久納美輝
表示
久納 美輝 (くのう よしき) | |
---|---|
誕生 |
1994年??月??日 日本 愛知県名古屋市 |
職業 | 詩人、歌人 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 愛知淑徳大学メディアプロデュース学部卒業 |
ジャンル | 詩歌 |
代表作 | 『アイスバーン』(2021年) |
主な受賞歴 |
中部日本歌人会六十周年記念歌論賞(佳作、2017年) 第66回まひるの賞(2021年) |
活動期間 | 2017年 - |
所属 | まひる野 |
影響を受けたもの
| |
ウィキポータル 文学 |
1994年[1] -)は、日本の歌人、詩人。名古屋市出身[2]。
(くのう よしき、経歴・人物
[編集]愛知淑徳大学メディアプロデュース学部メディアプロデュース学科クリエイティブライティングコース(現、創造表現学部創造表現学科創作表現専攻)卒業[3][2]。在学中に文芸同人誌『みみずく』を創刊主宰[2]。卒業後、書店七月堂刊行の詩誌『インカレポエトリ』に参加。
2017年1月、歌論「孤独者としての寺山修司」により中部日本歌人会六十周年記念歌論賞佳作を受賞[4][5]。同年3月には短歌結社まひる野に入会し[6]、島田修三に師事。2019年11月、まひる野会員の立花開とともに同人短歌アンソロジー『くわしんふう』を刊行[7]。2021年8月、短歌詠30首「嬌声と黙(もだ)」により結社新人賞である第66回まひるの賞を受賞[8]。
作品リスト
[編集]詩集
[編集]- 『アイスバーン』(七月堂、2021年3月)ISBN 978-4-87944-436-3
アンソロジー収録作品
[編集]「」内が久納の作品
- 『中部日本歌集 第61集』(中部日本歌人会、2017年11月) 「オオサカ奇譚」(7首)
- 『中部日本歌集 第62集』(中部日本歌人会、2018年11月) 「酔客」(7首)
- 『中部日本歌集 第63集』(中部日本歌人会、2019年11月) 「モーターガレージ」(7首)
- 『中部日本歌集 第64集』(中部日本歌人会、2020年11月) 「だいじょぶだぁ」(7首)
- 『中部日本歌集 第65集』(中部日本歌人会、2021年11月) 「映画みたいに激しくて」(7首)
- 『中部日本歌集 第66集』(中部日本歌人会、2022年11月) 「満月の面(おもて)」(7首)
商業誌掲載作品
[編集]- 詩作品
- 短歌詠
- 「爆ぜてゆく日々」(5首+エッセイ) - 『短歌往来』2021年10月号(ながらみ書房)
- 「我が母校での思い出」(1首+エッセイ) - 『短歌総合新聞 梧葉』vol.74 2022年夏号(梧葉出版)
- 「ルドンの眼(まなこ)」(5首+コメント) - 『短歌』2022年9月号(KADOKAWA)
- エッセイなど
- 「大学短歌会が行く!(15)愛知淑徳大学短歌会」 - 『短歌』2016年7月号(KADOKAWA)[9]
- 「第五回大学短歌バトル 2019 観戦記」 - 『短歌』2019年5月号(KADOKAWA)
- 「削ったり、足したり」 - 『短歌』2023年7月号(KADOKAWA)
脚注
[編集]- ^ 『短歌』2022年9月号(KADOKAWA)、p.94。
- ^ a b c 「執筆者紹介」『デュメリル』創刊号(みみずく編集部、2020年10月)、p.195。
- ^ 『アイスバーン』(七月堂、2021年3月)、著者略歴に拠る。
- ^ 「歌壇掲示板」『短歌』2017年3月号(KADOKAWA)、pp.200-201。
- ^ 「短歌の未来語り合う 中日歌人会60周年」『中日新聞』2017年2月6日夕刊、p.10。正賞の受賞者は杉森多佳子(「未来」所属の歌人)、佳作のもう1名は三田村広隆(岐阜県可児市)。
- ^ 『短歌往来』2021年10月号(ながらみ書房)、p.9。
- ^ 国会図書館サーチ「くわしんふう」(最終閲覧2024年10月1日)。
- ^ 「歌壇掲示板」『短歌』2021年10月号(KADOKAWA)、p.197。
- ^ 記事内に久納の歌が引用されている。
外部リンク
[編集]- 詩人へ30の質問(七月堂)
- 久納美輝 (@kybananafish) - X(旧Twitter)