プレミアムシネマ
『プレミアムシネマ』は衛星放送のNHK BSで放送されている映画番組である。
NHK衛星第2テレビジョン(NHK BS2)で放送されていた『衛星映画劇場』の後継番組で、BS2が閉局して2011年4月に新たに開局したBSプレミアムで同年4月4日に『BSシネマ』に改題後、2012年4月2日から『プレミアムシネマ』として放送されている。
2023年12月1日からはBS放送波の再編に伴い、BSプレミアムからNHK BS(再編前のBS1と同じ101ch)に移行した[1]。
概要
[編集]レギュラー放送
[編集]- NHK BS
その他
[編集]BSプレミアムでの放送時は上記のレギュラー放送とは別に、不定期に夜間(主に月曜日の21時・22時台)、深夜(主に金曜日、土曜日の23時台以降)、早朝(主に土曜日、日曜日、祝日の4:30頃から)の放送も行われる場合がある。10年の間に深夜・早朝枠が消滅し[9]、月曜夜の枠も中~長編ドラマへの置き換えとともに放送回数は減少。NHK BS4Kでの放送開始もあってか2023年4月からは海外ドラマに替えられ、定常枠は平日昼だけになる。さらにNHK BS移行後はスポーツ中継による平日昼枠の休止もあってか[11]、平日深夜や週末の日中にも不定期で放送が組まれている場合がある[12][5]。
年末年始には長時間にわたって連続して番組枠が組まれることがある。特に、2012年 - 2013年以降の毎年大晦日から元日にかけて、「プレミアムシネマ・年越し映画マラソン」と題して2日間で延べ30時間超、10作品以上に及ぶ映画テレソンが行われている[13]。
また、関連の番組として2015年2月6日から2020年3月21日まで『プレミアムシネマへようこそ』と題した5分間の予告番組が随時放送されていた。坂本朋彦がナビゲーターを担当。
2021年からはプレミアムシネマ4KとしてBS4K(現・BSプレミアム4K)でも放送している[14]。
シリーズ企画
[編集]- 「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」(2011年4月 - 2013年3月)
- 山田洋次監督が選んだ邦画を放映。スタジオ出演(ミニ解説):山本晋也、小野文惠。
脚注
[編集]- ^ a b “2023年度後半期 放送番組時刻表(種別入り)”. 日本放送協会. p. 5 (2023年7月26日). 2023年10月11日閲覧。
- ^ NHKの2023年度後半期 放送番組時刻表では、13:00 - 15:50をプレミアムシネマの枠と設定している[1]。
- ^ メジャーリーグ(MLB)中継の編成で14時からの放送となる場合もある。
- ^ “NHK、衛星放送再編もレギュラー番組廃止“ほぼなし” 『ザ少年倶楽部』&朝ドラ・大河ドラマ先行放送も継続”. ORICON NEWS (2023年7月26日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ a b 渡辺祥子 (2024年3月1日). “パディントンと金田一耕助! 3月のオススメ【渡辺祥子のシネマ温故知新】”. NHK_PR. 日本放送協会. 2024年3月9日閲覧。
- ^ ただし、2024年3月開催の大相撲春場所は、中継を102のサブチャンネルに移動しプレミアムシネマは通常通り放送した[5]。一時的な措置かは不明である。
- ^ MLB中継が編成されて14時を超える可能性があると判断される場合は最初から休止となる場合もある。
- ^ メディア総局 (2024年7月24日). “2024年度(令和6年度)後半期 放送番組時刻表”. 日本放送協会. p. 6. 2024年8月1日閲覧。
- ^ ミッドナイト映画劇場は2006年3月限り。
- ^ NHK視聴者局 視聴者・マーケティングユニット (2024年2月8日). “週刊みなさまの声”. 日本放送協会. 2024年3月9日閲覧。
- ^ 一例として、大相撲中継(2024年1月の初場所のみ)やカーリング日本選手権などの放送がある[10]。
- ^ 坂本朋彦 (2024年2月26日). “何度見てもおもしろい!インディ・ジョーンズ4作品 インディ・ジョーンズ シリーズ【坂本朋彦のシネフィル・コラム】”. NHK_PR. 日本放送協会. 2024年3月9日閲覧。
- ^ ■渡辺支配人のおしゃべりシネマ館■「年越し映画マラソン」(渡辺俊雄<NHK衛星映画劇場支配人> 2013年12月23日 2014年12月20日閲覧)[リンク切れ]
- ^ “プレミアムシネマ4K”. 日本放送協会. 2024年8月1日閲覧。