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ロペス・オープニング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Lopez Opening
abcdefgh
8
a8 black rook
b8 black knight
c8 black bishop
d8 black queen
e8 black king
f8 black bishop
g8 black knight
h8 black rook
a7 black pawn
b7 black pawn
c7 black pawn
d7 black pawn
f7 black pawn
g7 black pawn
h7 black pawn
e5 black pawn
e4 white pawn
c3 white pawn
a2 white pawn
b2 white pawn
d2 white pawn
f2 white pawn
g2 white pawn
h2 white pawn
a1 white rook
b1 white knight
c1 white bishop
d1 white queen
e1 white king
f1 white bishop
g1 white knight
h1 white rook
8
77
66
55
44
33
22
11
abcdefgh
定跡 1.e4 e5 2.c3
ECO C20
原型 Open Game
別名 MacLeod Attack

ロペス・オープニング (またはマクラウド・アタック)はチェスのオープニングである。

1. e4 e5
2. c3

ロペス・オープニングは、19世紀のスコットランドカナダ人のチェスマスターであるニコラス・マクラウドがよく指したが、その他にはトーナメントレベルの対局でほとんど見られなかった。

説明

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白の2手目は次にポーンをd4に進めて強固なセンターを確立しようとするものである。 ロペス・オープニングはスコッチゲームポンツィアーニオープニングやゲーリングギャンビットへと移行することも多い。 しかしエリック・シラーは著書 'Unorthodox Chess Openings' の中で、展開が遅すぎると述べている。つまり黒は積極的に2...d5とすることで他のオープニングへの移行の可能性を消し、後手番としての問題を完全に解決することができる。1.e4 e5 2.c3 d5! 3.exd5 Qxd5と進んだ時、4.Nc3 とクイーンに当てて手得しながら展開する手がないからである。

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