合渡村

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ごうどむら
合渡村
廃止日 1959年4月1日
廃止理由 編入
合渡村岐阜市
現在の自治体 岐阜市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
本巣郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 4.90 km2.
総人口 2,840
(1956年)
隣接自治体 岐阜市本巣郡北方町穂積町
合渡村役場
所在地 岐阜県稲葉郡合渡村寺田字一町田76-1
座標 北緯35度25分02秒 東経136度42分22秒 / 北緯35.41728度 東経136.70603度 / 35.41728; 136.70603座標: 北緯35度25分02秒 東経136度42分22秒 / 北緯35.41728度 東経136.70603度 / 35.41728; 136.70603
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合渡村(ごうどむら)はかつて岐阜県本巣郡に存在したである。

現在の岐阜市西部に該当し、長良川伊自良川の西岸である。現在の地名では、河渡、西河渡、曽我屋、寺田、一日市場などである。

中山道河渡宿を中心とした村であるが、河渡宿は戦災や長良川の堤防建設のため一部が取り壊され、現在は宿場の面影はほとんど無い。

歴史[編集]

  • 江戸時代、この地域は美濃国方県郡に属していた。江戸時代後期は天領旗本津田氏領であった。
  • 1897年(明治30年)4月1日[1] - 方県郡が分割され、この地域は本巣郡となる。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 河渡村寺田村曽我屋村一日市場村が合併して合渡村となる。
  • 1953年昭和28年) - 合併問題で、岐阜市との合併派、本巣郡穂積町との合併派、北方町との合併派、生津村との合併派で村内が対立する。
  • 1954年(昭和29年)4月11日 - 合併先に関して住民投票が行われ、岐阜市への編入が決定する。しかし、村議会はその結果を考慮せず、合併問題を先延ばしとする。
  • 1957年(昭和32年) - 岐阜県知事より、合併問題の対する勧告がだされ、岐阜市への編入が決定する。
  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 合渡村が岐阜市に編入され、合渡村は消滅する。

学校[編集]

旧跡・観光など[編集]

その他[編集]

  • 長良川にかかる河渡橋は4代目になる。初代 - 3代目は「合渡橋」と呼ばれ、合渡村に由来する。

脚注[編集]

  1. ^ 揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁

関連項目[編集]