五辻経氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
五辻経氏
時代 鎌倉時代中期
生誕 不詳
死没 弘安8年4月9日1285年5月14日
官位 従三位参議武蔵守
主君 後嵯峨天皇後深草天皇亀山天皇後宇多天皇
氏族 花山院家庶流五辻家
父母 父:五辻忠継、母:卜部兼直の娘
兄弟 経氏宗親宗氏忠子北畠師重室、恵一
惟宗行経の娘、卜部兼直の娘
俊雅経子
特記
事項
後伏見天皇の外祖父
テンプレートを表示

五辻 経氏(いつつじ つねうじ)は、鎌倉時代中期の公卿参議五辻忠継の子。官位従三位・参議、武蔵守

経歴[編集]

以下、『公卿補任』と『尊卑分脈』の内容に従って記述する。

両統の外戚家[編集]

父・忠継と平高輔の娘との間に生まれたと考えられる忠子後醍醐天皇を生んで談天門院の女院号を得る。一方、忠継と卜部兼直の娘との間には経氏が生まれ、経氏の娘である経子後伏見天皇を生んだ。経子は国母としての待遇を受けることができなかったが、五辻家は結果的に後醍醐天皇と後伏見天皇の外戚となった。

系譜[編集]

参考文献[編集]