ツタノハルコウ
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ツタノハルコウ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ツタノハルコウの花
(沖縄県石垣市 2023年11月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Ipomoea hederifolia L. |
ツタノハルコウ(学名:Ipomoea hederifolia[1])はヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年生草本。帰化植物。
特徴
[編集]葉は3つまたは5つに深裂する点で、よく似たマルバルコウソウと区別できる。葉形は変化が多い。夏から秋にかけて葉腋に花序を出し、直径3 cmほどの五角形で朱色の花をつける。果実は直径8 mmほどで熟すると褐色になる。種子の表面は黒褐色と褐色のまだら模様で銀白色の綿毛に覆われる[2][3]。
分布と生育環境
[編集]熱帯アメリカ原産で、オーストラリアをはじめ世界の熱帯~暖帯に帰化。神奈川県座間市で1998年に確認され、日本国内各地でも見られる[2][3][4][5][6]。
脚注
[編集]- ^ (米倉 & 梶田 2003)
- ^ a b (植村ほか 2015, p. 180)
- ^ a b (神奈川県植物誌調査会 2018, p. 1351)
- ^ (三重県 2019, p. 4-85)
- ^ (鈴鹿市環境部環境政策課 2008)
- ^ (村瀬 & 温井 2004, p. 19)
参考文献
[編集]- 米倉浩司; 梶田忠『ツタノハルコウ』2003年 。2024年2月8日閲覧。
- 植村修二 ほか『日本帰化植物写真図鑑:Plant invader 500種』 2巻、全国農村教育協会、東京都台東区、2015年。ISBN 9784881371855。
- 神奈川県植物誌調査会 編『神奈川県植物誌:2018』(PDF)(電子版)神奈川県植物誌調査会、2018年。ISBN 9784991053726 。
- 三重県『都市計画道路 鈴鹿亀山道路 環境影響評価準備書』(PDF)(レポート)三重県、2019年、4-85頁 。
- 鈴鹿市環境部環境政策課 編『鈴鹿市の自然 鈴鹿市自然環境調査報告書:2008』鈴鹿市環境部環境政策課、2008年。
- 村瀬ますみ; 温井俊勝「和歌山県のツタノハルコウ」『紀州生物』第33号、和歌山県生物同好会、19頁、2004年。ISSN 0287-4970。
外部リンク
[編集]- ルコウソウ・マルバルコウソウ・モミジルコウ・ツタノハルコウの違いは? 似た種類を解説 Ecological Notes Web 2024-02-10閲覧。