ルーブル彫刻美術館
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ルーブル彫刻美術館 LOUVRE SCULPTURE MUSEUM | |
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外観(2017年) | |
施設情報 | |
正式名称 | ルーブル彫刻美術館 |
専門分野 | 彫刻 |
収蔵作品数 | 約1,300点[1] |
来館者数 | 約100人/日[1] |
館長 | 竹川規清[2][3] |
管理運営 | 大観音寺 |
建物設計 | 黒川紀章 |
開館 | 1987年(昭和62年) |
所在地 |
〒515-2621 三重県津市白山町佐田1957 |
位置 | 北緯34度40分35.51秒 東経136度20分57.48秒 / 北緯34.6765306度 東経136.3493000度座標: 北緯34度40分35.51秒 東経136度20分57.48秒 / 北緯34.6765306度 東経136.3493000度 |
アクセス | 近鉄大阪線「榊原温泉口駅」より徒歩約5分 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
ルーブル彫刻美術館(ルーブルちょうこくびじゅつかん)は、三重県津市白山町佐田にある美術館。寶珠山大観音寺の境内にある。ルーブル美術館から公式に許可を得て運営している[4]。
概要
[編集]先代館長で現館長の父である竹川勇次郎が私財を投じ建設した、ルーブル美術館の世界唯一の姉妹館である[3]。「姉妹館」であって「分館」ではないため、ルーブル美術館の公式サイトには掲載されていない[5]。勇次郎がルーブル美術館の作品に感銘を受け、フランスのルーブル美術館に何度も足を運び交渉し、17回目の渡仏でようやく美術館に了承を得えたもの[3][6]。建物は黒川紀章が設計したもので[7][8]、1987年(昭和62年)に開館した[1]。開館時にはルーブル美術館館長が訪れ、年間10万人の来館者があった[1]。
館内の展示作品はパリ・ルーブル美術館美術部の技術陣が作製した復刻作品を展示している[9]。サモトラケのニケやミロのヴィーナス、ツタンカーメンのマスクをはじめとして、日本に居ながらにして彫刻作品を楽しむことができる[2]。また館内作品を撮影することが許可されている[4]。常設展示作品はルーブル美術館のほか大英博物館やメトロポリタン美術館など欧米の有名美術館のものもある[1]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 岡田(2015):80ページ
- ^ a b 岡田(2015):78ページ
- ^ a b c “特集 再発見!美術館の隠れた魅力” (PDF). 百五銀行株式会社. 2013年8月14日閲覧。
- ^ a b c 三重県地位向上委員会 編(2015):156ページ
- ^ 岡田(2015):78 - 79ページ
- ^ 岡田(2015):79ページ
- ^ 金木(2014):48ページ
- ^ “フランスと三重県津市、どちらのルーブルに行くべきか”. アメーバニュース. 2013年9月7日閲覧。
- ^ “ルーブル彫刻美術館について 関西・東海の子連れで観光お出かけにおすすめの美術館 ルーブル彫刻美術館” (2018年4月13日). 2022年11月19日閲覧。
参考文献
[編集]- 岡田登『意外と知らない三重県の歴史を読み解く! 三重「地理・地名・地図」の謎』じっぴコンパクト新書251、実業之日本社、2015年3月19日、191p. ISBN 978-4-408-45546-4
- 金木有香『三重あるある』TOブックス、2014年10月31日、159p. ISBN 978-4-86472-300-8
- 三重県地位向上委員会 編『三重のおきて ミエを楽しむための48のおきて』アース・スター エンターテイメント、2015年1月25日、174p. ISBN 978-4-8030-0657-5