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アルマス (恐竜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルマス
生息年代: 中生代白亜紀後期, 75–71 Ma
アルマスの想像生態復元図
地質時代
白亜紀後期カンパニアン
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : テタヌラ下目 Tetanurae
階級なし : コエルロサウルス類 Coelurosauria
: トロオドン科 Troodontidae
: アルマス属 Almas
学名
Almas ukhaa
Pei et al., 2017

A. ukhaa Pei et al., 2017

アルマス学名 Almasモンゴル語で「野人」の意)は、モンゴルジャドフタ累層から発見された、後期白亜紀カンパニアン期に生息していたトロオドン科恐竜。アルマスはこのAlmas ukhaaの一種のみが知られている。

概要

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アメリカ人とモンゴル人が協力して化石が発見された。頭骨の一部や下顎の骨、尾骨などの部位が発見されている[1]。その化石が亜成体のものと考えられている。発見された骨格の近くから、プリズマトオリ科英語版のものと考えられる卵の化石も見つかっている。推定全長は約1.5メートルで、成体になるとより大型になったと考えられる。

脚注

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  1. ^ 小林快次『恐竜2最新研究』講談社講談社文庫〉、2020年2月18日

関連項目

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