マイ・ビューティフル・デイズ
マイ・ビューティフル・デイズ | |
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Miss Stevens | |
監督 | ジュリア・ハート |
脚本 |
ジュリア・ハート ジョーダン・ホロウィッツ |
製作 |
アレックス・タートルトーブ マイケル・B・クラーク ジョーダン・ホロウィッツ ゲイリー・ギルバート |
出演者 |
リリー・レーブ ティモシー・シャラメ リリ・ラインハート アンソニー・キンタル |
音楽 | ロブ・シモンセン |
撮影 | セバスティアン・ウィンセロ |
編集 |
リー・ハウゲン エイミー・P・マクグラス |
製作会社 |
ビーチサイド・フィルムズ ギルバート・フィルムズ オリジナル・ヘッドクオーターズ |
配給 |
ジ・オーチャード ファインフィルムズ |
公開 |
2016年9月16日 2019年11月1日 |
上映時間 | 86分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $138,760[2] |
『マイ・ビューティフル・デイズ』(Miss Stevens)は、2016年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はジュリア・ハート、出演はリリー・レーブとティモシー・シャラメなど。演劇大会に参加する3人の生徒の引率を任された高校教師の女性が、生徒の1人で行動障害を抱えた少年に振り回されながら過ごす週末3日間を描いている[3]。
ストーリー
[編集]29歳の高校の英語教師、レイチェル・スティーヴンスは演劇大会に参加するサム、マーゴット、ビリーの引率を任された。金曜日、レイチェルは校長(アルバート)からビリーが行動障害を抱えていると告げられる。土曜日、一行は無事にホテルに到着した。そこで、レイチェルは同じく生徒の引率で来ていたウォルターと知り合った。2人は急速に距離を縮めていき、そのままベッドを共にすることになった。
翌日、レイチェルが車を修理に出そうとしたところ、ビリーが一緒に行きたいとせがんできた。当初、レイチェルは「他の2人と一緒に、1回戦のリハーサルをしなさい」と言ったが、どうしてもビリーが言うことを聞かないので、やむなく連れて行くことにした。道中、2人は友人が少ないという共通点を見出し、徐々に打ち解けていった。1回戦、マーゴットは『欲望という名の電車』の中にあるモノローグを演じる予定だったが、台詞をど忘れしてしまった。レイチェルはそんなマーゴットを慰めるのだった。夕食の際、ビリーがレイチェルをファースト・ネームで呼んだため、レイチェルと他の生徒2人は驚き困惑した。その後、レイチェルはウォルターの元を訪れたが、「もう貴方に興味はありません」と言われてしまった。ほどなくして、ビリーは夕食の席での無礼をレイチェルに謝罪しに行った。ビリーの顔を見て安心したのか、レイチェルは一気に泣き崩れた。落ち着きを取り戻した後、レイチェルはビリーに亡くなった母親との思い出話を語り聞かせた。しかし、その最中、サムが恋愛のいざこざでレイチェルの部屋に入ってくる。マーゴットもサムを追ってやってくる。3人は慰め合って抱き合うが、ビリーはいいところを邪魔された苛つきに部屋を出る。
キャスト
[編集]- レイチェル・スティーヴンス: リリー・レーブ
- ビリー・ミットマン: ティモシー・シャラメ - レイチェルに恋心を抱く男子高校生。行動障害がある[4]。
- マーゴット・ジェンセン: リリ・ラインハート
- サム: アンソニー・キンタル
- ウォルター: ロブ・ヒューベル
- アルバート・アルヴァレス校長: オスカー・ヌニェス
- トレヴァー: グラント・ジョーダン
- ジョージ: タミール・ヤーデン
製作
[編集]2013年2月7日、エリオット・ペイジの映画監督デビュー作にアンナ・ファリスが出演することになったと報じられた[5]。2015年5月29日、YouTuberのアンソニー・キンタルが自身の動画で本作への出演が決まったことを報告した[6]。6月24日、ペイジが降板することになり、本作の脚本を手掛けたジュリア・ハートが代わりにメガホンを取るとの報道があった。その際、ファリスの代わりにリリー・レーブが起用されたとも報じられた[7]。
キンタルに出演を持ちかける際、ハート監督は「貴方はサムのイメージに完璧に当てはまっている。私はサムを演じてくれる俳優を探し続けてきた。最近、貴方がアップロードしている動画を見て「彼だ!彼こそがサムを演じるべき人だ」と直観した。」と熱弁したのだという[8]。
公開・マーケティング
[編集]2016年3月12日、本作はサウス・バイ・サウスウェストでプレミア上映された[9]。5月23日、ジ・オーチャードが本作の全米配給権を購入したとの報道があった[10]。8月23日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。
評価
[編集]本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには23件のレビューがあり、批評家支持率は91%、平均点は10点満点で7.39点となっている[12]。また、Metacriticには11件のレビューがあり、加重平均値は65/100となっている[13]。
出典
[編集]- ^ “マイ・ビューティフル・デイズ”. 映画.com. 2019年8月16日閲覧。
- ^ “Miss Stevens (2016) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2019年8月16日閲覧。
- ^ マイ・ビューティフル・デイズ - allcinema
- ^ “ティモシー・シャラメが教師にアプローチ『マイ・ビューティフル・デイズ』”. CINRA.NET. (2019年10月31日) 2021年8月28日閲覧。
- ^ Fleming, Mike Jr (2013年2月7日). “Ellen Page Making Directing Debut On ‘Miss Stevens’; Anna Faris To Star” (英語). Deadline.com 2019年8月16日閲覧。
- ^ “I'M GOING TO BE IN A MOVIE” (英語). YouTube. Anthony Quintal (2015年5月29日). 2017年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月16日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick (2015年6月24日). “Lily Rabe To Star In Indie ‘Miss Stevens’; Mark O’Brien Joins ‘Story Of Your Life’; ‘Frank The Bastard’ Gets July Release” (英語). Deadline.com 2019年8月16日閲覧。
- ^ Stecklow, Sam (2015年9月28日). “Yasss Teen: Exploring YouTube with Lohanthony” (英語). PaperMag.com 2019年8月16日閲覧。
- ^ “SXSW Unveils Lineup With James Caan, Ethan Hawke, Keegan-Michael Key Movies” (英語). Variety. (2016年2月2日) 2019年8月16日閲覧。
- ^ Busch, Anita (2016年5月23日). “‘Miss Stevens’ Acquired By The Orchard For Fall Release” (英語). Deadline.com 2019年8月16日閲覧。
- ^ “Miss Stevens Official Trailer 1 (2016) - Lily Rabe Movie” (英語). YouTube. Movieclips Indie (2016年8月23日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ "Miss Stevens". Rotten Tomatoes (英語). 2019年8月16日閲覧。
- ^ "Miss Stevens" (英語). Metacritic. 2019年8月16日閲覧。