小池美佐子
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小池 美佐子(こいけ みさこ、1939年2月27日- )は、日本のアメリカ文学者、翻訳家。元お茶の水女子大学教授。
略歴
[編集]東京生まれ。1961年お茶の水女子大英文科卒、東京大学大学院英文学修士課程修了。相模女子大学助教授、日本女子大学教授をへてお茶の水女子大学教授[1]。2003年定年。
アメリカ演劇を専攻する。フェミニズム系のものが多くリリアン・ヘルマンを主として翻訳する。
著書
[編集]- 『NY発演劇リポート アメリカ市民社会と多文化主義』(慶應義塾大学出版会) 2002
共編著
[編集]- 『現代アメリカ文学の女性像』(原恵理子、勁草書房) 1985
翻訳
[編集]- 『ターニング・ポイント』(アーサー・ローレンツ、サンリオ) 1978
- 『眠れない時代』(リリアン・ヘルマン、サンリオ) 1979、のち文庫、のちちくま文庫
- 『子供の時間』(リリアン・ヘルマン、新水社、英米秀作戯曲シリーズ)1980
- 『女の千年王国』(ヴァージニア・キッド、サンリオSF文庫) 1980
- 『メイビー・青春の肖像』(リリアン・ヘルマン、新書館) 1982
- 『日々の祈りの書』(ジョーン・ディディオン、サンリオ) 1983
- 『ハリウッドの反逆』(エリック・ベントリー、影書房) 1985
- 『夜の言葉』(アーシュラ・K・ル=グウィン、山田和子, 千葉薫, 青木由紀子, 室住信子, 深町眞理子共訳、サンリオSF文庫) 1985、のち岩波現代文庫
- 『スキャンダルの祝祭』(ポーリーン・ケール、新書館) 1987
- 『シングル・ファーザー 子育てをする父親たち』(K・ローゼンソール, H・ケシェット、大場昌子共訳、人文書院) 1988
- 『世界の合言葉は森』(アーシュラ・K・ル=グウィン、小尾芙佐共訳、早川文庫) 1990
- 『暗号名はメアリ ナチス時代のウィーン』(ミュリエル・ガーディナー、四条順子共訳、晶文社) 1994
- 『一緒に食事を 回想とレシピと』(リリアン・ヘルマン, ピーター・フィーブルマン、影書房) 1997
- 『心で犯す罪』(ベス・ヘンリー、本の友社) 2000
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』