ロウ (イギリスのバンド)
ロウ | |
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出身地 | イングランド |
ジャンル | |
活動期間 | 1991年 - 1992年 |
レーベル | |
旧メンバー |
ロウ(英語: The Law,原音により近い表記は ロー)は、1991年にシンガーのポール・ロジャース(元フリー、バッド・カンパニー、ザ・ファーム)とドラマーのケニー・ジョーンズ(元スモール・フェイセス/フェイセズ、ザ・フー)によって結成されたイングランドのロック・グループ。彼らは、ロジャースが望むどんなスタイルでも追求できるように、さまざまなサポート・ミュージシャンを起用することを意図していた。スタジオ・ミュージシャンによるコア・バンドを結成し、メイン・ギタリストとしてジム・バーバー(ローリング・ストーンズ、ルビー・ターナー、ミック・ジャガーのソロ・アルバム『プリミティヴ・クール』等)、セカンド・ギタリストのジョン・スタイヘリー(元スピリット、ジョ・ジョ・ガン)、ベーシストのピノ・パラディーノ(元ポール・ヤング・バンド、ジュールズ・ホランド・バンド)が参加、デヴィッド・ギルモア、ブライアン・アダムス、クリス・レアといったギタリストがゲストとしてスポット参加した。
バンドはロジャースによって書かれたビルボードAORチャートでナンバー1ヒットとなったシングル「Laying Down the Law」を制作したものの、グループ唯一のアルバムはビルボードのポップ・アルバム・チャートにおいて残念な結果といえる126位が最高位となった。ファースト・アルバムからのアウトテイクによるアルバムが海賊盤としてリリースされた。これはしばしば『The Law II』と呼ばれている。
ジョン・ヤングがキーボードで参加したロウは、ミルトン・キーンズ・ボウルで、ZZトップとブライアン・アダムスをサポートするショーを1公演だけ行った。「それは完璧なまでに野蛮だった」とロジャースは振り返っている。「ケニーと私は……ツアーに出るのが待ちきれなかったんだが、それは実現しなかったんだ。呼び出しの電話が鳴るのを座って待っていたんだけどね。あのショーを実現するためにさえ手を回す必要があったんだ…… あの日の他の出演バンドたちは大いに悔しがっていたわけだけど」[2]。
メンバー
[編集]- ケニー・ジョーンズ (Kenney Jones) - ドラム
- ポール・ロジャース (Paul Rodgers) - ボーカル
- ピノ・パラディーノ (Pino Palladino) - ベース
- ジム・バーバー (Jim Barber) - ギター
- ジョン・スタイヘリー (John Staehely) - ギター
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- 『THE LAW』 - The Law (1991年)
シングル
[編集]- "Laying Down the Law" (1991年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e Huey, Steve. The Law | Biography & History - オールミュージック. 2021年1月17日閲覧。
- ^ Ling, Dave (March 2000). “My classic career”. Classic Rock #12.