太田良子
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太田 良子(おおた りょうこ、1939年(昭和14年)2月27日 - )は、日本の英米文学者、翻訳家、東洋英和女学院大学名誉教授。 東京生まれ。東京女子大学文学部英米文学科卒。1971 - 1975年ロンドン在住。1979年東京女子大学大学院修士課程修了。修士論文はヘンリー・ジェイムズ。1981年、東洋英和女学院短期大学英文科助教授。1994 - 1995年ケンブリッジ大学訪問研究員。1998年東洋英和女学院大学国際社会学部教授、2009年定年退任、名誉教授。エリザベス・ボウエンの作品を多く翻訳している。
著作
[編集]翻訳
[編集]- 『余計者の女たち ギッシング選集』(ジョージ・ギッシング、秀文インターナショナル) 1988
- 『渦』(ジョージ・ギッシング、国書刊行会、ヒロインの時代) 1989
- 『ワイズ・チルドレン』(アンジェラ・カーター、早川書房、夢の文学館) 1995、のちハヤカワ文庫 2001
- 『黒服』(ジョン・ハーヴェイ、研究社出版) 1997
- 『コレリ大尉のマンドリン』(ルイ・ド・ベルニエール、東京創元社、海外文学セレクション) 2001
エリザベス・ボウエン
[編集]- 『あの薔薇を見てよ ボウエン・ミステリー短編集』(エリザベス・ボウエン、ミネルヴァ書房、inerva世界文学選) 2004
- 『幸せな秋の野原 ボウエン・ミステリー短編集』(ボウエン、ミネルヴァ書房、Minerva世界文学選 )2005
- 『エヴァ・トラウト』(ボウエン、国書刊行会、ボウエン・コレクション ) 2008
- 『リトル・ガールズ』(ボウエン、国書刊行会) 2008
- 『愛の世界』(ボウエン、国書刊行会) 2009
- 『ボウエン幻想短篇集』(ボウエン、国書刊行会) 2012
- 『パリの家』(ボウエン、晶文社) 2014
- 『日ざかり』(ボウエン、晶文社) 2015
- 『心の死』(ボウエン、晶文社) 2015
- 『最後の九月』(ボウエン、而立書房) 2016
- 『ホテル』(ボウエン、国書刊行会、ボウエン・コレクション 第2期) 2021
- 『友達と親戚』(ボウエン、国書刊行会) 2021
- 『北へ』(ボウエン、国書刊行会) 2021
参考
[編集]- [ISBN 978-4-336-04986-5]
- 『文藝年鑑』2010