まるいミカ

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まるい ミカ
生誕 ????3月11日
日本大阪府
職業 漫画家
活動期間 1998年 -
ジャンル 青年漫画
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まるい ミカ(まるい ミカ、3月11日 - )は、日本漫画家大阪府出身[1]女性。愛称は「ミカぢる」、「アシぢる嬢」など。血液型はO型。

来歴・人物[編集]

鳥山明江口寿史に憧れて漫画家を目指す。1993年、『ヤングマガジン』(講談社)で入賞する。その後鳴かず飛ばずのまま、担当編集者が異動したため、某ビジネス漫画雑誌に投稿するも掲載に至らず、北道正幸浦川佳弥浦川まさる姉妹のアシスタントイラストレーターをしていた。

青木雄二の『ナニワ金融道』のファンだったこともあり、1998年、『モーニング』で青木が審査員をやるため再び古巣の講談社に戻り、尊敬する鳥山の名をもじった『包丁職人、鳥山闘鶏次郎』で準入選で再び賞を取った。

同年7月に『外科医花隈吾郎24時』で、念願のデビューを果たし[1]、数回ほど掲載するが、途中で体調を崩し未完に終わる。

以降は『イブニング』に移り、再び北道のアシスタントを続けながら、『ムシノイドコロ』、『ケツノイシ』などを連載。

2011年に『ワンダーふらちやま』を3年ぶりに掲載した。彼女の漫画は医療をテーマとした関西風味のギャグ漫画が特徴である。[独自研究?]

プロ野球阪神タイガース広島東洋カープ)のファンで、同時に鉄道ファンでもある。同時に師の北道とともにTシャツデザイナーを兼ねている。

ブログなどもやっていたが、身体があまり丈夫でないことや、本来怠け者で面倒くさがりのため、いずれも更新が止まったままである。

近年はツイッター中心で、情報を発信している。

2014年に、『イブニング』から『別冊漫画ゴラク』(日本文芸社)へ移籍し、3月24日発売号『別冊漫画ゴラク』にて、読み切り漫画であるコメディータッチの医療漫画の『おしりの時間』を掲載。

2017年webサイト『ゴラクエッグ』に医療漫画『サイハテ村けやきクリニック』を連載開始し[2][3]、2019年に終了。2018年7月に発売された同作の単行本が初の単行本の刊行となる[1]

2019年に白泉社のwebサイトである『マンガPark(マンガラボ)』で『西瓜』と『てつどうムスメさん』を掲載。

同年11月に講談社クリエイティブのwebサイトである『コミクリ!』で『てつじょのじかん』の連載を開始。

2020年9月に『文鳥のスイカ』を『マンガラボ』に掲載。

作品リスト[編集]

  • 包丁職人、鳥山闘鶏次郎(『モーニング』)
  • 外科医花隈吾郎24時(『モーニング』→『イブニング』)※未完である。
  • ムシノイドコロ(『イブニング』)
  • ケツノイシ(『イブニング』) - 前後編[4]
  • ワンダーふらちやま(『イブニング』2010年10号[4] - ) - 短期集中連載[4]
  • おしりの時間(『別冊漫画ゴラク』、『超漫画ゴラク』[5]
  • サイハテ村けやきクリニック(『ゴラクエッグ』2017年9月20日[2] - )
  • 西瓜(『マンガPark』(マンガラボ)、白泉社
  • てつどうムスメさん(『マンガラボ』)
  • てつじょのじかん(『コミクリ!』[1]) 
  • 文鳥のスイカ(『マンガラボ』)
  • キャルルCITYの文鳥医師団〜神の嘴〜(『コミックZ』2021年10月1日[6] - ) - 単行本のタイトルは『キャルルCITYの文鳥医師団』[7]

師匠[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d “まるいミカから浦川佳弥へ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年6月29日). https://natalie.mu/comic/column/383410 2022年1月3日閲覧。 
  2. ^ a b “限界集落を舞台に若き女医師の奮闘描く、まるいミカの新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年9月20日). https://natalie.mu/comic/news/249472 2022年1月3日閲覧。 
  3. ^ “限界集落舞台に若き女医の奮闘描く医療マンガ、「サイハテ村けやきクリニック」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年7月9日). https://natalie.mu/comic/news/290390 2022年1月3日閲覧。 
  4. ^ a b c “イブニング新連載は、さびれた街にうごめくマニアたちの群像劇”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年4月27日). https://natalie.mu/comic/news/31138 2022年1月3日閲覧。 
  5. ^ “ゴラク50年記念の超漫画ゴラクに土山しげるら”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年8月28日). https://natalie.mu/comic/news/124750 2022年1月3日閲覧。 
  6. ^ ShR青年・少年コミックス部 2021年9月29日のツイート2022年8月21日閲覧。
  7. ^ “医療現場を支えるのは、神の嘴を持つ文鳥?まるいミカの“バードフル”医療コメディ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月19日). https://natalie.mu/comic/news/490191 2022年8月21日閲覧。 

外部リンク[編集]