千葉皓史
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千葉 皓史(ちば こうじ、1947年(昭和22年) - )は、俳人、篆刻家、デザイナー。俳号は同じ字で読みは「こうし」。
来歴
[編集]1978年「泉」に入会、俳句を石田勝彦、綾部仁喜に師事。1985年泉賞受賞。1989年、大木あまり、長谷川櫂とともに「夏至」創刊に参加。1991年第一句集『郊外』により第15回俳人協会新人賞を受賞。2024年第二句集『家族』により第63回俳人協会賞を受賞。代表句に「裸子がわれの裸をよろこべり」など。「泉」「夏至」同人を経て現在は結社無所属。俳人協会会員。
また篆刻を菅原石廬に学び、日展篆刻部入選、読売書法展篆刻部秀逸などを受けている。
1987年、和文具・和雑貨のブランド「GENRO (ゲンロ)」を創業、以後オーナー兼デザイナーとして活動。ラバースタンプ「四季の印」がヒットし、2005年には杉並区上井草の社屋一階に自社商品を置いたカフェ「茶・いぐさ」を開店。2008年に「genro & cafe」に改称し現在は息子が経営を続けている。同店は2005年に杉並区商店コンクール優秀賞、2006年には第9回杉並「まち」デザイン賞を受賞した。
任意団体「まちづくり上井草」代表として同地の町づくり活動にも取り組み、上井草商店街発行のフリーマガジン『Vinci(ヴィンチ)』の編集にも携わっている。
著書
[編集]出典
[編集]- 緒方麻希子+『ACROSS』編集 「genro&cafe(ゲンロ アンド カフェ)緑化を通じた上井草のまちづくりと共に成長するステーショナリーカフェ」 『ACROSS』 株式会社パルコ、2010年2月17日(2014年4月5日閲覧)
- 田中亜美 「千葉皓史」 金子兜太編 『現代の俳人101』 新書館、2004年、200 - 201頁
外部リンク
[編集]- GENRO
- genro&cafe
- この街に暮らしたい No.26「上井草」(『NIKKEI住宅サーチ』取材記事)
- 千葉皓史 「夏桔梗」(『週刊俳句』10句作品)
- 現代俳句人名事典における千葉皓史の俳句(現代俳句協会)
- 千葉皓史の句の鑑賞(『増殖する俳句歳時記』)