科教授[3]
- 2011年成城大学法学部教授
社会的活動
[編集]著書
[編集]共編著
[編集]- 内田文昭・山本輝之編著『みぢかな刑法総論』(不磨書房、2004年)
- 町野朔・丸山雅夫・山本輝之編著『ロースクール 刑法総論』(信山社、2004年)
- 町野朔・丸山雅夫・山本輝之編著『ロースクール 刑法各論』(信山社、2004年)
- 町野朔・中谷陽二・山本輝之編著『触法精神障害者の処遇』(信山社、増補版、2006年)
- 内田文昭・福山道義・林美月子・山火正則・吉田敏雄・山本輝之編著『二訂 刑法判例大系 各論』(八千代出版、2006年)
- 町野朔・丸山雅夫・山本輝之編著『プロセス演習 刑法』(信山社、2009年)
- 中谷陽二・丸山雅夫・山本輝之編著『精神科医療と法』(弘文堂、2008年)
- 町野朔・長井圓・山本輝之編著『臓器移植法改正の論点』(信山社、2004年)
共著
[編集]- 山本輝之・島伸一・只木誠・高山佳奈子・大島良子共著『たのしい刑法』(弘文堂、第2版、2008年)
- 町野朔・西村秀二・山本輝之・秋葉悦子・丸山雅夫・安村勉・清水一成・臼木豊共著『安楽死・尊厳死・終末医療―資料・生命倫理と法II』(信山社、1997年)
- 町野朔・山本輝之・山口厚・林幹人・林美月子・臼木豊・今井猛嘉・清水一成・丸山雅夫・安村勉他8名共著『現代社会における没収・追徴』(信山社、1996年)
論文
[編集]- 「クローン技術、ヒト胚に関する規制のあり方」名古屋大学法政論集206号(2005年)
- 「文書偽造罪(上)」法学教室301号(2005年)
- 「文書偽造罪(下)」法学教室302号(2005年)
- 「『強制』処遇をめぐって―移送手続とその問題点」こころの科学132号(2007年)
- 「処遇の申立てと審判手続」 司法精神医学第5巻司法精神医療(中山書店、2006年)
- 「正当防衛における防衛の意思」刑法の争点(2007年)
- 「背任罪における事務処理者の意義」刑法の争点(2007年)
- 「心神喪失者等医療観察法における強制処遇の正当化根拠と『医療の必要性』について-最高裁平成19年7月25日決定を契機として」中谷・丸山・山本・五十嵐・柑本編精神科医療と法(弘文堂、2008年)
判例解説
[編集]脚注
[編集]- ^ 学校法人成城学園役員・評議員(2021年4月1日現在)成城学園
- ^ 「退院後の支援「不十分」 相模原殺傷で厚労省チーム 」日本経済新聞2016/9/14
- ^ a b c d e f g h 専任教員紹介 教授 山本 輝之( Teruyuki Yamamoto ) メール: 担当科目: 刑法Ⅰ、刑法Ⅱ、医事法成城大学