スペース・リヴォルヴァー
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『スペース・リヴォルヴァー』 | ||||
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ザ・フラワー・キングス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2000年1月 - 3月 スウェーデン コズミック・ロッジ[1] | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | インサイド・アウト・ミュージック | |||
プロデュース | ドン・アザロ(ロイネ・ストルト)、ゼペット・アザロ(トマス・ボディーン) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ザ・フラワー・キングス アルバム 年表 | ||||
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『スペース・リヴォルヴァー』(Space Revolver)は、スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンド、ザ・フラワー・キングスが2000年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]オリジナル・ベーシストのマイケル・ストルトに代わり、ヨナス・レインゴールドが加入した[2]。「モンスター・ウィズィン」は、元々はバンドの中心人物ロイネ・ストルトの別プロジェクト「トランスアトランティック」のために作られた曲で、アドルフ・ヒトラーの演説がサンプリングされている[3]。
Michael AskounesはAll About Jazzにおいて「ザ・フラワー・キングスの過去の作品よりも遙かに野心的である」「前ベーシストのマイケル・ストルトも決して悪くなかったが、レインゴールドの演奏は更にレベルが高く、"Rumble Fish Twist"における、開いた口も塞がらないようなベース・ソロを聴けば、そのことが分かるだろう」と評している[4]。また、Glenn Astaritaはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「時折コンテンポラリー・ジャズにも傾倒した、複雑なアレンジと結束力のあるアンサンブルで、多種多様な要素に触れている」と評している[5]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はロイネ・ストルト作。3.はインストゥルメンタル。
- アイ・アム・ザ・サン(パート1) "I Am the Sun (Part One)" - 15:03
- ドリーム・オン・ドリーマー "Dream On Dreamer" (Roine Stolt, Tomas Bodin) - 2:42
- ランブル・フィッシュ・ツイスト "Rumble Fish Twist" (T. Bodin) - 8:05
- モンスター・ウィズィン "Monster Within" - 12:55
- チキン・ファーマー・ソング "Chicken Farmer Song" - 5:11
- アンダードッグ "Underdog" - 5:29
- ユー・ドント・ノウ・ホワット・ユーヴ・ガット "You Don't Know What You've Got" (Hans Fröberg) - 2:39
- スレイヴ・トゥ・マネー "Slave to Money" - 7:30
- キングス・プレイヤー "A King's Prayer" - 6:01
- アイ・アム・ザ・サン(パート2) "I Am the Sun (Part Two)" - 10:39
日本初回盤(MICP-90004)ボーナス・ディスク
[編集]1. 2. 4. 5.はインストゥルメンタル。
- ザ・メドウ "The Meadow" (Jonas Reingold) - 3:12
- グッド・ハート "A Good Heart (Demo)" - 5:21
- ドリーム・オン・ドリーマー(ディファレント・ヴァージョン) "Dream On Dreamer (Alternative Take)" (R. Stolt, T. Bodin) - 2:17
- ヴィーナス・フライトラップ "Venus Flytrap" (T. Bodin) - 6:26
- ラスト・エグジット "Last Exit" - 9:17
参加ミュージシャン
[編集]- ロイネ・ストルト - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ギター、ベース
- ハッセ・フレベリ - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、アコースティック・ギター
- トマス・ボディーン - ピアノ、オルガン、シンセサイザー、メロトロン
- ヨナス・レインゴールド - ベース、フレットレスベース
- ハイメ・サラザール - ドラムス
- ハッセ・ブルニウソン - パーカッション
ゲスト・ミュージシャン
- ウルフ・ヴァランデル - ソプラノ・サクソフォーン
脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ Couture, François. “The Flower Kings Biography, Songs, & Albums”. AllMusic. 2022年4月11日閲覧。
- ^ 日本盤CD (MICP-90004)ライナーノーツ(祖父尼淳)
- ^ Askounes, Michael (2000年10月1日). “The Flower Kings: Space Revolver album review”. All About Jazz. 2022年4月11日閲覧。
- ^ Astarita, Glenn. “Space Revolver - The Flower Kings”. 2022年4月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- スペース・リヴォルヴァー - Discogs (発売一覧)