ジン・マー・アウン
表示
ジン・マー・アウン ဇင်မာအောင် | |
---|---|
| |
生年月日 | 1976年6月14日(48歳) |
出生地 | ビルマ連邦社会主義共和国、ラングーン |
出身校 | ヤンゴン遠隔教育大学 |
現職 | 政治家、政治活動家 |
所属政党 | 国民民主連盟 |
親族 |
アウン・チー(父) イー・イー・ミン(母) |
国民統一政府外務大臣 | |
在任期間 | 2021年4月16日 - |
大統領 | ドゥワ・ラシ・ラー |
在任期間 | 2021年2月15日 - |
人民代表院議員 | |
在任期間 | 2016年2月1日 - 2021年2月1日 |
ジン・マー・アウン(ビルマ語: ဇင်မာအောင်, 1976年6月14日 - )は、ミャンマーの政治家、政治活動家、元政治犯。国民統一政府外務大臣。
略歴
[編集]1976年6月14日、ビルマ連邦社会主義共和国、ラングーンにて誕生する。出身校であるヤンゴン遠隔教育大学では、植物学を専攻した。1990年代から、ジン・マー・アウンは軍事政権に対する抗議活動に積極的に参加し、1998年に逮捕された。法廷では有罪判決を受けたが、ジン・マー・アウン側に弁護士が付くことはなく、懲役28年の刑が言い渡された。ジン・マー・アウンは11年間を政治犯として過ごし、そのうち9年近くは独房監禁されていた[1]。2009年に突如監禁から解放され、再び政治活動を再開した。ジン・マー・アウンは、アジア文化と民主主義は両立できるという考えを広める為の研究グループを創設した他、女性元政治犯の自助団体や政治学院を設立し、2012年にはアメリカ合衆国国務長官ヒラリー・クリントンから国際勇気ある女性賞の受賞者として表彰された。2015年ミャンマー総選挙では、下院議員選挙に出馬し27,392票を獲得して当選[2]、2020年ミャンマー総選挙でも下院議員に再選されたが、クーデターにより議席に就くことはなかった。2021年ミャンマークーデター後、ジン・マー・アウンは国民統一政府外務大臣に任命された。
脚注
[編集]- ^ “'What Others Dare Not Think'”. Radio Free Asia. 2 June 2017閲覧。
- ^ “Zin Mar: From Prison to Parliament” (英語). Partners Asia (29 February 2016). 4 July 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。23 October 2017閲覧。