上顎側切歯
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上顎側切歯(じょうがくそくせっし、maxillary lateral incisor)は上顎歯列で中切歯の遠心側に隣接する歯の事。正中から二番目にあることから上顎2番とも言う。智歯についで退化傾向が強く、円錐歯となったり、先天的な欠損となることも珍しくない[1]。
近心側隣接歯:上顎中切歯
遠心側隣接歯:上顎犬歯
歯冠が完成するのは四~五歳時で、八~九歳で萌出、歯根完成は十~十一歳の時である[2]。
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 原著藤田恒太郎、改訂桐野忠大、山下靖雄『歯の解剖学』(第22版第6刷)金原出版、2000年1月30日。ISBN 4-307-45007-8。
- 本川渉、久芳陽一 著「第4章 歯の発育」、下岡正八、五十嵐清治、内村登、木村光孝、鈴木康生、大東道治、本川渉、渡部茂 編『新小児歯科学』(第1版第5刷)クインテッセンス出版、東京都文京区、2004年3月25日、51-78頁。ISBN 4-87417-501-5。