小手指村
表示
こてさしむら 小手指村 | |
---|---|
廃止日 | 1943年(昭和18年)4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 所沢町、小手指村、富岡村、吾妻村、松井村、山口村→所沢町 |
現在の自治体 | 所沢市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 埼玉県 |
郡 | 入間郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 入間郡所沢町、吾妻村、山口村、三ヶ島村、富岡村 |
小手指村役場 | |
所在地 | 埼玉県入間郡小手指村 |
座標 | 北緯35度47分18秒 東経139度25分36秒 / 北緯35.78836度 東経139.42672度座標: 北緯35度47分18秒 東経139度25分36秒 / 北緯35.78836度 東経139.42672度 |
ウィキプロジェクト |
小手指村(こてさしむら)は、埼玉県入間郡にあった村。現在の所沢市西部にあたる。
大正時代に池袋と飯能をむすぶ武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)が開通し、村内東端に小手指駅(現在の西所沢駅)が開業した。
1943年(昭和18年)に所沢町・山口村・富岡村・吾妻村・松井村と合併し、改めて所沢町となり消滅した。
村名の由来
[編集]日本武尊の東征伝説で、北野村の北野天神社で戦勝祈願をし、篭手をかざしたという伝承より。以来この一帯が小手指原(こてさしがはら)と呼ばれ、鎌倉時代から南北朝時代には新田義貞と鎌倉幕府との戦い(分倍河原の戦い)、足利尊氏と新田義宗との戦い(武蔵野合戦)と2度にわたる小手指原の戦いがあり、さらに北条時行と足利直義との戦い(中先代の乱)により、3度戦場になっている。
地理
[編集]現在の所沢市上新井・北野・西所沢・けやき台・緑町・松葉町・榎町・青葉台・向陽町・小手指町・小手指元町・小手指南・北野新町・北野南・泉町・弥生町・美原町・花園・北所沢町が、ほぼ旧村域にあたる。
鉄道
[編集](1943年の合併消滅時)
隣接していた自治体
[編集](括弧内は現在の自治体)
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、上新井村、北野村が合併し、小手指村となる。10月22日、小手指村立小手指尋常小学校を開校。
- 1915年(大正4年)4月15日 - 武蔵野鉄道武蔵野線(現西武池袋線)開通。小手指駅(現在の西所沢駅)開業。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 所沢町・山口村・富岡村・吾妻村・松井村と合併し、改めて所沢町となり消滅。