宿院頓宮
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宿院頓宮 | |
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所在地 | 大阪府堺市堺区宿院町東2丁1-6 |
位置 | 北緯34度34分29.1秒 東経135度28分22.2秒 / 北緯34.574750度 東経135.472833度座標: 北緯34度34分29.1秒 東経135度28分22.2秒 / 北緯34.574750度 東経135.472833度 |
主祭神 |
住吉大神 大鳥井瀬大神 |
例祭 | 7月31日、8月1日 |
宿院頓宮(しゅくいんとんぐう)は、大阪府堺市堺区にある頓宮・神社である。
由緒
[編集]住吉大社の御旅所として設置され(年代不詳)、住吉の「宿居」から転じて「宿院」と呼ばれるようになったと言われる。古くから夏の大祓日に住吉大社から神輿を迎え、境内西側にある飯匙堀で「荒和大祓神事」が行われてきた。
明治以降は大鳥大社からも神輿の渡御が行われるようになり、国境の町「堺」を象徴する、摂津国和泉国両一宮の頓宮となった。現在は、7月31日に大鳥大社から、8月1日に住吉大社から神輿の渡御が行われている。
神社としては、大正期に境内へ遷座された「波除住吉神社」と「大鳥井瀬神社」の2社がある。堺大空襲による焼失以前は2社殿が並んでいたが、以降は一社殿にて合わせ祀られている。
祭神
[編集]- 住吉大神(底筒男命・中筒男命・表筒男命、息長足姫命)
- 大鳥井瀬大神(弟橘媛命)
歴史
[編集]- 年代不詳、住吉大社の御旅所となる。
- 706年(慶雲3年)、大鳥井瀬神社創建。
- 1816年(文化13年)、波除住吉神社創建(1841年(天保12年)の勧請とする説もある)。
- 1860年(万延元年)、波除住吉神社を旧堺港小波止へ遷座。
- 1875年(明治8年)、大鳥大社の御旅所となる。
- 1878年(明治11年)、大鳥井瀬神社を大鳥大社境内へ遷座。
- 1921年(大正10年)、波除住吉神社を宿院頓宮境内へ遷座。
- 1922年(大正11年)、大鳥井瀬神社を宿院頓宮境内へ遷座。
- 1945年(昭和20年)、堺大空襲により社殿焼失。
- 1949年(昭和24年)、社殿再建。
祭事
[編集]- 歳旦祭 - 1月1日
- 桜祭り - 4月上旬
- 大鳥大社渡御祭 - 7月31日
- 住吉大社渡御祭・荒和大祓神事 - 8月1日
- 除夜祭 - 12月31日
境内
[編集]2016年に改修が行われた飯匙堀
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ 参考