コンテンツにスキップ

アシュート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アシュート
أسيوط
Asyut
位置
アシュートの位置(エジプト内)
アシュート
アシュート
アシュート (エジプト)
アシュートの位置(中東内)
アシュート
アシュート
アシュート (中東)
アシュートの位置(アフリカ内)
アシュート
アシュート
アシュート (アフリカ)
地図
座標 : 北緯27度11分 東経31度10分 / 北緯27.183度 東経31.167度 / 27.183; 31.167
行政
 エジプト
  アシュート県
 市 アシュート
地理
面積  
  市域 26.6 km2
標高 56 m
人口
人口 (2021現在)
  市域 528,669人
    人口密度   19,870人/km2
その他
等時帯 東ヨーロッパ時間 (UTC+2)

アシュート(アラビア語: أسيوط'asyūṭ アスユート、Asyut)は、ナイル川に面したエジプト都市。人口約40万人。アシュート県の県都。エジプト中部最大の都市であり、上エジプトの中心都市である。

歴史

[編集]

紀元前3100年ごろに人が住み始め、古代エジプト時代はジャウティと呼ばれ、すでに都市が成立していた。エジプト第一中間期には北のヘラクレオポリス(エジプト第10王朝)と南のテーベエジプト第11王朝)の勢力のちょうど接点に位置し、紀元前2050年ごろにヘラクレオポリス側についてテーベに攻撃を仕掛けたものの、紀元前2000年ごろにテーベに敗れ、その支配下に入った。ローマ帝国時代にはリコポリスと呼ばれるようになり、4世紀にはコプト正教会が伝来し、その中心地のひとつとなった[要出典]

現在

[編集]

エジプト中部の農産物の集散地であり、綿花砂糖などの取引が盛ん。アスワンカイロ間の鉄道の中間地点に位置する。

住民の大多数はスンニ派イスラム教徒だ[要出典]が、エジプト最大のコプト正教会のコロニーがあり[要出典]、コプト正教徒も多い。アシュート大学がある。

脚注

[編集]

関連項目

[編集]