ゼイナ・シャバン
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ゼイナ シャバン |
ゼイナ・シャバン(Zeina Shaban、アラビア語: زينة شعبان、1988年5月12日 – )は、ヨルダンのアンマン出身の女子卓球選手[1]。2009年1月の時点での世界ランクは283位で、自己最高ランクは2005年3月の269位
5歳のころより体操を始めたが、7歳の時に父とした卓球をきっかけに卓球の魅力に取りつかれ、1996年のアトランタオリンピックで卓球中国代表の鄧亞萍と出会い、本格的な卓球選手としての活動を開始した[2]。2003年には若くしてヨルダンの最優秀スポーツ選手に選ばれ、2004年にはアテネオリンピックにも出場し、女子シングルスで1回戦でホンジュラスのイザワ・メディナに4-3で勝利したが、2回戦でルーマニアのアドリアナ・ザムフィルに4-1で敗れた。2008年にも北京オリンピックに出場し、開会式ではヨルダン選手団の旗手を務めて、その美貌からネット上などで話題になった[2]。競技では女子シングルスに出場し、1回戦でチェコのダナ・ハダコワに4-0で敗れている。
シャバンはロンドン大学ロイヤル・ホロウェイで経済学を専攻し、経営学の卒業生でもある[3]。2011年7月22日、ラーシド・ビン・アル=ハサン王子(ヨルダン国王フセイン1世の甥。現国王アブドゥッラー2世のいとこ)と結婚[4]。2子をもうけている[5]。
2020年現在、ヨルダンオリンピック委員会の理事会メンバーとして活躍しており、ITTFの財団理事に就任した[6]。
脚注
[編集]- ^ profile
- ^ a b <北京五輪>ヨルダンの美女旗手、インターネットで話題
- ^ “Olympic and Paralympic hopefuls gear up for Beijing”. Royal Holloway College. (21 July 2008) 18 December 2012閲覧。
- ^ “Wedding of Prince Rashid and Zeina Shaban”. Royalty in the News. (22 July 2011) 18 December 2012閲覧。
- ^ "Prince Rashed, Princess Zeina welcome baby boy" Petra News Agency, 2 February 2016.
- ^ “ヨルダンの王女、ITTFの財団理事に就任 北京五輪で旗手務めた元代表選手”. Rallys (2020年8月8日). 2021年10月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- SHABAN Zeina - ITTFプロフィール
- ゼイナ・シャバン - Olympedia