久喜邦康
表示
久喜 邦康(くき くにやす、1954年(昭和29年)5月30日[1] - )は、平成から令和期の医師、政治家。前秩父市長。
人物
[編集]埼玉県秩父市生まれ。祖父は元秩父市長(旧市)の久喜文重郞、父は元秩父市議会議員(旧市)の久喜愛三郎。日本医科大学医学部卒業、同大学院修了。1988年、秩父市で久喜医院を開業。この病院は、2009年の秩父市長選出馬以降は妻(東京女子医科大学卒の医師)が院長を務めており、久喜自身は経営、診療のいずれからも離れている[要出典]。
2003年(旧市)、2005年(現市)には、秩父市長選にいずれも無所属で出馬したが、現職市長の栗原稔に敗れ落選。2006年の秩父市議選に無所属で出馬し、3,353票を獲得。2位の候補を大きく引き離してトップ当選を果たした。2009年、市議を任期途中で辞職し、秩父市長選に再出馬。選挙戦では、前年に発覚した現職市長の栗原の親族が経営する企業の所得隠し問題や、栗原が推進した箱物行政を批判[要出典]。栗原を破り、3度目の挑戦で当選を果たした[2]。2013年4月、自由民主党の推薦を受け市長に再選された。2期目は、市役所本庁舎と市民ホール建設、新火葬場建設を住民の合意を得て現在進めている[要出典]。
2017年4月23日に行われた秩父市長選挙で16,022票を獲得し、市長選3回目の当選を果たした[3]。
2021年4月18日に行われた秩父市長選挙で、新人の北堀篤氏に敗れ落選し、4期目の当選とはならなかった[4]。 市長辞職後は、医療の現場に復帰し、新型コロナワクチンの注射を行っている[要出典]。
経歴
[編集]- 昭和55年 日本医科大学医学部卒業 同大学付属病院 外科医局に入局
- 昭和63年 同大学院修了
- 昭和63年 久喜医院開業
- 平成18年 秩父市議会議員
- 平成21年 秩父市長
- 平成25年 秩父市長2期目
- 平成29年 秩父市長3期目
- 令和3年 秩父市長落選
主な公職
[編集]秩父市長辞職のため、現在は公職なし
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、108頁。
- ^ 2009年12月04日 秩父版事業見直し
- ^ “【速報 秩父市長選挙 最終開票結果(選管確定)”. 秩父新報. (2017年4月23日) 2019年10月4日閲覧。
- ^ [1]埼玉・秩父市長に北堀氏初当選 現職との3度目の対決制す