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ゴンザガ・ブルドッグス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴンザガ・ブルドッグス
Gonzaga Bulldogs
Logo
大学ゴンザガ大学
カンファレンスウェスト・コースト・カンファレンス
NCAAディビジョンI英語版
体育局長クリス・スタンディフォード[1]
所在地ワシントン州スポケーン
チーム数18
バスケットボール
アリーナ
マッカーシー・アスレチック・センター英語版
野球場ワシントン・トラスト・フィールド&パターソン・ベースボール・コンプレックス
マスコットSpike the Bulldog
愛称ブルドッグス (公式)
ザグス (Zags, 非公式)[2]
応援歌Go, Gonzaga![3]
ウェブサイトgozags.com ウィキデータを編集
男子スポーツ 女子スポーツ
野球 バスケットボール
バスケットボール クロスカントリー
クロスカントリー ゴルフ
ゴルフ ボート競技
ボート競技 サッカー
サッカー テニス
テニス 陸上競技
陸上競技 バレーボール
† – 陸上競技は、屋内と屋外両方が含まれる。

ゴンザガ・ブルドッグス英語: Gonzaga Bulldogs[ɡənˈzæɡə]), 愛称; Zags)は、アメリカ合衆国ワシントン州スポケーンに本部を置く、ゴンザガ大学の学生スポーツ競技チームである。NCAAディビジョンⅠのnon-footballカンファレンス[a]である、ウェスト・コースト・カンファレンスに加盟している。

代表チーム

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男子バスケットボール

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ゴンザガ・ブルドッグス
開始シーズン 1907–08
歴代勝敗記録 1738–1117 (.609)
ヘッドコーチ マーク・フュー英語版 (23シーズン目)
カンファレンス ウェスト・コースト・カンファレンス
アリーナ マッカーシー・アスレチック・センター英語版
(収容人数: 6,000人)
愛称 ブルドッグス (公式)
ザグス (Zags, 非公式)
学生部門 ケネル・クラブ
カラー Navy Blue, White, and Red[4]
     
ユニフォーム
ホームのジャージ
チームカラー
ホーム
アウェイのジャージ
チームカラー
アウェイ
その他のジャージ
チームカラー
その他
NCAAトーナメント準優勝
2017, 2021
NCAAトーナメントファイナル・フォー
2017, 2021
NCAAトーナメントエリート・エイト
1999, 2015, 2017, 2019, 2021
NCAAトーナメントスイート・シックスティーン
1999, 2000, 2001, 2006, 2009, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2021
NCAAトーナメントラウンド32
1999, 2000, 2001, 2003, 2004, 2005, 2006, 2009, 2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2021
NCAAトーナメント出場
1995, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2021
カンファレンス・トーナメント優勝
1995, 1999, 2000, 2001, 2002, 2004, 2005, 2006, 2007, 2009, 2011, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2020, 2021
カンファレンス・レギュラーシーズン優勝
1966, 1967, 1994, 1996, 1998, 1999, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021
マッカーシー・アスレチック・センター

ゴンザガ大学男子バスケットボールは、同校のスポーツプログラムにおいて最も成功したチームである。ホーム試合は2004年からマッカーシー・アスレチック・センターで行われており、当時アリーナを開設してからNCAA最長記録となる100連勝でスタートしていたが、2007年2月にサンタクララ・ブロンコス (サンタクララ大学) に打ち切られた。

同チームは2020-21シーズン終了時点で、22年連続NCAAトーナメントに出場し、2012-13シーズンには主要サイトの全米ランキングで初めて1位にランクインした。特にアシスタントコーチであったマーク・フュー英語版がヘッドコーチに昇格した1999年以来[5][6]、ブルドッグスはNCAAトーナメント出場を逃したことがなく、フューHC就任以来の勝率は8割を超えるなど、男子カレッジ・バスケットボール界において全米屈指の強豪校として地位を確立している。所属するウェスト・コースト・カンファレンスは中堅カンファレンスであるが、ブルドッグスは最もメジャーカンファレンス (パワー5) に近いチームである。

同チームからはこれまでに15人の選手がWCC年間最優秀選手英語版に選ばれており[7]、1961年に1試合平均32.4得点を記録したフランク・バージェス英語版、2006年に1試合平均28.1得点を記録したアダム・モリソンの2人がNCAAシーズン得点王になった歴史がある。モリソンに関しては、同シーズンにナショナル・カレッジ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれている。

同大学は1990年代半ばから中堅カンファレンスに所属するバスケットボールチームの強豪校として地位を確立してきた。1999年にエリート・エイトまでシンデレラ・ランした年から、NCAAトーナメントには全て出場し、2008-09シーズンからは最も権威のあるAP世論調査による最終投票ランキングに常にランクインしている。また、2016-17シーズン開幕以降すべての週間投票に登場し、105週連続というのは男子バスケットボール史上16番目に長い連続記録である。1995年以降のWCCカンファレンス・タイトル戦は1回を除いてすべて出場。1998年以降はすべてカンファレンスタイトル戦に出場し、16勝を挙げている。2016-17シーズンにブルドッグスは大学史上初のファイナル・フォーに進出し、全米選手権決勝まで進んだが、ノースカロライナ大学に敗れた。2020-21シーズンはレギュラーシーズン26勝0敗の無敗を達成し歴史的な年となった。同チームはNCAAトーナメント第1シードを獲得し、ノーフォーク州立大学スパルタンズ、オクラホマ大学スーナーズクレイトン大学ブルージェイズUSCトロージャンズUCLAブルーインズを抑えて全米選手権決勝に進出した。決勝ではベイラー大学ベアーズに86-70で敗れ、悲願の優勝とは成らなかった。

ライバル校

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セントメアリーズ大学カリフォルニア校

ゴンザガ大学にとって最大のライバルは、同カンファレンスに所属するセントメリーズ大学である。多くのアナリストやメディアはこのゲールズ対ブルドッグスを、西海岸のカレッジ・バスケットボール界で最高のライバル関係の1つであると評している[8][9]

ワシントン大学

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同じ州内で最も熱いライバル関係を築いているのは、ワシントン大学である。1997年から2006年まで10年間ホーム&ホームシリーズを行ったが、その後、2015年まで休眠状態だった。2016年にはスポケーンでのホーム&ホームシリーズを新たに開始し、少なくとも2023-24シーズンまで毎年ライバル関係を継続することに合意している。

ブリガムヤング大学

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ブリガムヤング大学 (BYU) とは、過去10年を通じてライバル関係が築かれてきた。1949年12月16日に初めてBYUとブルドッグスの対抗戦が行われ、ブルドッグスが46-41で勝利した。両チームは2011年3月19日のNCAAトーナメント3回戦で、ジマー・フレデッテ率いるBYUが89-67でブルドッグスを破り、スウィート・シックスティーンに進出するまで、再び対戦することはなかった。翌シーズン、BYUはマウンテン・ウェスト・カンファレンス英語版を脱退し、2011-12年のシーズンからウェスト・コースト・カンファレンスに加盟した。それ以来、ブルドッグスはBYUに対して18勝6敗の成績を収めている。

主な出身NBA選手

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同チームの出身であるNBA選手は、殿堂入りを果たしたジョン・ストックトン[10]のほか、ドマンタス・サボニス[11]八村塁[12]ケリー・オリニク[13]アダム・モリソンロニー・トゥリアフブランドン・クラークザック・コリンズダン・ディッカウオースティン・デイロバート・サクレリッチー・フラーム英語版ジェレミー・パーゴ英語版ブレイク・ステップ英語版ポール・ロジャースコーリー・キスパートジェイレン・サッグスなどが挙げられる。

男子バスケットボール永久欠番

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ゴンザガ大学は3つの背番号を永久欠番にしたが、モリソンの永久欠番である「3」は現在アンドリュー・ネムハードが着用している。

ゴンザガ・ブルドッグス永久欠番
No. 選手 Pos. 在籍期間 引退年
3 アダム・モリソン SF / PF 2003–2006 2020
12 ジョン・ストックトン PG 1980–1984 2004
44 フランク・バージェス SG 1958–1961 2005

女子バスケットボール

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過去にあったチーム

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アメリカンフットボール

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ゴンザガ大学が最後にカレッジフットボールに出場していたのは、83年前の1941年である。1892年から1941年までの成績で (1894年から1895年、1900年から1906年のチーム不在を除く) 、129勝99敗20分だった。

ボクシング

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同大学は元々ボクシングが盛んで、1950年に[カール・マクシー、イーライ・トーマス、ジム・ライリーからなるチームでアイダホ大学と全米タイトルを分け合った歴史をもつ[14][15]

脚注

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注釈

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  1. ^ フットボールを行わないカンファレンス

出典

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  1. ^ Chris Standiford Named Director of Athletics”. Gonzaga University. Gonzaga Athletics. 24 October 2021閲覧。
  2. ^ Origin of the Bulldogs Nickname”. Gonzaga Bulldogs. April 3, 2017閲覧。
  3. ^ Gonzaga Develops, Adopts a Fitting Fight Song”. Gonzaga University News Service. May 4, 2016閲覧。
  4. ^ Approved Primary & Secondary Athletic Logo Colors. https://docs.gonzaga.edu/Campus-Resources/Offices-and-Services-A-Z/MarketingandCommunications/brand/docs/AthleticLogoGuide-FINAL.pdf February 26, 2018閲覧。 
  5. ^ Bulldogs Promote Mark Few To Head Men's Basketball Coach”. Gonzaga University (July 26, 1999). 2022年1月26日閲覧。
  6. ^ Wells, Wells (July 27, 1999). “Few ready to take Bulldog schedule”. Moscow-Pullman Daily News. Associated Press ((Idaho-Washington)): p. 3C. https://news.google.com/newspapers?id=dcUjAAAAIBAJ&sjid=D9EFAAAAIBAJ&pg=2545%2C2547715 
  7. ^ WCC Announces Men's Basketball All-Conference Team”. March 5, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。March 3, 2015閲覧。
  8. ^ Deitrick, Hayden. “Why Gonzaga vs. St. Mary's Is the West Coast's Best Rivalry in NCAA Basketball” (英語). Bleacher Report. http://bleacherreport.com/articles/1479642-why-gonzaga-vs-st-marys-is-the-west-coasts-best-rivalry-in-ncaa-basketball 2017年4月2日閲覧。 
  9. ^ The Best Rivalry Out West: Gonzaga - St. Mary's”. Mid-Major Madness (2016年7月23日). 2017年4月2日閲覧。
  10. ^ "John Stockton Stats". basketball-reference.com. 2022年2月19日閲覧
  11. ^ "Domantas Sabonis Stats". basketball-reference.com. 2022年2月19日閲覧
  12. ^ "Rui Hachimura Stats". basketball-reference.com. 2022年2月19日閲覧
  13. ^ "Kelly Olynyk Stats". basketball-reference.com. 2022年2月19日閲覧
  14. ^ “The bond was boxing”. Moscow-Pullman Daily News. Associated Press: p. 1B. (March 16, 1999). https://news.google.com/newspapers?id=OMwqAAAAIBAJ&sjid=hdAFAAAAIBAJ&pg=2017%2C1644255 
  15. ^ Maxey, Carl (1924-1997)”. March 5, 2015閲覧。

外部リンク

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