オスカー・ワルツェル
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オスカー・ワルツェル(Oskar Walzel、1864年10月28日 - 1944年12月29日)は、オーストリアウィーン出身でドイツの文学者。
ロマン主義の研究に優れ、ドイツの詩人、作家、ジャーナリストのハインリヒ・ハイネ、同国の歴史学者、劇作家、思想家のフリードリヒ・フォン・シラーなどの作品の編集者として名高い。
また、ドイツの哲学者であるヴィルヘルム・ディルタイの精神史、文学研究、スイスの美術史家のハインリヒ・ヴェルフリンの様式史的研究の統合を試みた人物でもあった。
1944年12月29日にボンで亡くなる。
作品
[編集]- 1908年、『ドイツロマン主義』(Deutsche Romantik)
- 1917年、『Leitmotive in Dichtungen』
- 1920年、『ゲーテ死後の、ドイツ文学』(Die deutsche Dichtung seit Goethes Tod)
- 1923年、『Gehalt und Gestalt im Kunstwerk des Dichters』
- 1926年、『言語芸術作品』(Das Wortkunstwerk)
- 1927年 - 1930年、『ゴットシェートから原題までのドイツ文学』
参考文献
[編集]- 高津春繁、手塚富雄、西脇順三郎、久松潜一 著、相賀徹夫 編『万有百科大事典 1 文学』(初版)小学館〈日本大百科全書〉(原著1973-8-10)。
- “ワルツェル”. Yahoo!百科事典、日本大百科全書. 2012年11月4日閲覧。