バンドゥーラ奏者
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バンドゥーラ奏者(ウクライナ語: бандури́ст)は、ウクライナの民族楽器であるバンドゥーラを演奏する音楽家のことです。バンドゥーラは、リュート属に分類される多弦楽器で、複雑な歴史と豊かな演奏伝統を持っています[1]。
歴史
[編集]バンドゥーラの起源は、15世紀にまで遡ることができます。初期のバンドゥーラは、弦の数が少なく、シンプルな構造をしていましたが、時代とともに大型化し、弦の数も増え、より複雑な音楽を演奏できるようになりました。
16世紀から18世紀にかけて、バンドゥーラは、ウクライナのコサックの間で人気を博しました。コサックは、バンドゥーラを演奏し、歌を歌い、自分たちの歴史や英雄を称えました[2]。
19世紀になると、バンドゥーラは、ウクライナの国民的シンボルとされるようになりました。多くの作曲家が、バンドゥーラのための作品を作曲し、バンドゥーラの演奏技術も大きく発展しました[2]。
20世紀に入ると、バンドゥーラは、ウクライナ国外でも知られるようになりました。今日では、世界中の多くの国で、バンドゥーラの演奏が行われています[2][3]。
演奏スタイル
[編集]バンドゥーラの演奏スタイルは、時代や地域によって異なります。伝統的な演奏スタイルでは、バンドゥーラは、叙事詩や民謡の伴奏楽器として使用されていました。現代のバンドゥーラ奏者は、クラシック音楽、ジャズ、フォークミュージックなど、幅広いジャンルの音楽を演奏しています。
バンドゥーラ奏者の種類
[編集]バンドゥーラ奏者は、演奏するバンドゥーラの種類によって、次のように分類されることがあります。
- コブザール: 伝統的なバンドゥーラであるコブザを演奏する音楽家。
- バンドゥリスト: 現代的なバンドゥーラを演奏する音楽家。
著名なバンドゥーラ奏者
[編集]- フナート・ホトケーヴィチ
- オレクサンドル・スラデンコ
- ユリアナ・ゲンティウク
バンドゥーラ奏者の養成
[編集]ウクライナには、バンドゥーラ奏者を養成する音楽学校が数多くあります。最も有名な学校の一つに、キーウ国立音楽院があります。
日本で活動しているウクライナのバンドゥーラ奏者
[編集]ナターシャ・グジーは、ウクライナ出身で日本で活動している歌手、バンドゥーラ演奏家(バンドゥリースト)である。
ウクライナの伝統楽器バンドゥーラ奏者・歌手カテリーナ・ミュージック[4][5]。6歳の時にチェルノブイリ原発で被災した子供たちで構成された音楽団「チェルボナカリーナ」に入団後、海外公演に多数参加。コンサートで来日したときに日本の素晴らしさに感動し、19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移す。
出典
[編集]- ^ “Кобзарі. Бандуристи та бандурні колективи - Національна спілка кобзарів України. Кобзарі сучасності”. kobzari.org.ua. 2024年10月3日閲覧。
- ^ a b c “КОБЗАРІ, БАНДУРИСТИ”. resource.history.org.ua. 2024年10月3日閲覧。
- ^ “Our History | Ukrainian Bandurist Chorus of North America” (英語). UBC. 2024年10月3日閲覧。
- ^ “ホーム”. 株式会社カテリーナ・ミュージック. 2024年10月3日閲覧。
- ^ テレビ東京・BSテレ東『「ウクライナのことを知ってもらいたい...」伝統弦楽器バンドゥーラ奏者・カテリーナさんが”日本に住む”と決めた理由とは? | テレビ東京・BSテレ東の読んで見て感じるメディア テレ東プラス』 。2024年10月3日閲覧。
外部リンク
[編集]https://diasporiana.org.ua/wp-content/uploads/books/13894/file.pdf