ラヴィール

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ラヴィール』は宝塚歌劇団舞台作品。雪組[1][2][3]公演。形式名は「グランド・レビュー[1][2][3]」。22場[1][2][3]

作・演出は中村一徳[1][2][3]。併演作品は『浅茅が宿[1][2][3]』。

解説[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]参考。

「ラヴィール」・・・。"心奪う"というタイトルのこの作品は、宝塚の伝統でもある豪華絢爛なレビューに、エジプトを舞台にした黒豹の激しいナンバーや、パッションが作裂するジプシーの世界など、テンポある現代的なダンス場面を織り交ぜ構成された、華やかなレビュー。趣向をこらえたレビュー独特の世界、その華麗さ、醍醐味を伝えるという、原点からの出発を目指して作られた作品。

公演期間と公演場所[編集]

スタッフ[編集]

※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」「中日[3]」の文字がなければ全劇場共通。

主な配役[編集]

宝塚・東京[編集]

宝塚[1]

  • レビュー・エトワール、レビューの紳士S、豹S、ジプシーの男S、踊る男S、踊る紳士S、パレードの紳士S - 轟悠
  • レビューの淑女S、エジプトの娘、ジプシーの女S、踊る女S、踊る淑女S、パレードの淑女S - 月影瞳
  • レビューの紳士A、紳士S、ジプシーの男A、踊る男A、踊る男S、パレードの紳士A - 香寿たつき
  • レビューの紳士A、ジプシーの男A、踊る男A、パレードの紳士A - 汐風幸
  • レビューの紳士A、豹、ジプシーの男A、踊る男A、パレードの紳士A - 安蘭けい

東京の変更点[2]

  • レビュー・ギャルソン、豹、歌う男、踊る男、パレードの歌手 - 成瀬こうき

中日[編集]

  • レビューエトワール、レビューの紳士S、豹S、ジプシーの男S、踊る男S、踊る紳士S、パレードの紳士S - 轟悠[3]
  • レビューの淑女S、エジプトの娘、ジプシーの女S、踊る女S、踊る淑女S、パレードの淑女S - 月影瞳[3]
  • レビューの紳士A、紳士S、ジプシーの男A、踊る男A、歌う男S、パレードの紳士A - 香寿たつき[3]
  • レビューの紳士A、豹、ジプシーの男A、踊る男A、踊る紳士A、パレードの紳士A - 安蘭けい[3]
  • レビューの紳士A、豹、ジプシーの男A、踊る男A、歌う紳士A、パレードの紳士A - 成瀬こうき[3]
  • 淑女S、淑女A、エトワール - 紺野まひる[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 90年史 2004, p. 82.
  2. ^ a b c d e f g h 90年史 2004, p. 84.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 90年史 2004, p. 104.
  4. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 178.

参考文献[編集]

  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3