Wikipedia‐ノート:月間強化記事賞/過去ログ1

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

過去ログ 1 | 過去ログ2

先行する議論[編集]


日本語版ウィキペディアも項目数は増えましたが、重要でありながら充実化が進んでいない項目がまだまだあります。そうした項目の整備促進の効果を狙って、「月間強化記事賞」(仮称)を創設してはどうかと考えています。

  • 加筆、整理、統合などによって、毎月1日現在の版と末日現在の版とを比較したときに、記事としての完成度がどれだけ向上したかを競う。
  • エントリー期間は翌月1日から10日。自薦・他薦を問わない。ただし新記事は対象外。
  • 投票期間は翌月11日から20日。月間新記事賞と同じ要領で投票。

うまく回っていくか不安なところもありますので、ご意見をうかがいたいのですがいかがでしょうか。--Cave cattum 2007年2月17日 (土) 13:54 (UTC)

それを行うのでしたらすごく目立つところに置かないとなかなか促進は狙えないと思います。内容自体はいいかもしれません。--Kuty 2007年2月17日 (土) 14:01 (UTC)
内容の「加筆」はWikipedia:執筆コンテストというのがあります。ただ、記事の大きさのみの判断になっていますが。そのコンテストと手を組むのもいいと思います。--Kazutoko (会話履歴保管倉庫) 2007年2月17日 (土) 14:07 (UTC)
そういうのって、コンセプトだけじゃ決められなくて、実際の運用とかがひっくるめてうまくいくかどうかが決まるのです。で、実際の運用あたりは、「誰がやるのか」「そいつに適性があるのか」というあたりで、評価が決まったりするんですね。結論から言うと、「よっぽどきっちり組み立てられたプランがあり、そのプランの運用者について過去の編集履歴などから『こいつならうまくやれるだろう』と思えるだけのなんかがある」とかでないと、協力者は出てこないだろうという気がします。
個人的には、今回の話は、企画書レベルならば却下相当だし、強行されてもうまくいくまではつきあいたくないです。世間の目は(おれみたいにいちいち表明はしないにせよ)そのくらい冷たいだろうと思うわけですが、ただしそれでもうまく回るなら賞賛は惜しみませんし、その実績を前にしたらおれは協力を惜しみません。
とりあえずなんだ。「思いつきはひっこめる v.s. うまくやれるという自信があるので強行して成功させ賛同者を稼ぐ」の間で選択して、どうするか決めていただければよろしいかと。--Nekosuki600 2007年2月17日 (土) 14:31 (UTC)
どうするかは、「うまくやる自信がある」などという独善的な判断ではなく、多くの方々に興味を示していただけるか否かを見て決めます。--Cave cattum 2007年2月17日 (土) 15:18 (UTC)

Wikipedia:最近大幅加筆された記事とは別個に展開するのでしょうか?加筆に関して新着記事同様、何らかの奨励制度はあっていいと思います。--ととりん 2007年2月17日 (土) 16:30 (UTC)

ご指摘の通り、現在はあまり機能していないWikipedia:最近大幅加筆された記事を活性化したいというところから始まっています。現在のWikipedia:最近大幅加筆された記事の仕組みを発展させて、エントリーされている記事の中から優良なものを表彰し、広く紹介するようにしていけば、注目を集めやすいのではないかという考えです。--Cave cattum 2007年2月18日 (日) 00:12 (UTC)
たぶん機能していないのは、そのページの存在を知らない人も多いのかもしれません。私も、Wikipedia:最近大幅加筆された記事Wikipedia:執筆コンテスト等の存在は知りませんでした。新記事の執筆や旧来の記事の加筆に役に立ちそうなページはTemplate:協力募集中の様にまとめたページ(Templateでなくても良い)にしてトップページからリンクを貼れば便利だし目にとまるのではないでしょうか。-- Daisydaisy 2007年2月18日 (日) 10:13 (UTC)
コミュニティ・ポータルで告知するとしたらTemplate:意見募集中の秀逸な記事や月間新記事賞のあたりの並びかなと思い追加しました。これで活性化しますかね。--Cave cattum 2007年2月18日 (日) 17:07 (UTC)

質問ですが、例えば当月執筆されたスタブ記事で、月間新記事賞の選考基準に合致しない程度の期日(初版作成から1週間~1ヶ月)に大幅加筆された記事に関しては、どのように対処されるのでしょうか。幾つかのスタブ記事(例・釜房ダム)を大幅に加筆したのですが、初版作成1週間後程度で発見し加筆したため、選定基準を見る限りでは、基準外の様に感じますが・・・--河川一等兵 2007年3月9日 (金) 16:23 (UTC)

ご指摘のようなケースはあまり想定していなかったので上の定義文は見直す必要がありますね。「月間新記事賞の選考対象となる記事以外は全てこの賞の選考対象とする」というのが私の考えです。まさに今回の河川一等兵さんの加筆のような貢献を顕彰することが、この賞を企画している目的です。--Cave cattum 2007年3月10日 (土) 02:50 (UTC)

企画案[編集]

目的
月間強化記事賞では、加筆、整理、統合などによって、記事としての完成度が目覚しく向上した記事を顕彰します。日本語版ウィキペディアも項目数は増えましたが、重要なテーマでありながら加筆が滞っているような記事(例えばスケート)がまだまだたくさんあります。このような記事への加筆にスポットライトをあてることで、加筆を促進し、記事によって完成度のバラつきが顕著な日本語版ウィキペディアの全体的な底上げを図ることがこの賞の目的です。
エントリー対象
当月に投稿された記事も含め、全ての記事をエントリー対象とします(新規投稿から1週間程度後に大幅加筆される例もあるため)。ただし当月の月間新記事賞にエントリーしている記事は除外します。記事のサイズ(バイト数)の上限・下限はありません。過去に月間強化記事賞に選定されたことのある記事の再エントリーも可能とします。
エントリー方法
エントリー期間は当月(1月の月間強化記事賞であれば1月)1日0:00 (JST) から、翌月(1月の月間強化記事賞であれば2月)10日23:59 (JST) までとします。自薦・他薦は問いませんので、最近顕著に充実したと思えるような記事を見つけたら、積極的にエントリーしてください。
評価の方法
当月(1月の月間強化記事賞であれば1月)1日0:00 (JST) の版と、当月末日23:59 (JST) の版とを比較したときに、記事としての完成度がどれだけ向上したかを評価します。質としての向上の程度を評価するものであって、記事のサイズ(バイト数)の増減そのものは考慮しません。
選定方法
選定期間は翌月(1月の月間強化記事賞であれば2月)11日0:00 (JST) から20日23:59 (JST) までとします。エントリーされている記事に対して、投票を行い、票数の多い上位3記事を選定します。ユーザー登録している利用者であれば、1項目1票を限度とし、何項目でも投票可能です。ただし署名偽造による不正投票、ないしは多重アカウントを利用した同一利用者による多重投票は、無効票とされることもあります。
実施時期
試行として、4月10日から20日に「月間強化記事賞 2007年3月(試行実施)」を実施します。軌道に乗ると見込めるのであれば、「月間強化記事賞 2007年4月」(5月10日から20日)以降正式実施します。

上記の通り企画案をまとめました。何人かの方々から賛同をいただければ実施に移ってよいと思うのですが。--Cave cattum 2007年3月10日 (土) 05:42 (UTC)

賛成ですね。掲載基準は単純に、選考基準は月間新記事賞に合わせたほうが分かり易いと思います。それと質。幾ら分量が多くても単なる羅列的記事やエッセイ的記事では意味ないでしょうから、百科事典としての本来の趣旨に叶うであろう記事を評価対象とするのが、良いと思います。後は、加筆コンテストなど似たプロジェクトは、こちらに統一して一本化を図ったほうがよいでしょうね。--河川一等兵 2007年3月10日 (土) 06:38 (UTC)

既存の企画との関係について[編集]

Wikipedia:月間強化記事賞と似た企画との一本化というご提案についてですが、月間強化記事賞が軌道に乗るか否かを見届けた後の判断になると思われますので、現段階では議論するには早過ぎるでしょう。

軌道に乗ったことを前提としますと、Wikipedia:最近大幅加筆された記事は、もともとの母体ですので、一本化するということでよろしいと思います。他に似た企画としてWikipedia:今週の強化記事Wikipedia:おすすめ記事Wikipedia:執筆コンテストがありますが、しっかり機能しているWikipedia:執筆コンテスト以外は、現状あまり有効に機能しているようには見えませんので、一本化を考える必要もあるかもしれません。--Cave cattum 2007年3月10日 (土) 12:02 (UTC)

投票についての質問[編集]

Cave cattumさん、企画の立ち上げご苦労様です。最近この企画を知ったのですが、素晴らしい試みだと思います。私自身も是非、投票への参加や、受賞を目指しての加筆を行いたいと思っています。さて、投票に関して若干質問があるのですが、

  1. エントリーする際は、Cave cattumさんがなされているように、○○さんによる加筆ですと添えたほうがいいのか(ちなみに、なぜかそのように書かれていないフランス革命群像の加筆は私が行ったものです。エントリーありがとうございます)
  2. 投票する場合の署名は、記事名の「:」後ろにすればいいのか、あるいは「Wikipedia:メインページ新着投票所」のように#の後に署名をしたほうがいいのか

以上2点、教えていただけないでしょうか。あとひとつ、提案なのですが、加筆前と加筆後、それぞれの版にリンクをはっておくと投票の際の判断が容易になるのではないかと思います。この企画が多くの人の目に留まり、発展することを祈っております。--江戸ラー 2007年4月13日 (金) 00:00 (UTC)

ご意見いただきありがとうございます。エントリー方法につきましては、エントリー時や投票時の負担がなるべく少なくなるような方法を試行錯誤していきたいと考えております。「○○さんによる加筆です」といったコメントの記入や、加筆前・加筆後の版へのリンクの記入につきましても、今のところは任意で良いと考えておりますが、いろいろ試していただいたり、提案していただければと思います。投票の方式につきましてはWikipedia:月間新記事賞を参考にしており、こちらは記事名の「:」の後ろに記名する方式ですので、これと合わせていったほうがいいかなと考えております。--Cave cattum 2007年4月14日 (土) 06:02 (UTC)

回答ありがとうございます。了解しました。早速投票してみたいと思います。--江戸ラー 2007年4月14日 (土) 12:14 (UTC)

2007年3月(試行)の反省[編集]

Wikipedia:月間強化記事賞/2007年3月(試行)を実施しました。運営にご協力いただいた皆様ありがとうございました。まだまだ参加していただけた方は少ないですが、「月間強化記事賞」が試みとして全く成り立たないといった状況でもなかったと思われます。いまだ試行段階からは脱していないとは言えるものの、Wikipedia:月間強化記事賞/2007年4月を設置いたしましたのでご報告いたします。

反省点としては次の通りです。

  • 江戸ラーさんにご提案いただいた、エントリーの際の加筆前と加筆後の版の比較表示につきましては、推奨するということでルールの方に明記したいと思います。なおエントリーの際の障壁を考えると、義務にはしないほうが良いのではないかと考えます。
  • エントリー期間は毎月10日までとしましたが、追加エントリーも柔軟に認めた方が良いと思いました。
  • ルールには「1日0:00 (JST) 時点の最新版と、当月末日23:59 (JST) 時点の最新版とを比較したときに、記事としての完成度がどれだけ向上したかを評価してください」と記載しましたが、これも何もこだわる必要はなく、数ヶ月かけて加筆されたような記事も選考対象とすべきと思いました。

--Cave cattum 2007年4月21日 (土) 08:05 (UTC)

秋の加筆コンクールとの兼ね合いは[編集]

来月の強化記事賞ですが、秋の加筆コンクール応募作品も推薦対象として良いのでしょうか?あるいは、コンクール応募作はすべて対象とすべきでしょうか?Wikipedia:最近大幅加筆された記事 2007年の対象分では、7記事中、5つがコンクール応募作品です。どうしましょう。--汲平 2007年10月28日 (日) 14:39 (UTC)

改訳は?[編集]

「加筆、整理、統合などによって…」だそうですが改訳による貢献も入れてほしいですね。--Hnishy 2008年2月7日 (木) 12:06 (UTC)

「など」なのですから、改訳後、普通にノミネートすればいいのではないでしょうか。Yassie 2008年3月1日 (土) 04:58 (UTC)

ルール改定提案[編集]

投票の「選定方法」について、次のように改定することを提案いたします。最初から2つめの文について、以下のように変更します。

(変更前)当月(1月の月間強化記事賞であれば1月)中に、記事としての完成度がどれだけ向上したかを評価してください。
(変更後)加筆によって、記事としての完成度がどれだけ向上したかを評価してください。

この「選定方法」では、下の箇条書き部分で複数の月にわたって加筆されたものについて評価に含めてよい、としていますが、上記の改定前の部分では原則として1箇月の間の加筆について評価するよう求めており、互いに矛盾するとも理解されかねない状態となっています。これを解消すると共に、複数月に渡る加筆を評価対象とすることを明確化することが提案の狙いです。Wikipediaは忙しい人にもヒマな人にも平等に開放されており、1箇月の間に魅力的な加筆ができる人だけのものではありません。少なくない利用者が一つの記事を何ヶ月もかけて成長させるような執筆活動をされていますが、そうした加筆について「原則に反するが、評価してもよい」という状態を続けることは、加筆に焦点を当てる、というこの賞の目的に合わないのではないかと思います。長期間にわたる継続的な活動についても、明確にこの賞で評価の対象とすることを望みます。--Peccafly 2009年6月30日 (火) 18:11 (UTC)

コメント加筆について、杓子定規に当該月の1日から末日までを見るのではなくそれ以前の期間もある程度含めるべきだという考えには賛成です。ただ、半年とか1年がかりの加筆となると、さすがに「月間」という名前のイメージとかけ離れてしまう感じがします。また、加筆期間の制限を完全になくすとなると、過去に加筆がなされた記事はすべて候補になりうることになりますが、それは妥当なことなのでしょうか。私はあまりにも昔の加筆は除外し、ここ最近の加筆のみを評価対象にしたほうがよいと思うのですが。「過去○か月(1月の月間強化記事賞であれば△月1日から1月末日にかけて)の間に、記事としての完成度がどれだけ向上したかを評価してください。」とする案はいかがでしょうか。個人的には過去2、3か月程度が妥当ではないかと思います。-- 2009年7月1日 (水) 10:22 (UTC)
賛成 矛盾の解消および提案のご趣旨に賛成いたします。個人的には差分の開始日-終了日が半年以内(あるいは1年以内)に入っていればOKとしてもよいと思っています。「月間」は月毎にエントリ/集計する、という意味ということで。--Penn Station 2009年7月2日 (木) 10:59 (UTC)

コメント 下の投票期間の変更と併せてコメントいたします。過去の加筆が際限なくエントリ対象になることを危惧する廉さんのご意見には同意します。また、投票期間のシフトに関するPenn Stationさんのご意見には全面的に同意いたします。上でPenn Stationさんから頂いた案を元に、以下のように変更してはいかがでしょうか。

  • エントリー対象: 前月21日から当月20日までに主要な加筆のあった記事をエントリ対象とする。
  • 選定方法 : 過去半年程度の加筆を評価の対象とする。また、それ以前からの加筆を評価に含めて投票してもよい。ただし、過去の強化記事賞にエントリされた記事については、それ以降から当月20日までの加筆についてのみ評価する。
  • スケジュール: 全体的に10日程度前倒しとする。エントリ…11日-翌月1日、投票…翌月2日-翌月10日

ご意見をお願いいたします。--Peccafly 2009年7月2日 (木) 12:58 (UTC)

1点だけコメントがあります。「エントリー対象」と「選定方法」の評価の対象は同一にした方が分かりやすいと思うのですが、いかがでしょうか。毎月コンスタントに加筆された記事がある場合、「前月21日から当月20日までに主要な加筆のあった」かどうか判断が難しいのではと思います。両方とも「6か月前の月の21日から当月20日までに加筆のあった記事」としてはいかがでしょう?この場合、当月の加筆が少ない、あるいは全くない、という場合もあり得ますが…「月間」を記事のエントリー・評価と捉えれば、特に問題はないかと思います。--Penn Station 2009年7月2日 (木) 14:23 (UTC)
コメント確かに、主要な加筆かどうかの判断が難しいケースもありそうですね。Penn Stationさんに同意します。-- 2009年7月5日 (日) 10:36 (UTC)

コメント ご意見ありがとうございます。Penn Stationさんのご提案を元に、利用者:Peccafly/月間強化記事賞 改訂案に改訂案を作成いたしました。斜体部分が変更された箇所です。こちらにて現行ルールとの差分を確認いただけます。とくに大きな問題がなければ7月10日から新ルールに基づいてエントリを開始したいと思います。重大な異議がある場合は7月10日の新ルール移行は見送り、さらに議論を深めていければと存じます。--Peccafly 2009年7月5日 (日) 11:52 (UTC)

改定案の作成ありがとうございました。分かりやすいように期間と例の書式を若干変更させていただきました[1](もし問題があれば差し戻してください)が、内容的には特に問題はないと思います。今月から開始できるといいですね。--Penn Station 2009年7月6日 (月) 14:48 (UTC)
ありがとうございました。以前よりも見易くなったように感じます。--Peccafly 2009年7月6日 (月) 17:49 (UTC)
細かいですが強調目的の鍵括弧は削除しました。7月10日になりましたが、新ルールへの置き換えはどのタイミングで行うことにしましょう?--Penn Station 2009年7月10日 (金) 10:48 (UTC)

2009年7月2日 (木) 12:58 (UTC)に提示されたPeccaflyさんの案にある「過去の強化記事賞にエントリされた記事については、それ以降から当月20日までの加筆についてのみ評価する。」というルールを「エントリー対象」に追加しました。Peccaflyさんが提案された段階で特に反対意見が出なかったことから改めて他の方の意思を確認することなく追加しましたが、何かご意見があればお願いいたします。-- 2009年7月10日 (金) 10:20 (UTC)

ありがとうございます。「選定方法」の記述と重複しますが、誤解を生まないためにはこのほうが良いかもしれません。--Peccafly 2009年7月10日 (金) 22:25 (UTC)

皆様、議論へのご参加ありがとうございます。新ルールへの移行を完了し、7月分のエントリを開始致しました。これ以降も足らざる点等ありましたらご指摘いただければと存じます。--Peccafly 2009年7月10日 (金) 22:25 (UTC)

お疲れさまです。ルールがサブページになっていることに気付いていませんでしたが、9日には改訂されていたのですね。微修正も反映していただいたようで、ありがとうございました。--Penn Station 2009年7月11日 (土) 01:03 (UTC)

投票期間のシフト提案[編集]

Peccaflyさんのルール改訂提案に便乗する形で申し訳ありませんが、1つ提案をさせてください。Wikipedia:月間強化記事賞の投票期間は現在「11日0:00 (JST) から20日23:59 (JST) まで」となっていますが、少々分かりにくく、(私のように)うっかり投票を忘れてしまう利用者も多いのではないかと思われます。この投票期間をWikipedia:月間新記事賞の「毎月2日0:00JSTから10日23:59JSTまで」と同じにしてはいかがでしょうか?(同様にエントリー期間は「11日0:00 (JST) から翌月1日23:59 (JST) まで」にシフト) もしかすると敢えて投票期間を分散しているのかもしれませんが、月間新記事賞で投票している人が月間強化記事賞にも投票しやすくなり、相乗効果が望めるのでは、と思います。私自身は更新作業を行っておらず恐縮ですが、ご意見をお聞かせください。--Penn Station 2009年7月2日 (木) 11:03 (UTC)

コメント現在のルールを前提に話をします。新着記事と違い、当該月に大幅加筆された記事の把握は容易ではなく、末日からある程度日にちをとったほうがエントリーを促しやすいと思います。ただ、月間新記事賞と日程を重ねた方が投票が増えるかもしれないという考えには賛同します。間をとって6日0:00JSTから15日23:59JSTを投票期間とする案はいかがでしょうか?-- 2009年7月2日 (木) 12:35 (UTC)
上の#ルール改定提案節で期間の話もまとめられましたので、そちらでまとめて議論いたしましょう。期間変更に関する廉さんご心配の点については、上の節のPeccaflyさんの提案にありますように評価対象期間も同様にシフトする(当月20日までにする)ことで問題は生じないと思います。--Penn Station 2009年7月2日 (木) 14:33 (UTC)

※以降の議論は上の#ルール改定提案節でお願いいたします。--Penn Station 2009年7月2日 (木) 14:33 (UTC)

エントリー対象期間変更の提案[編集]

現在エントリー対象は「6か月前の月の21日から当月20日までに加筆のあった記事(1月の月間強化記事賞であれば前年の7月21日から1月20日までに加筆のあった記事)」となっていますが、これだとたとえば3月21日から末日にかけて大幅に加筆された記事が誤って3月の強化記事賞にエントリーされる可能性があります。このような誤エントリーを防ぐために、エントリー対象を「6か月前の月の1日から当月末日までに加筆のあった記事(1月の月間強化記事賞であれば前年の8月1日から1月31日までに加筆のあった記事)」に変更することを提案したいのですが、いかがでしょう? 旧ルールではエントリー対象期間の終わりとエントリー期間の終わりを合わせた場合、エントリー対象期間の終わりギリギリに加筆された記事が当月のエントリーに漏れ、翌月にもエントリーできなくなる可能性がありました。しかし改訂されたルールでは、主要な加筆期間がいつであるかとは関係なく過去6か月に加筆があればエントリー可能ですからそのような心配はなくなりましたので、誤エントリーを防ぐためにエントリー対象期間の終わりとエントリーの締め切りを同じ日にしたほうがよいと思います。-- 2009年7月12日 (日) 05:02 (UTC)

賛成 ルールはできるだけ分かりやすい方がいいですので、ご提案に賛成します。--Penn Station 2009年7月12日 (日) 06:31 (UTC)
賛成 同時にルール改正するのだったらエントリが間に合わないことを心配しなくとも良い、という当然の視点が抜け落ちてしまっていましたね。賛成致します。--Peccafly 2009年7月14日 (火) 15:40 (UTC)

ありがとうございます。まだ提案から5日ほどですが、20日が間近に迫っていますのでルールを変更しました。引き続きご意見がありましたらよろしくお願いいたします。-- 2009年7月17日 (金) 18:55 (UTC)

月間強化記事賞を注目させるための提案[編集]

こんばんは。ここのところ、こちらにはご無沙汰していましたが、なかなか、皆さんの関心が強化記事には集まってくれないようです。折角、月間新記事賞と同じ投票期間にしているのですから、新記事賞の投票に参加されていらっしゃる方もこちらにも参加していただきたいわけなのですが……。

私なりに、理由を考えたのですが、Wikipedia:月間新記事賞/投票のページに、Wikipedia:月間強化記事賞/投票のサブページも組み込むという案はどうでしょうか。月末に新記事賞投票のための更新が実施されるわけですけれども、その際に、{{Wikipedia:月間強化記事賞/投票}}を新着画像の下に組み込んでしまうというわけです。

皆様の意見をお待ちしております。--Tantal 2009年9月16日 (水) 14:19 (UTC)

賛成 ご提案に同意いたします。日程をそろえていることのメリットが最大限発揮できるようになるといいな、と思います。--Peccafly 2009年9月16日 (水) 14:55 (UTC)
賛成 元々、7月に月間強化記事賞の投票期間を月間新記事賞のそれと合わせることを提案させていただいたのは、分かりやすさと共に相乗効果を狙ってのことでした。丁度、双方に互いへの告知を設けて投票を促進することを新たに提案しようと思っていたところだったのですが、ページ自体の一体化までは考えが及んでいませんでした。賛成いたします。--Penn Station 2009年9月16日 (水) 17:19 (UTC)
賛成 とてもいいアイディアだと思います。-- 2009年9月17日 (木) 12:17 (UTC)
コメントWikipedia‐ノート:月間新記事賞#月間強化記事賞との連携にて、新記事賞の側に提携案を掲載しました。また、Wikipedia:月間強化記事賞/2009年9月Wikipedia:月間強化記事賞/投票に移動し、新記事賞との提携可能な形に修正しました。--Peccafly 2009年9月26日 (土) 07:25 (UTC)
コメント体制移行の準備として、特に合意を要する変更は無いものとみなして、強化記事賞のページとそのサブページをいろいろ変更しました。変更内容は以下の通りです。
  1. Wikipedia:月間強化記事賞/ルールからWikipedia:月間強化記事賞/投票方法を分割しました。また、Wikipedia:月間強化記事賞/ルールに関しては前回の改正で合意されたものと考えられる「20日まで」の記述を「末日まで」に修正しました。([2][3]
  2. Wikipedia:月間強化記事賞/2009年9月Wikipedia:月間強化記事賞/投票に移動し、デザインを新記事賞のものと統一しました。([4]
  3. 上記にあわせてWikipedia:月間強化記事賞のサブページの位置を修正し、デザインを変更しました。([5]
  4. 上記にあわせてWikipedia:月間強化記事賞/運営マニュアルを変更しました。([6]
以上の変更に関して、問題点等があればご指摘願います。--Peccafly 2009年9月26日 (土) 07:51 (UTC)
賛成 Wikipedia:最近大幅加筆された記事作成時の理念に確実に近づいていると思いますので、賛成したいと思います。--Taisyo 2009年9月26日 (土) 14:06 (UTC)
賛成 大変良いことだと思います。私も遅まきながらではありますが、賛意を表明します。それから、まだ具体的な案にはなっていない思いつきに近いものなのですが、Wikipedia利用者が利用時には必ず立ち寄るであろうメインページで積極的に宣伝するというのはどうでしょうか?今のところ、メインページに月間強化記事賞や月間新記事賞への誘導はないので、メインページの「お知らせ」の項目部分に、たとえば「月間強化記事賞・月間新記事賞の○月分エントリー期間中です。みなさま奮ってご参加下さい。」や「月間強化記事賞・月間新記事賞の○月分投票期間中です。ログインユーザーの方なら、どなたでも投票できます。あなたが素晴らしいと思う記事に是非1票を投じて下さい。」などのようなコメントを載せて、誘導を図るという案です。いかがでしょうか。--Awakko 2009年10月3日 (土) 16:54 (UTC)

Wikipedia:月間強化記事賞/2009年10月を作成してしまいました[編集]

9月投票終了後、手順を間違えてWikipedia:月間強化記事賞/2009年10月を作成してしまいました。申し訳ありません。この場合、どのように対処すべきでしょうか?-- 2009年10月10日 (土) 18:03 (UTC)

Wikipedia:月間強化記事賞/投票」と重複しているので、とりあえず削除しておきました。--Peccafly 2009年10月10日 (土) 21:23 (UTC)
ありがとうございます。-- 2009年10月11日 (日) 02:55 (UTC)

今週の強化記事の継続の是非について[編集]

ただいま、Wikipedia:今週の強化記事の継続の是非についてご意見を伺っています。もしよろしければ、Wikipedia‐ノート:今週の強化記事#今後についてまでよろしくお願いします。--Me2hero 2009年12月13日 (日) 14:48 (UTC)

Wikipedia:今週の強化記事が停止されて2ヶ月経過しましたが、このたびWikipedia‐ノート:今週の強化記事#本格的な廃止提案にて本企画の本格的な廃止提案がなされております。あらためまして、本件についてのコメント、賛否等よろしくお願いします。--Me2hero 2010年3月7日 (日) 12:32 (UTC)

2010年3月の投票について[編集]

DrumBeatさんが投票期間終了から3分後の2010年4月11日 (日) 00:03(JST)に投じられた票についてですが、3分程度の遅れは有効とするべきか、ルールを厳正に当てはめるべきなのか迷っています。ご意見をお聞かせ頂けるとありがたいです。-- 2010年4月10日 (土) 15:25 (UTC)

DrumBeatさん投票時点で、日立鉱山(3)→(4)、食品サンプル(4)→(5)、ルワンダ虐殺(5)→(6)、藤田まこと(0)→(1)になるわけですね。そうすると、R.Lucyさん投票時点で既に3票獲得している記事の取扱いが問題になってくるかと思います。食品サンプル、ルワンダ虐殺は投票があろうがなかろうがそれぞれ2位、1位ですから、月間強化記事賞になるからです。
そうすると3票獲得記事は、トーマス・ジェファーソン、トリスタンとイゾルデ_(楽劇)の2記事になるわけですが、Drumbeatさんの票を有効とするとこの2記事が強化記事賞の対象外になってしまいます。誠に申し訳ないけれども、時間は厳格にを適用させていただいて、受賞記事を増やしたほうが賢明です。
結論として、ルワンダ虐殺、食品サンプル、日立鉱山、トーマス・ジェファーソン、トリスタンとイゾルデ_(楽劇)の5記事を月間強化記事賞の受賞とするということでいかがでしょうか。
Drumbeatさんには、誠に申し訳ない。来月以降もぜひ、投票に参加していただきたい。--Tantal 2010年4月10日 (土) 15:42 (UTC)
このところ日立鉱山の加筆に掛かりきりになってしまっているのりまきです(苦笑)。日立鉱山はまだ私から見て未完成な部分が残っていて、月間強化新記事賞の投票対象となるのも少々申しわけないと感じておりました(3月ではなく4月に入ってから加筆した部分も多いです……)。他の受賞対象記事はそれぞれ受賞に相応しい記事だと思いますし、3分とはいえあらかじめ決められていた投票時間終了後の投票ですので、日立鉱山に4票目を投じていただいたDrumbeatさんには本当に感謝していますし申しわけないと思いますが、ルール通り5記事を対象にするという結論を支持いたします。--のりまき 2010年4月10日 (土) 16:22 (UTC)

ありがとうございます。やはりルール通りにしたほうがよさそうですね。R.Lucyさんの投票までをカウントすることにします。-- 2010年4月10日 (土) 16:51 (UTC)

新制度(強化記事)との兼ね合いについて[編集]

強化記事を選出する新しい制度(Wikipedia:メインページ強化記事投票所)が発足へ向けて動き始めています。強化記事投票所サイドとしては、選出した記事を月間強化記事賞にノミネートするという運用をする予定なのですが、そのことに関連して2点ご意見をお聞かせ下さい。

  1. 1点目は、Wikipedia:月間新記事賞のように強化記事投票所で獲得した票とWikipedia:月間新記事賞/投票での票の合計で月間強化記事賞受賞記事を決定する方法がWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 執筆支援/加筆記事のメインページ掲載提案#既存制度との兼ね合いについてで提案されましたが、その是非について。
  2. 2点目は、現在Wikipedia:メインページ新着投票所において新着記事に選ばれなかった記事の一部が月間強化記事賞に推薦されていますが、今後もそのような形での推薦を認めるかどうかということです。仮に推薦を認め、かつ1点目で挙げた、2回の投票の合計で月間強化記事賞受賞記事を決める制度を導入した場合、新着記事に選ばれなかった記事の基礎票(強化記事が強化記事投票所で獲得した票に相当)をどのように定めるかが問題になりそうです。-- 2010年4月17日 (土) 12:19 (UTC)
  • (コメント)2点目の後半についてですが新着記事に選ばれなかった記事の一部を月間強化記事賞候補にすることは月間新記事賞より強化記事賞が下のような扱いであり違和感があります。また新着に選ばれなかった記事が月間強化記事賞に選ばれたことはおそらくいままでないと思いますがその点はいかがでしょうか。候補が多すぎると新規記事とは異なり強化記事の場合、どこまで加筆が進められたのか見るのにだいぶ手間がかかるのではないでしょうか。--Tiyoringo 2010年4月17日 (土) 14:27 (UTC)
    • コメント月間新記事賞よりも下の扱いをしているとは思いませんが、新規作成の記事にだけ2度チャンスが与えられるというのは平等の観点からどうなのかなという思いはあります。個人的には強化記事スタート後は「強化記事に選ばれた記事以外の月間強化記事賞へのエントリーは認めない」と制度を改定したほうがよいのではないかと思っています。Tiyoringoさんも同じお考えですか?-- 2010年4月19日 (月) 08:43 (UTC)
  • (コメント)強化記事投票所では3日に1度の更新が入る予定となっています。巧く回れば月に20本程度の記事を月間強化記事賞にエントリーできる形となります。現在のエントリ数は4月が37件、3月が43件と、エントリーを強化記事投票所からのみとするとエントリー数がほぼ半減してしまいますが問題ないでしょうか。このへんが大丈夫であれば、個人的には新記事賞とルールの統一がなされるので改定に賛成します。--R.Lucy 2010年5月4日 (火) 01:39 (UTC)
    • (コメント)確かにここ4か月ほどエントリー数が多くなっていますが、これはWikipedia:最近大幅加筆された記事への報告の増加や、新着記事に選出されなかった記事の推薦によるものです。まず前者についてですが、これからはWikipedia:最近大幅加筆された記事で報告された記事が強化記事投票所へ推薦される流れができるでしょうから、このペースでの報告が維持された場合、強化記事投票所で推薦される記事数に対し選出される記事数が少ないという意見が出て選出記事数を増やす方向でルールが改定され、強化記事投票所からのエントリーは現在よりも増加すると予測しています。後者については現在強化記事投票所とは関係なく廃止が提案されていますから、この減少分を気にする必要はないでしょう。したがってエントリーを強化記事投票所からのみとした場合にエントリー数が半減するとしても、それは気にする必要のない減少であったり遠からず回復する可能性が高い減少なので大丈夫だと思います。-- 2010年5月4日 (火) 03:10 (UTC)
    • (コメント追加)ちなみに私としては、強化記事投票所で選出された記事に何らかのアドバンテージ(強化記事投票所で得た票数が月間強化記事賞の投票の際に上積みされるなど)が与えられるのであれば、強化記事投票所を経ずに推薦されるルートを残すことに強く反対はしません。-- 2010年5月4日 (火) 03:30 (UTC)

月間強化記事賞の企画再考[編集]

こんにちは。唐突ではありますが、月間強化記事賞が運用されてから3年半が経過しましたこの時点で、いちどこの企画について見直してみませんか。このように申しますのも、私は現状で月間強化記事賞の継続に懐疑的な考え方を持っています。その理由として以下のものがあります。

  1. 企画の位置づけとして「加筆、整理、統合などによって、記事としての完成度が目覚しく向上した記事を顕彰する」とあるが、一方で「候補を全て読んでいただくことは前提としていません」「気にいった記事に投票」とあり、とどのつまり「記事の人気投票をしよう」というものに過ぎず、人気投票で記事を顕彰することがはたしてウィキペディアにとって利益となっているのか疑問。
  2. 「月間強化記事賞の目的」は「記事への加筆にスポットライトをあてることで、加筆を促進し、(中略)全体的な底上げを図ること」となっているが、この目的が実際に月間強化記事賞という手段で達成されているのか疑問。具体的には、FAGA と違って記事のどのような点が良かったのかということをコメントすることのない現行の人気投票形式では「加筆を促進」「全体的な底上げ」に寄与するのか疑問。さらに「記事への加筆にスポットライトをあてること」についてはメインページへの掲載と機能が重複しており、月間強化記事賞と並行させる必要があるのか疑問。
  3. 選考者が少ない場合でも選考を成立させている点は問題。極端な事例として2010年5月の選考があり、わずか2名しか選考に携わっていないのにもかかわらず授賞している。これと同様の事例が月間感謝賞でも問題となり、2008年11月の投票では1名しか投票しておらず、当該受賞者が授賞に疑問を呈したことがある
  4. 授賞記事が多すぎる点も問題。月間強化記事賞は投票の結果、上位3記事に授賞するということを原則としているが、実際に授賞数が 3 となったのは、ルール改定が反映された2009年7月分以降で全15回中わずか2回(2009年12月2010年1月)しかない。その一方で授賞数が原則の2倍、つまり6記事以上となったのが5回(2009年11月2010年3月6月7月9月)。とくに2010年9月の選考では原則の 3.67 倍にあたる 11 もの記事に授賞していたり、さらに2009年8月と11月の選考ではエントリした記事の半数以上に授賞していたりするなど、選考の体をなしているとは言いがたい状況。月間新記事賞の選考ルールを見ると、たとえば1か月を30日とすると、エントリ数は最小で3×30=90、最大で4×30=120となることが想定され、月間新記事賞の授賞記事の上限が原則で5記事であるから、エントリ数に対する授賞する記事数の割合は、制度から想定されるものとしては 4.17% から 5.56% となっている(もちろん制度上は授賞数が増えることやエントリ数が90未満になることもありえるが、ここでは割愛)。これに対して月間強化記事賞の実態は2009年7月分以降の選考で見ると、2010年1月で 7.5%(40エントリに対して3記事に授賞)から、先述の2009年8月の選考で 55.56% と幅があり、平均して 24.35% という数値になるが、これは月間新記事賞と比較するまでもなく過大であり賞の価値の希薄化をもたらしているのはないか。

私は以上のように考えるのですが、そこでルールが適当であるのかという技術的なものはもちろん、はたして企画として成立していると言えるのか、あるいは企画の結果がウィキペディアに利益をもたらしているのかという根本的な点から企画を見直してみる時期に来ているのではないでしょうか。具体的な方策の検討はあとにするとして、まずは意見交換といった程度で月間強化記事賞について皆様がどのようにお考えであるのか、問題点があるかどうかというところをお聞かせください。--Ariesmarine 2010年10月12日 (火) 13:28 (UTC)

月別選考実施状況
選考 エントリ数
(A)
授賞数
(B)
割合
B/A (%)
投票者数 授賞記事の
最多得票数
授賞記事の
最少得票数
得票数が
最少となった
授賞記事数
次点の
得票数
次点の
記事数
2009年7月 17 4 23.53 8 3 3 4 2 4
2009年8月 9 5 55.56 5 3 2 3 1 4
2009年9月 28 4 14.29 7 4 3 2 2 9
2009年10月 38 5 13.16 8 6 4 4 3 1
2009年11月 18 9 50.00 8 5 2 8 1 1
2009年12月 24 3 12.50 9 6 5 1 4 2
2010年1月 40 3 7.50 7 6 4 2 3 3
2010年2月 34 5 14.71 6 3 2 4 1 5
2010年3月 43 6 13.95 6 5 3 4 2 6
2010年4月 36 5 13.89 9 4 3 3 2 5
2010年5月 18 5 27.78 2 2 2 5 1 6
2010年6月 29 10 34.48 8 4 4 10 3 4
2010年7月 29 9 31.03 9 6 4 7 3 4
2010年8月 31 5 16.13 8 5 5 5 4 2
2010年9月 30 11 36.67 6 4 3 9 2 9
平均 28.27 5.93 24.35 7.07 4.40 3.27 4.73 2.27 4.33

統計データを挿入。小数第3位を四捨五入。--Ariesmarine 2010年10月16日 (土) 04:30 (UTC)

コメント[編集]

コメント 今回このようなことを申し上げるきっかけとなったのは、コミュニティ・ポータルで2010年9月の月間強化記事賞を 11 という異常な数の記事が受賞したというのを見て、これは企画自体がうまくいってないのではないか、と思ったことです。私は、結果として記事の人気投票を行うための企画にしかなっていないのであれば、月間強化記事賞は(あるいは月間新記事賞も)継続させる必要がないと考えます。また賞を濫発しているのであればなおさらのことです。人気投票をして「記事を顕彰する」、しかもそれはエントリすれば高い確率で受賞するようなうすっぺらいものであれば、FA や GA にしっかりと理由を述べたうえで推薦して記事のブラッシュアップを図るために意見を言い合ったほうがよりウィキペディアの充実に寄与するのではないでしょうか。私は FA はハードルが高すぎるとしても、GA の導入で月間強化記事賞は(あるいは月間新記事賞も)役割を終えたのではないかと考えます。またよしんば役割がまだ残っているとしても、現状では投票を行って記事を選別するという過程が十分に機能しているとはとうてい言えないものであり、少なくともルールの改定は行うべきであると考えます。--Ariesmarine 2010年10月12日 (火) 13:28 (UTC)

(追記)いちおう補足します。1.と2.は根本的な部分についての考え方です。要約すると「企画が人気投票にしかなっていないのではないか」「企画が自ら掲げる目的達成のための手段になっていないのではないか」という疑問です。1. 2. の疑問をクリアにできるのであれば企画継続、クリアにできなければ企画の存続にかかわるのではないか、というものです。それに対して3.と4.は技術的な部分、運営ルールの機能不全の指摘です。現状では「上位3記事」という規定が機能していない、とにかく多くの記事に授賞していけばよいというようなものならば投票という手法を用いていることに意味がないという批判です。3. 4.を理由に「月間強化記事賞を廃止するべきだ」という考えはいまのところ持っていませんので、誤解されませんようお願いします。
そのうえでもう少しだけ根本的な部分について考えを述べさせてください。FA や GA の選考は一定の人数の賛成が得られれば通過となるのですが、月間強化記事賞は(あるいは月間新記事賞や執筆コンテストも)得票の上位となった記事を顕彰するという方式となっています。しかしこの方式は記事同士を競わせて相対的な順位付けを行うということにほかならず、はたしてこのような手法で記事を顕彰することが妥当なのか?ウィキペディアの利益につながっているのか?ということを疑問に感じているのです。エントリされた記事で授賞した記事と授賞しなかった記事の差というのは、記事の質の差ではなく得票数の差に過ぎないということ可能なのです(得票差だけとは言いません)。さらにいえば、2010年5月の選考で2票を得て当選した地球と、2009年12月の選考で4票を得て落選したレゲエにどれほどの差があるのでしょうか。そのような区別の仕方が適当なものなのでしょうか。私にはこの部分がどうにも解せない、人気投票形式を批判するところであります。--Ariesmarine 2010年10月16日 (土) 00:26 (UTC)
う~ん、どうでしょうか?確かに月間強化新記事賞や月間新記事賞には人気投票の一面があるのは否定しません。しかし私としては現状のFAやGAが十分に機能をしているとは思えないのですよ。まず選考の場で出る賛否や意見の数は多くの場合月間強化新記事賞の投票数以下です。自動推薦される記事の中で少なからぬ記事が賛否やコメントが十分につかないままに選考が終了しているという事実からも、FAやGAの選考が記事のフラッシュアップに役立っているとは言いがたいのではないでしょうか。その上、選考の場で行なわれる議論が必ずしも建設的なものばかりではないとも感じております。
以前どこかで話した覚えがあるのですが、この原因はやはり日本語版Wikipediaの執筆者の層の薄さに起因していると感じています。理想論を言えばFAやGAは各分野のウィキプロジェクトでその分野に詳しい人たちによって査読・推薦されたものを認定していくのが良いと思いますが、なかなかそういう方向には話が進まないのが現状でしょう。 私の意見としていまだ層が薄くて頼りないFAやGAの選考に月間強化新記事賞や月間新記事賞の役割を移行するというのは時期尚早で、現状では月間強化新記事賞の選定方法の見直し(例えば月間新記事賞のように、メインページの強化記事への投票数もポイントに加えるなど)を検討する方が良いと考えます。--のりまき 2010年10月14日 (木) 11:26 (UTC)
私はそもそも GA への自動推薦という制度も妥当ではないと考えています。(GA への自動推薦制度については思うところがありますが、ここで、また今の段階で議論をする考えは私にはありません)。ところで月間新記事賞や月間強化記事賞がウィキペディアというプロジェクトの目的達成にどのように寄与しているのか、これらの企画を継続することにどのようなメリットがあるのかという点についてはどのようにお考えですか。なお私は、月間強化記事賞や月間新記事賞の現状は「人気投票の一面」どころか「人気投票企画にしかなっていない」と思っています。--Ariesmarine 2010年10月14日 (木) 12:39 (UTC)
コメントいたします。
  • 「記事の人気投票をしよう」というものに過ぎず、人気投票で記事を顕彰することがはたしてウィキペディアにとって利益となっているのか疑問。記事のどのような点が良かったのかということをコメントすることのない現行の人気投票形式では「加筆を促進」「全体的な底上げ」に寄与するのか疑問というコメントから、Ariesmarineさんは記事に関する投票企画において厳格な審査を要求されているのかな、と思いました。確かにそれが理想ではあるのでしょうが、残念ながら現状では実現困難かと思われます。昨年行われたWikipedia:執筆コンテスト/第五回執筆コンテスト/反省会で、審査員に対してきちんとしたコメントをつけて審査するよう要求したところ、次のWikipedia:執筆コンテスト/第六回執筆コンテストでは審査員への立候補について委縮作用が働いてしまいました。年に1回の執筆コンテストですらこうなのですから、毎月行われる企画で厳格な審査を要求すると、おそらくほとんど誰も寄り付かなくなってしまうでしょう。Wikipedia:執筆コンテスト/第六回執筆コンテスト/反省会で出た「明確な審査基準に基づかない審査でも、審査員の人数が多ければある程度妥当な結論が得られるのかもしれない」という考え方が、今のところ投票企画を成立させるための最良の考え方ということなのだと思います。
  • また、「候補を全て読んでいただくことは前提としていません」「気にいった記事に投票」という基準に基づいて人気投票的に投票が行われたとしても、投票結果が不当なものになるとは限りません。選考者が少ない場合でも選考を成立させている点は問題というご指摘については、確かに2名は少なすぎるかもしれません。ただ一般的な傾向として、投票者が少ないからと言って選考のレベルが低いということはないはずです。受賞記事が多いという指摘についても同様です。私はここ1年以上毎回投票していますが、GAレベルの記事が選から漏れることはあっても、「どうしてこんな記事が」というレベルの記事が強化記事賞に選ばれたというケースはとくに記憶していません。Ariesmarineさんも執筆系の利用者のようですし、一度エントリーしてみて下さい。月間強化記事賞を受賞することが想像よりも難しいとお分かり頂けるかと思います。個人的見解としては、投票を行って記事を選別するという過程は現在十分に機能しています。
  • はたして企画として成立していると言えるのかについては、選出される記事の質からは成立していると言えるでしょう。投票者が少ないという課題が常にあるのは確かですが。企画の結果がウィキペディアに利益をもたらしているのかについては、GA制度が月間新記事賞と月間強化記事賞を受賞した記事の自動推薦によってどうにか機能している(最近は自動推薦以外にほとんど推薦がありません。個人的には自動推薦制度によって事実上月イチ企画化しているから投票者が集まっているのであって、そうでなければそもそもGA選考に投票者が集まるかどうか自体、疑わしいと考えています。月間強化記事賞はGA制度の命綱と考えるべきであって、GA の導入で月間強化記事賞は(あるいは月間新記事賞も)役割を終えたのではないかというご意見には真っ向から反対します)以上、利益をもたらしていることになると思います。--Pastern 2010年10月14日 (木) 14:08 (UTC)
コメント編集競合しましたが、ひとまずそのまま。まず、Ariesmarineさんの提起に対応する形でコメントします。
  1. 実態として人気投票でしかないやり方で記事を顕彰することがはたしてウィキペディアにとって利益となっているのか疑問
    どこで誰が言ったことなのか忘れてしまいましたが、「ウィキペディア(の記事)を作っているのは、プロジェクトでも方針文書でもなく、個々のウィキペディアンだ」という発言を聞いたことがあります。「日本語版Wikipediaの執筆者の層の薄さ」とも関連するところですが、現在のウィキペディア日本語版にはあまりウィキペディアンを肯定的な方向で動機付ける仕組みがあまりないように思います。新規に参加した執筆者たち(もちろん目的外利用者やプロジェクトを理解していない者、またそれらの誤りから軌道修正できない者は除いて)に、自分の書いた記事が読まれている、関心を持たれている、ないしは(たとえ人気投票であっても)評価されている、と感じさせることは執筆者の定着を進め、「層の薄さ」を解消する点で役立つと考えています。
    今回は「意見交換といった程度」ということですので、個人的な雑感をお許しいただけると思うのですが、私自身が2005年12月にアカウントを作成後、初の新規作成記事であった小辺路新着記事紹介に選んでいただきました。熊野参詣道のなかでもとりわけ知られていないルートだけに、誰にも必要とされない(感心を惹かない)記事ではないかと危惧しないではなかっただけに、選出されたことは、その後に渡って継続的に参加して行く上で勇気付けられたと言えます。
  2. 「記事への加筆にスポットライトをあてることで、加筆を促進し、(中略)全体的な底上げを図ること」となっているが、この目的が実際に月間強化記事賞という手段で達成されているのか
    たしかにFAやGA、さらに言えばWikipedia:査読依頼もあります。しかし、GAは事実上「準FA」となっており、Wikipedia:査読依頼もFAの前準備工程のようになっている雰囲気があり、ハードルが高すぎる感が否めません。しかしながら、ひとつ確かなことがあって、ともかくも加筆されないことには記事は充実しません。どこが良いのか(悪いのか)指摘できないのでは、底上げにならないというのは確かですが、それも「層の薄さ」に関連するところでしょう。ここが何とかならない限り、新記事賞や強化記事賞を廃止しようがしまいがどうにもならないように思えます。いまはあくまで具体的な方策は後回しということですので、示唆するにとどめますが、査読依頼のハードルを下げる(査読対象の記事の完成度を云々しないようにする)というのは、考えてみてよいことではないでしょうか。
  3. (3点目と4点目をまとめて)賞として機能していない
    うまく機能していないという指摘に同意見です。ただ、これは技術的な問題(「具体的な方策」のひとつとしてのルール設計の問題)でしかないように思います。一方で(例えば)「全部読んで、加筆の質まで判断して投票せよ」とやると、どれほど「質まで判断できる」人がいるのでしょうか、不安が残るところです。
ルールや運営には改善の余地があるかもしれませんが、別にあってもいいもの。それが強化記事賞に対する私の現時点の考えです。そもそもの素朴な疑問なのですが、(「賞として機能していない」という点はさておき)これらの賞や企画を通じて、それほどまでに記事の質の改善がないのでしょうか。記事の質の改善をもたらせる設計になっていない、という点は確かにその通りかもしれません。しかし、実態ベースでどうなのか、という所がまず踏まえられるべきことなのかも知れません(実態として上手く廻っているのなら、なくす必要もないでしょう)。--ikedat76 2010年10月14日 (木) 14:48 (UTC)
コメント授賞記事が多すぎる月があるというのは確かにその通りなのですが、問題はたぶんそこではなくて、投票数2とか3とかで授賞してしまう月があるということではないでしょうか。その場合、思い切って(たとえばの話)投票数5未満の場合、その月は「該当者なし」とするという対策などが考えられるかと思います。授賞記事が多いことそれ自体は、別に実害があるわけではなく、たとえば、1位の記事が10票、2位の記事が9票で、8票集めた記事が10個あるんなら、合計12個の記事に強化記事賞があたえられていいというふうに、私だったら思います。12個だろうが20個だろうが、票数を集めた以上はその分だけ支持されたことには違いないからです。
それにしても、なぜこんなに投票者が少ないのでしょうか。「強化記事賞という企画自体がくだらない」というふうに積極的に思っている人ばかりではないと思うのです。「読むのが大変」「忙しい」「(記事の出来には)関心がない」「(他人の貢献には)関心がない」…いろいろ理由はあると思います。それから、投票はしないまでも成り行きだけは見ているという人もいると思います。わたしは、大きな前提として「読み手が育っていない」というのが、あると思います。そして、これは、強化記事賞を廃止して解決する問題じゃないと考えています。
「月間強化記事賞は人気投票にすぎないじゃないか」という御指摘はまったくその通りです。ただ、人気投票があってはいけないというふうにも思えないのです。個人的には、候補にあがってくる記事のほとんどすべて大幅に質が向上していると感じます。その意味では、「ウィキペディアにとって利益になっている」「(全体的とまで言えるかどうかは別として)底上げにつながっている」と感じます。ただ、人気投票にともなう限界は当然あるとは思います。
Wikipediaのかかわり方は人さまざまで、わたしの場合は特に自分の書きたいテーマのようなものがあるわけではなく、まずは調べ事にたいへんよくウィキペディアを利用します。それで、有名な『千字文』の撰者がまだ記事になっていないのかと驚いて周興嗣を書いたり、秀吉の九州戦役四国戦役はあるのに中国地方はないのかとびっくりして中国攻めを書いたりというような感じで、調べごとの延長で記事を起こしていますので、こういう賞があることはおおいに励みになっています。ただ、1つのテーマを追究していくタイプの方にとってはそうではないのかもしれないので、そういう方のためには別の顕彰方法があってもよいと思います。
また、人気投票であるために、歴史、文学、芸術、料理、スポーツなどは授賞しやすく、微積分学、有機化学、経済原理、量子力学、神学、哲学などは授賞しにくい傾向もあると感じます。抽象的で、専門用語が多く、数式や化学式など独特の文法を内にともなう分野の記事については、専門外の人間は、そもそも良い記事なのかそうでないのかについての判断が難しいのです。この件については、別の手立てが必要だと思いますが、ポータルやウィキプロジェクトがきちんと機能していて、そこで活発な意見交換がなされていれば本来は問題にならないところです。個人的には、FA・GA選考もプロジェクトやポータルのなかでだいたい済ませてしまうべきもので、そのうえで全体の場で過半数の同意があれば承認されるくらいの方がよいと思います。
GAへの自動推薦については、GA選考の場が新記事賞・強化記事賞の「人気投票」的側面が修正される場にもなっているので、作業してくださる人の作業量もあわせて考えれば、むしろ、効率的に確実性をともなって「読み手を育てる場」をつくってくれていると考えますので、廃止には反対です。むしろ、GAへの推薦ルートが新記事賞・強化記事賞に限るのではなく、ルートを複数用意することの方が「全体の底上げ」につながると考えます。
最後に、この場をお借りして、Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考が人手不足です。期間延長も考慮されるところですが、ぜひ、みなさまも「読み手」として選考に御参加くださいますよう、お願いします。--Chokorin 2010年10月16日 (土) 03:35 (UTC)
コメント ええと一度にいろいろな話題が扱われていますが、結論から申し上げますと、私は企画自体は継続で問題ないと思っています。投票者数が少な過ぎる場合や受賞記事数が多過ぎる場合の対処など、もし制度的・技術的な変更・調整が必要であれば、それは適宜行っていけばよいのではないでしょうか。
これは私の個人的な考えですけれども、FAやGAは純粋に記事の質や完成度が評価される(されるべき)ものだと思いますが、それに対して新着投票所、強化記事投票所、月間強化記事賞、そしてこの月間強化記事賞は、(ウィキペディアン=執筆者・編集者からなる)コミュニティの、読者(あるいは外部)に対するプロモーションの意味合いが大きい、と思っています。「このような素晴らしい/興味深い記事が新しく投稿されました」「この記事の内容が強化されました」「今月は…」という具合です。新着/強化記事がメインページに掲載されているのもそのためだと理解していますし、実際メインページに掲載されると閲覧数が跳ね上がります。こうした読者に対するプロモーション、アピールを継続していくことが、新たな執筆・編集者の掘り起こしやWikipediaの外部評価の向上、更には既存の執筆・編集者のモチベーション維持・向上にも貢献する、貢献している、と考えます(調査した訳ではありませんので、あくまで私の想像・印象ですけれども)。まさにこれこそが「日本語版ウィキペディアの全体的な底上げ」ということだと私は理解していますし、月間強化記事賞はその目的に資すると考えます。このように考えれば、FAやGAとの役割分担も明確ではないでしょうか。少なくとも月間強化記事賞を廃止しても、更新作業を行って頂いている方の作業負荷を除けば、何かプラスになるとは思えないのです。むしろ、如何にして参加者(投票者)を増やすか、について考えた方が建設的ではないでしょうか。Ariesmarineさんはじめ皆さんにも是非積極的に参加していただきたく存じます。--Penn Station 2010年10月17日 (日) 08:48 (UTC)
コメント 一部の方が誤解されているようなので明確に申し上げておきます。私は「月間強化記事賞の廃止も選択肢になるかもしれない」というつもりで考えを述べてはいますが、「月間強化記事賞を廃止するべきだ」という考えは今のところ持ち合わせていません。そもそも「廃止するべきだ」などと考えていたら、私は意見交換などせず最初から「廃止提案」というタイトルで議論を進めています。
それと率直に申し上げて不愉快なのですが、私が記事をエントリして受賞してみろ、だの、月間強化記事賞に参加しろ、だのというようなご意見が散見されます。私は自分の執筆・加筆した記事が人気投票の得票差という、エントリされた記事のなかでの相対的な順位付けの結果で与えられるような賞を受けることにも、またほかの方の執筆・加筆した記事に自分の票で差をつけて賞を与えることにも興味がありません。むしろこの点に強い疑問を感じています。繰り返しになりますが私が今回このように愚見を申し述べているのは、2010年9月の選考で異常な数の記事の受賞にたまたま気づいたことがきっかけであり、それと以前から持っていた先の疑問と合わせたうえで、いちど振り返って企画を見直してみてもよいのではないか、という提案をさせていただくことにあります。--Ariesmarine 2010年10月17日 (日) 11:19 (UTC)
コメントえーと。FAにしてもGAにしても新記事賞にしても強化記事賞にしても、それでやる気になる人がいたり、「新記事」だけじゃなくて「加筆・修正」に意識が向かうようになっていたり、他の人の記事を「読む」きっかけなってたりすれば、それでいいんじゃないでしょうか。まあ、人気投票だし、得票数の差に過ぎない、ということは、承知のうえで、それでも執筆や執筆能力の自主的な向上への動機づけになるなら、なにもしないよりはましになっているようには見えます。相対評価や懸賞が、切磋琢磨に繋がるならやればいいし、それが足の引っ張り合いになるなど弊害のほうが目立つならやめたほうがいい。とりあえずは選考に参加していれば、自分の基準とは違う評価を見て何かに気づいたりもするでしょう。質的な評価をきちんとできる人が網羅的に作業してくれるようになるなら、それは助かる。
抜本的に見直すなら、新記事、FA、GA、コンテスト、感謝賞なども含めて、人的コストが拡散しないようにバランスをとりながら、多くの人に対して動機付けになるようなものを、どう構成していくか、という問題提起になるのだと思います。FAやGAだって粗探しになっちゃうこともあるし、正しく絶対評価できてるわけじゃない。あらゆる分野が含まれる百科事典では、相対評価の方がまだやりやすいと思います。人気投票と言っても、ある程度の歯止めは効いていますし、好きな記事に票を投じているばかりではなく、自分の関心のある記事でしか評価ができないから、関心のある記事に票を投じている、ということだってある。
Ariesmarine さんの考えもわかります。でも、それなら、賞とは関係ないまま執筆を続ければいいと思うんですよ。で、どういうものだったら、Ariesmarine さんにとって、執筆意欲に繋がるものになるのか、選考に加わろうと思うものになるのか。それは今のウィキペディアで現実的に可能だろう? そういう企画が出てくれば、これまで新記事賞や強化記事賞に興味を持たず、執筆者として熱心に参加することがなかったり、どこかで執筆の動機を失ったりしている人が、意欲を持ってくれるでしょうし、これまで新記事賞の運営や選考に参加していた人の中でも、そっちのほうが実は好みだったという人も現れるかもしれません。
たとえば、執筆コンテストは、最終的に投票による相対評価で順位をつけますが、コンテストの価値は、その前段階のコメントにあると思っています。ぼくもエントリしたことがありますが、それは締切りがあるからというのも大きかったし、書きにくいと思われがちな項目をウィキペディアではこういうふうに書くことになるんだということを示したいというような意図もありました。審査・審査員への不満は、毎回少しずつ出ていますが、審査を公平にするというのは、記事数が限られ、分野も多少限定されている執筆コンテストでも難題です。--Ks aka 98 2010年10月17日 (日) 14:06 (UTC)
「だったらお前も参加してみろ」式の発言(どなたがとは言いません、各自胸に手を当てて考えていただければ結構)は私も感心しませんでした。そういう問題ではないでしょう。
さて。賞としての運営がおかしいということであれば、それは運営方法なりルールなり選出方法なり…の技術的な問題に過ぎません(敢えてこう書きます)。そうであるなら、技術的な問題は技術的な問題として、技術的に解決すればよいと思います。
人気投票に過ぎないもので「差をつけて賞を与える」ことに疑問がある(また、だから手を出さない)というのは一つの見識ではありますし、それで参加しないというAriesmarineさんの責めたり無理強いしたりという人はいないでしょう。しかし、そうした「見識」は人気投票と同じくらいに個人の好み(嫌い)の問題でしかないのではありませんか。Ks aka 98さんの表現を借りるなら、月刊強化記事賞なり何なりが「足の引っ張り合いになるなど弊害のほうが目立つ」というように、プロジェクト全体に客観的な悪影響があるなら、確かに廃止すべきでしょう。しかし、少なくとも現状においてはそうではない。それともあるのでしょうか?
私としては、一つお願いしたいのです。不快に思うなとまでは言いませんが、看過していただくということはできませんか。--ikedat76 2010年10月17日 (日) 14:53 (UTC)
いや、ですからね、私、「廃止しろ」とは一度たりとも言ってませんし、そう言うつもりは今のところないんです。それに「私の考え方が絶対的に正しい」などと言うつもりもありません。ただ企画に対して(私の場合は人気投票、言い換えれば記事を競争させるということに対して)懐疑的、批判的な意見を持つウィキペディアンもいる、という事実があることを認識していただけませんか。だから最初に「議論」という表現ではなくて「意見交換」という表現を使ってるんです。あとこの流れのつぎのステップについてはすでに考えていますが、ただ 2010年10月19日 (火) UTC まではみなさんに月間強化記事賞という企画について思うところを出し合っていただこうと思っているんです。--Ariesmarine 2010年10月17日 (日) 15:14 (UTC)
「人気投票、言い換えれば記事を競争させるということに対して」懐疑的・批判的な意見というのは、何も月間強化記事賞に限ったことではありません。例えば執筆コンテストなどにおいても同種の意見は繰り返し出てきており、その意味で、そうした意見が一定程度存在し続けているという事実に対する認識は、何も昨日今日に初めて出てきたものではないと思っています。だからこそ、そこを通り越して反応が返ってきているのではありませんか。
もうひとつ。率直に申し上げますが、廃止しろというつもりは無いといいつつ抜本的な見直しをしようという提案はいかにも分かりにくいのです。何を考えているのだろうという、不安を感じさせる。だからこそ(擁護するつもりは無いけれど)どうかと思うような激しい反応が出てきているようにも感じました。
私としては「人気投票、言い換えれば記事を競争させる」ことの何が悪いのかちっとも分からない。個人の動機付けが何であろうが、その結果がプロジェクトの目的に寄与するものでありさえすれば、どうでもいいことです。その種の「競争」が動機付けになって記事を充実した形に加筆しようとする人もいるでしょう。そうしたことが動機付けになって充実した記事を書こうとする人もいるでしょう。そうした形で役に立っていると私は思っています(そうした動機付けがけしからん、というのであれば話は別)。だから廃止するに及ばず。手を入れるにしても純粋に技術的なもので充分。それ以上のこと(例えば、「新記事、FA、GA、コンテスト、感謝賞なども含めて、人的コストが拡散しないようにバランスをとりながら、多くの人に対して動機付けになるようなものを、どう構成していくか」〈Ks aka 98さん〉)をもし考えておられるというなら、月刊強化記事賞の見直しという切り口が適切なのでしょうか。--ikedat76 2010年10月17日 (日) 15:41 (UTC)
ですから「懐疑的、批判的な意見を持つウィキペディアンいる」と申し上げているのです。そういう考え方を表明することは許されないことですか?そういう考え方を持つことは許されないことですか?私はそういう考え方を表明しただけあって、いまのところ「人気投票をやめろ」とまでいうつもりはありません。
それから、私は「根本的な点から企画を見直してみる」と申し上げていますが、それは企画の妥当性や効果を検証してみてはどうか、というものであります。廃止という可能性を含めてはいるものの、それはあくまでも選択肢の1つに過ぎないわけで、妥当性がある、効果がある、廃止する必要がない、根本的な部分に触れる必要はないというお考えがあるのならばぜひそのように主張されればよいと思います。いろんな立場から企画に対してどういう考え方があるのか、ということを確かめる機会という位置づけで意見交換をしてくださったらよいと考えており、それらを出し合ったうえで具体的な方策の検討に進んでいけばよいと思います。「根本的な点」「見直し」という繊細な言葉を持ち出したがために不安を与えたというのであれば、それは私の意図するところではありません。
そして私が月間強化記事賞に口を出したのは、何度も申し上げてまいりましたが、賞の濫発、少ない人数による選考の妥当性を問題にしているからです。そのような状況にある賞は果たして信頼が持てるものなのか、価値があるものといえるのか、という疑念がもたれる可能性があるならば、そこから目的達成の効果が得られるのかというところにまでかかわってくるわけで、そういったものを考慮に入れて全般的に検証してはどうか、という意図によるものです。新記事賞などについては、思うところはあっても、今のところとくに口を出そうとは思いません。--Ariesmarine 2010年10月17日 (日) 17:52 (UTC)
Ariesmarineさんと考え方を同じくしないことを以って、意見表明や意見交換を阻んでいるかのように言われることを非常に残念に思います。「いろんな立場から…意見交換を」ということですが、私の立場も「いろんな立場」のひとつのはずですが、違うのでしょうか。--ikedat76 2010年10月18日 (月) 14:43 (UTC)
もちろんどのような立場からのご意見も歓迎しています。私と考え方が異なることを拒む気などまったくございません。ただ私が意図していないようなことを意図しているかのごとくおっしゃっているように見えるものですから、そこを繰り返し否定させていただいているだけです。率直に申し上げて、ikedat76 さんが私の発言にないことをいろいろと想像されて疑心暗鬼になっているだけのようにしか見えません。私の申し上げていることを信じていただけないのがきわめて残念です。--Ariesmarine 2010年10月18日 (月) 21:11 (UTC)
コメント (インデントをどこにしたらいいか迷ったので、とりあえず一番下につけます。適切な場所があったら移動してください。)もちろん、選考に関与する(投票する)人数は多い方がうまく回りやすいでしょうし、その方が「選考」らしくはあります。そして提起されているような問題は、ほかの方もおっしゃってるように、月間強化記事賞に限らず、選考あるいは投票をするための、様々な賞やその他の評価機能にも同じことが言えます。また、「良し悪しの評価」というのは、どうしても人気投票になりがちですし、人気投票をすることが本来の目的ではない、というのはまぁ、的を得ている意見ではあります。しかし、Ks aka 98さんがおっしゃってるように、この賞の存在が少しでも誰かの記事の執筆意欲の向上につながるのであれば、その存在意義はありますし、そういう意味では現状のままでも十分に有用です。ただもちろん、現状のままで満足してよいというわけではなくて、「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」という提案と改善は常に必要とされることですから、そういった話であれば、みなさんも多分意見を出しやすい(そして、建設的な議論になりやすい)と思います。
なお、余談ですが、記事執筆意欲向上および維持のための「記事への評価」という点の改善には、私も興味があるところで、利用者:青子守歌/記事本文中への主要執筆者表示機能の検討というのを書いたこともあります。また、MediaWiki拡張機能にmw:Extension:ReaderFeedbackという、読者が記事に対して評価をつけやすくする機能もあります(huwpや各言語版wnなどで導入済みです)。さらに現在、Public Policy InitiativeArticle feedbackという機能も開発中です(一部、enwpで実験導入中。c.f. Wikimedia Blog)。こういった機能を活用なども視野に入れていくと良いのではないでしょうか。--青子守歌会話/履歴 2010年10月17日 (日) 18:53 (UTC)
「懐疑的、批判的なウィキペディアンもいて」良いと思いますし、そういう意見表明も当然あって良いと思います。「見直し」ということですが、ある程度みなさん見直したうえでコメントしてくださっているんじゃないでしょうか。前に私は、授賞記事が多いことそのものはあまり問題ではなく、むしろ、得票が少なくても授賞できるということの方がたぶん問題だろうと申し上げました。激しい競争の結果、同着が多かったというのであれば、授賞記事が多いこともあまり問題視されないところです。だから、問われなくてはならないのは、この得票の少なさ、投票行為の不活発さであり、それが何に起因するかということではないかと思います。Ariesmarineさんは、実は2つのことをおっしゃっていて、1つは御自身は人気投票は嫌いだということと、もう1つは強化記事賞は実際のところ人気投票にすらなっていないじゃないかという御指摘なのではないかと思うのです。で、後者に関しては、毎月のことではないにしろ、残念ながらAriesmarineさんのおっしゃるとおりの状況に陥ってしまっていると思います。得票の少なさや投票行為の不活発性がどこに起因するかということ、これは自分も含め存続を支持する人間は、支持する以上、一度は深く考えてみるべき価値はあると思います。もしかしたら、まさにAriesmarineさんがおっしゃる理由で投票しない人もいるかもしれません。賞の趣旨とは関係なく、差をつけるのがイヤだという人は少なからずいると思いますし、ある記事に投票することは、ある記事を落とすことでもあるから、そういう重大な場面には立ち会いたくないというのも気持ちとしてはわかります。ただ、それでも授賞したら嬉しい、支持してくれた人が1人でもいたら嬉しい、加筆してよかったなというのが人情でもあります。で、たかが人気投票だということで、無視を決め込むとしたら(ikedat76さんの真意はそこにあると思います)、別の企画を考えればいいと思います。たとえば、「実力記事発掘委員会」(人気はないけど実力がある記事を発掘する企画)のようなもの、あるいは、「ベストチームワーク賞」(1つの記事を複数の人間で育てる企画)のようなもの。新着記事賞とか強化記事賞のようなものは、多少問題があっても、毎月やることそのものに意味があるという側面もまたあるんじゃないかと思います。ノーベル賞みたいに「恒例になっている」から、それを楽しみにする人がいるという意味で。それとは発想の違う、ギネスブックみたいに記録更新型のものとか、ニュースみたいに不定期なものとか、そういうものがあってもよいと思います。あと、直接は関係ないのですが、個人的にはWikipedia:査読依頼の方が実は問題は深刻じゃないかというふうに思っています。ここで話題にするのも何ですが、Ks aka 98さんのおっしゃる「抜本的に見直すなら、新記事、FA、GA、コンテスト、感謝賞なども含めて、人的コストが拡散しないようにバランスをとりながら、多くの人に対して動機付けになるようなものを、どう構成していくか、という問題提起になるのだと思います」ということに共感しますので。まとまってないですけれど、感想まで。--Chokorin 2010年10月17日 (日) 20:52 (UTC)(表現微調整)--Chokorin 2010年10月18日 (月) 19:01 (UTC)
コメントまず、Ariesmarineさんが私のコメントを不快に思われたのであれば申し訳ありませんでした。「記事をエントリして受賞してみろ」という意味合いのことを述べたつもりはありませんでしたが、もしそう受けとられたのであれば私の書き方が至らなかったのでしょう。何らかの形で現在の月間強化記事賞を体感して頂きたいというのが私の真意です。エントリーや投票に抵抗を覚えられるのであれば、記事に目を通して頂くだけでも結構です。そうすれば選出された記事の質が総じて高いことがお分かり頂けるかと思います。私としては選出記事数が11であった2010年9月の選考についても、それぞれの記事の質に問題を感じない以上、賞の濫発だとはまったく思えないのです。Ariesmarineさんも賞が濫発されているかどうかを判断されるにあたって、数や割合だけではなく実際に受賞した記事の内容・質も判断材料に加えることをご検討頂ければありがたく思います。--Pastern 2010年10月18日 (月) 10:10 (UTC)
コメント特定の人間だけでなく、もっと幅広い意見がほしいところで、何度もしゃしゃり出るのは少し気がひけますが御容赦ください。「人気投票」ということでいうと、むしろ毎日更新の新記事賞が最も「人気投票性」が高いようにみえます。記事の質だけではなく、話題性や速報性、意外性も評価されますし、今まで薄かった分野や新人執筆者に対する期待票もあります。かなり偶然や運に左右される面もありますが、ここでは新鮮さが売り物なわけですね。これは、現状ではGA選考の1次予選になっていて、毎月の新記事賞選考は2次予選になっています。ここでは、あらためて冷静に記事の質を中心に選考されて初回時の純然たる「人気投票性」はある程度修正されるように思います。それに対して、3日更新の強化記事の場合はもともと新鮮さはなくて、最初から記事の質が問われています。現状では、それに対して新記事同様、月ごとに投票して順位をつけGA候補の2次予選を兼ねているわけですが、GA選考の面から考えると、もしかしたら2次予選は必要ないかもしれません。前に何度か指摘した得票の少なさにからめて言うと、投票が不活発なほど1票の重みが増して、さらに投票しづらくなるという側面もあると思います。新記事賞と違って、そもそもボリュームもあって甲乙つけがたいわけですが、そこにGA自動推薦がからむとさらに投票を尻込みしたくなるのも無理ありません。ただ、個人的にはウィキペディアは「新規立項」よりも「加筆」に重点を置くべき段階にあると思いますので、トップページの「強化記事」は新記事以上にプロモーションとしての意味が高いと考えますし、確実に「良質」に近いと考えます。そのあたりの調整を図ることは、真剣に検討されてよいと思います。それと合わせて、査読依頼のあり方やGA選考4条件の基準の統一など、検討すべきことは多いと考えます。--Chokorin 2010年10月18日 (月) 19:01 (UTC)

1週間が経過しました。突拍子もない私の呼びかけにこれだけ多くのご意見をいただいたこと、とてもありがたく思っています。ここで、これまでに月間強化記事賞に対するご意見を大雑把にまとめてみます。

  1. 企画そのものについては、執筆者のモチベーション向上、読者に対するプロモーションなど、ウィキペディアに対して一定の効果があると考えられる。
  2. ウィキペディア全体を見て効果が小さいとすれば、それは企画が効果を挙げていないのではなく、執筆者層の薄さに起因するところが大きい。
  3. GA への移行は、GA が当初想定されていたものよりもハードルが高いものになっており、かつ GA 選考があまり活発ではないため現実的ではない。
  4. 批判される点はあるかもしれないが、1. 2. 3. を考慮すれば損失の方が大きく企画廃止の必要はない。
  5. 受賞記事数が多いのは、記事の質という視点から見ればそれでもよいとする意見もある。他方で多数の記事に授賞することは「賞」と銘打つ企画としては必ずしも適切ではない、上位3記事を選出するという規定が事実上死文となっているという意見もある。
  6. 選考参加者が少ない場合や上位に入ったとしても得票数が少ない場合には賞としての正当性に疑念が持たれる。
  7. メインページでの強化記事掲載との兼ね合いを検討するべきである。
  8. 企画への参加者が少ないことにも原因があるが、5. の後半と 6. を考慮し、また 7. との関連から、実状に合わせた運営ルールの改定などの技術的な方策を検討するべきである。

ここでは月間強化記事賞だけに限って、必ずしもうまくはないと思いますが、まとめてみました。しかしながら選考系企画全般についてのご意見も出されています。もし選考系企画全般の議論を行っていった方が良いというご意見があれば、ここでの月間強化記事賞の運営に関する具体的方策の検討は見送り、井戸端あたりで選考系企画全般の議論していくほうが効率的かもしれません。(1) 選考系企画全般に議論を拡大させ、そのなかで月間強化記事賞の運営についての検討も行う、(2) 議論を拡大させても並行させる、あるいは連動させる形でここで月間強化記事賞の運営についての検討を進める、(3) 現段階では議論を拡大させず、今回はここで月間強化記事賞の運営についての検討のみを進める、の3つが考えられますが、どうしましょうか。--Ariesmarine 2010年10月19日 (火) 13:53 (UTC)

ちょっと整理しなおします。

  1. 企画そのものについては、執筆者のモチベーション向上、読者に対するプロモーションなど、ウィキペディアに対して一定の効果があると考えられる。
  2. ウィキペディア全体を見て効果が小さいとすれば、それは企画が効果を挙げていないのではなく、執筆者・選者の層の薄さに起因するところが大きい。
  3. GA とは基本的に異なる。なお、GAへの移行は、GA が当初想定されていたものよりもハードルが高いものになっており、かつ GA 選考があまり活発ではないため現実的ではない。
  4. 多数の記事に授賞することは「賞」と銘打つ企画としては必ずしも適切ではない、上位3記事を選出するという規定が事実上死文となっているという意見もある。他方で受賞記事数が多いのは、記事の質という視点から見ればそれでもよいとする意見もある。
  5. 選考参加者が少ない場合や上位に入ったとしても得票数が少ない場合には賞としての正当性に疑念が持たれる。
  6. 批判される点はあるかもしれないが、1. 2. 3. を考慮すれば損失の方が大きく企画廃止の必要はない。
  7. メインページでの強化記事掲載との兼ね合いには検討の余地がある。
  8. 企画への参加者が少ないことにも原因があるが、実状に合わせた運営ルールの改定などの技術的な方策には検討の余地がある。
  • 基本的には Ariesmarineさんの意見への反応となっているので、「企画廃止の必要はない」というまとめは、「適切ではない」「死文となっている」といった指摘を踏まえてのものというのがわかりやすい位置に置く必要があるでしょう。メインページ関係の意見ほかも、移行・廃止するのではなく、というような意見だと思います。
  • 意見交換を求め、おそらく変化の必要を一番感じているのは、Ariesmarineさんだと思います。他の方々も、問題があることは認識しているし、必要ならば議論、意見交換に応じ、よりよいものにしていこうという意思をお持ちでしょうけれど、まあ変化させなければならないと切実に思っていたわけでもない。なので、(4)ここで意見交換を打ち切り、再度提言や具体的改善策があれば、その時に検討するという選択肢もある。
  • 包括的な議論の場所としては、落ち着いてやるならプロジェクト:執筆支援という場所も考えられます。--Ks aka 98 2010年10月19日 (火) 14:21 (UTC)
コメント まず、先の私のコメントにて行った投票の呼びかけについてAriesmarineさんが不快に感じられたとしたら、申し訳ありませんでした。投票者が少ないことを問題の一つとされていたようでしたので行ったのですが、もちろん投票を強要するような意図はまったくありませんでした。今後の議論の進め方ですが、積極的に選考系全般見直しの議論をリードしようという方がいらっしゃらない限りは(少なくとも私にはそのように感じられました)(3)または(4)でよいのではないでしょうか。ただ(1)(2)を希望の方がいらっしゃれば反対はいたしません。強化記事投票所や月間強化記事賞(や月間新記事賞)には思うところもありますが、今後の議論の進め方が決まれば改めて触れさせていただこうと思います。--Penn Station 2010年10月19日 (火) 14:44 (UTC) 微修正・追記:Penn Station 2010年10月19日 (火) 23:31 (UTC)
そうですね。これまで今回の論議で意見を表明された方々が主執筆者である記事を読みながら、「すごい記事を書く人だなあ~」と感嘆していた私からすると、建設的な意見が出し合えるものならばプロジェクト:執筆支援あたりでじっくりと話し合うのが理想かと思います。ただこうなると逆に話がまとまらなくて泥沼に陥る可能性も十分にあるわけで…プロジェクト:執筆支援で(1)を行なうのが理想ですが、成果が期待できる話し合いを進めるとするならば(3)ではないでしょうか?--のりまき 2010年10月20日 (水) 12:18 (UTC)
わたしも(3)が妥当だと思います。ただ、GAへの自動推薦の是非はここで話し合ってもよいと思います。--Chokorin 2010年10月24日 (日) 02:54 (UTC)
Ariesmarineさんへ。人気投票がお嫌いだというのであれば、Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考にコメンテータないし審査員として常時参加するのはいかがでしょうか。こちらは、相対評価ではなく絶対評価です。ただし、参加する以上は御自身のなかで、コメントする記事/コメントしない記事 という区別を設けるべきではなく、全記事に対してもれなくコメントすべきだというふうに感じます。また、逐一、選考基準を示しながら、公正に賛否を付し、改善点がある場合はそれを適切に示すことを心がけるべきでしょう。今回に限って私は審査員の真似ごとのようなことをやってみましたが、この企画は、運営も実際の選考もすべてにわたって恣意的であり、そもそも選考の名に値するのかたいへん疑問に感じました。これは、実際に選考の場に立ち会わないとわからないことではないかと思います。これにくらべれば、月間強化記事賞のかかえる問題などはきわめて些少であるとさえ感じました。強化記事賞といい新記事賞といい、所詮はjaWPのコミュニティ内部の閉じられた話題にすぎません。しかし、FA・GAというのは、コミュニティの総意としてコミュニティの外に対して向けられたものでもあります。それが、現状のように、選考者個人の好みが前面に出るような場のなかで決められてよいとは思いません。選考が選考として成り立つには、最低3名、理想的には6名程度から構成される固定メンバーからの賛否が必要であり、そのうえで飛び入り選考も歓迎するというかたちにしないと意味がありません。最低3票の賛成または賛成票3分の2以上の得票が必要であるというのなら、分母0で選考終了というのもおかしな話です。とはいっても、現状で選考参加者が少ないことも無理からぬところがあって、選考基準も全体として必ずしも明確でありませんし、たいへん抽象的です。どのような受け止め方も可能であり、個人の恣意が入り込む余地が多すぎます。また、方向性としてGAを増やすのか、それとも絞ってハードルを高くするのかというコンセンサスもありません。良質と秀逸の境目も実に曖昧であり、そのため、個々人のなかですら基準を設けることが難しく、しばしば二重基準もみえます。また、単なる揚げ足取りのコメントもいくつか見られたように思います。Ariesmarineさんが、人気投票に代わる「切磋琢磨」の場をお求めであるならば、ぜひ積極的に参加していただきたいと思いました。いかがでしょうか。--Chokorin 2010年10月24日 (日) 02:54 (UTC)
私宛ですので返答しますが、私宛におっしゃっていることは結局どういうことなのかわかりませんでした。とくに私が記事に対する人気投票を批判するならば GA 選考に参加しろ、という理屈は理解できません。私は記事が相対評価される必要があるのかという疑問、記事の評価方法は絶対評価だけでよいのではないかという考えは持っていますが、だからといって私が記事を絶対評価していきたいとはあまり強く思っておりません。--Ariesmarine 2010年10月24日 (日) 13:17 (UTC)
そうですか。それは残念でした。いずれにせよ、人手が不足しているのでコメンテータを引き受けてくださればありがたいと思っただけで他意はございません。確かに、絶対評価を下す役回りを積極的にしたいと思う人はいないかもしれませんね。この話はなかったこととして、本来の議論をお続けくださいますよう、お願いします。--Chokorin 2010年10月24日 (日) 14:13 (UTC)

運営、ルール等の再検討[編集]

この検討に入られる前に、すぐ上の節の経緯やまとめをご一読ください。上の節のまとめから1週間が経過し、その間に今後の議論についてご意見をいただきました。おおむね (3) の月間強化記事賞の運営だけに絞って検討を進めるということでよろしいかと思います。もちろん、ここでの議論を進めているからといって、選考系企画全般の議論を新たに起こしてはならないということはありません。--Ariesmarine 2010年10月26日 (火) 14:17 (UTC)

コメント[編集]

コメント まず現行ルールには問題があり、私は改定するべきだという考えを持っています。この賞は数字で表されるものではない、記事の質に着目するべきだ、というご意見があるのですが、それならば人気投票で上位3記事を選出するというルールは不要だと言えるでしょう。一定数の得票があれば選出、としたほうが賞としてよりわかりやすいでしょうし、その方が記事の質に説得力を持たせることができると考えます。私は、ここでは人気投票形式を継続するという前提で申し述べてまいることにします。私が現在とくに問題であると考える点は以下のものです。

  1. 選考参加者が少なくても選考を成立させている
  2. 得票数が少なくても授賞している
  3. 得票数同数という結果を受けて、規定数の倍以上の記事を選出している

これらのほとんどはたしかに選考参加者が多ければ問題とはならなかったでしょう。しかし現実は、いちど選考参加者を増やそうという試みがなされても効果はあまり上がっていません。さらに「選考参加者が多くいれば問題とはならない」ということは、見方を替えると現行ルールは選考参加者が多ければよいが少ないとルールとして機能できないということであり、この点がとくに改定を必要とする目標であると考えます。私は 2. については一定の参加者数、エントリ数に満たなければ選考不成立となる月、2. については選出記事数が定数未満、あるいは該当なしとなる月があってもよいと考えます。また選出する項目数についても検討の余地があると思います。--Ariesmarine 2010年10月26日 (火) 14:17 (UTC) (追記)書き漏らしていましたが、実はもうひとつ課題があってメインページでの強化記事掲載との兼ね合いも考えていく必要があります。#新制度(強化記事)との兼ね合いについてでは検討が止まってしまったのですが、どういうような形で連携させるのか、あるいは連携しないという選択肢もありえると思います。そのあたりのルールというか、考え方についても明確にしておきましょう。--Ariesmarine 2010年11月14日 (日) 01:26 (UTC)

コメント Ariesmarineさんの御指摘はすべておっしゃる通りですが、一方、それで実害があるのかというと特段見あたらないのではないかとも思います。そして、良質記事への自動推薦との関係からすると、逆に入賞記事3というのは少なすぎるという見方も可能です。試しに今年の6月度以降の良質選考通過率を見ると
  • 月間新記事賞…6月:1/5(20%)、7月:2/5(40%)、8月:3/5(60%)、9月:3/9(33%)
  • 月間強化記事賞…6月:6/10(60%)、7月:7/9(78%)、8月:3/5(60%)、9月:5/11(45%)
というふうになっていて、強化記事賞を受賞した記事の方が良質記事の選考を通過する確率が高いのです。とくに7月度は、合わせて14記事が自動推薦されたなか9記事が選考を通過しましたが、うち7記事が強化記事でした。これは14候補のうちの半分にあたるわけです。既に指摘したように、良質記事の選考に問題があることも確かなのですが、同じ条件で新記事と強化記事とを並べて審査した場合、数の面でいえば、ほとんどの月で強化記事賞受賞記事の方に軍配が上がっていることも確かなのです。ですから、逆に、「強化記事授賞枠を広げる」という選択肢も考慮してよいと思いますし、「賞は賞として枠3を遵守する方向で考えるが、それとは別に自動推薦枠を広げる」ということを検討してもよいと思います。--Chokorin 2010年10月26日 (火) 16:38 (UTC)
コメント 投票期間中はコメントを個人的に自重していましたが再開することにします。GA に多く認定されるのだからよいではないか、とおっしゃるならば、それこそ月間強化記事賞の役割は終わってしまいます。月間強化記事賞の選定をせずに、最初から GA に持っていけばよいのです。乱暴な言い方をすれば、そもそも月間強化記事賞という企画をやらなくても、Wikipedia:最近大幅加筆された記事にリストアップされている記事を GA に自動的に推薦、選考していけば、効率は悪いですが、より多くの記事を GA に認定することができるでしょう。月間強化記事賞を継続させるというのであれば、この企画の位置づけや目的の独自性を明快に反映させるようなルール、運営であるべきです(もっとも、企画の位置づけや目的を考え直すという必要もあるのかもしれません)。--Ariesmarine 2010年11月10日 (水) 23:04 (UTC)
さて、どうでしょうか。まずは、入賞記事が多いことの「実害」を具体的に御説明いただければと考えます。特に実害がないとすれば、現状のままでも問題ないような気もしますが、いかがでしょう。Ariesmarineさんの御指摘は確かに9月度については当てはまりましたが、10月度に関しては、
  1. 選考参加者が少なくなかった
  2. 受賞記事の得票数も少なくなかった
  3. 規定数どおりの記事が受賞した
のですから、いずれの点でもあてはまりません。むろん、9月度のようなことが今後一切ないとは言えないわけですが、かと言って半永久的につづくというわけでもなさそうです。Wikipedia:最近大幅加筆された記事にリストアップされている記事を GA に自動的に推薦・選考するという案は、ハッキリ申し上げて実現不可能です。1記事読んでコメント付すだけでもたいへんな仕事なのに、150~200前後の数の記事を1月で読むなど絶対不可能ですから「実害」大アリだと思います。--Chokorin 2010年11月11日 (木) 09:40 (UTC)
機能不全に陥ることのあるルールを存続させていることは選考の妥当性に疑念をもたらすということがある点が実害となります。2010年10月分選考はたまたま3つが選出されて得票数もそれなりのものとなりましたが、これまでの選考から見ても明らかなとおり現行ルールは実態と乖離するケースが多いのです。得票数が2であるようなものに「賞」に値するようなものがあるという考えが広く受け入れられることはないでしょう。2人しか参加していないなかで記事を選出した、という賞がまともなものとして受け入れられることはないでしょう。上限を3に定めているのに、2倍どころか4倍に近い数の記事に授賞しているような企画は、運営がまともではないということを示すだけです。運営や選考がうまくいっていないのに「とにかく賞に選出された記事は良質なのだ」というのは言い訳にしか聞こえません。そこでそのような状況にも対応できるルールに改める必要があるかどうか、というのがそもそも今回の再検討の主題です。
さて「Wikipedia:最近大幅加筆された記事にリストアップされている記事を GA に自動的に推薦・選考する」ということを私は「案」として出したつもりはありません。GA を多く選出しているのだからよいというのであれば、月間強化記事賞など不要になるのではないか、ということを申し上げているのです。(GA の運営や制度設計に問題がある点はおいておくとして、)月間強化記事賞にエントリしたり、投票したりする方はその記事が良質だと考えているはずです。そして現に良質な記事に選出されるのであれば、自動推薦などいう制度に頼らずともエントリや投票と同時に(あるいはエントリや投票などせずに)GA に推薦したり、可否の検討をしたりすればよいはずです。そのため GA が多く選出されるのだから問題はないというのであれば、GA 選考と切り離している現在の形で企画を継続することは効率的ではありません。GA に完全に包含されるような企画ならば GA との統合や廃止という意見が出されてもおかしくないはずですし、私はそれを述べてきたのですが、それは賛同されなかったのです。GA と月間強化記事賞とをわけ隔てる何かがあるから、月間強化記事賞を継続しようとなったはずです。GA に選出されるから良いのだという理由を掲げるのであれば、なぜ GA との統合・廃止が受け入れられないのでしょうか。--Ariesmarine 2010年11月12日 (金) 14:27 (UTC)

(インデント戻します)「GA に選出されるから良いのだ」というふうに申し上げて、それを根拠に議論を展開したつもりはなく、「GA通過率の高さからのみ言えばもっと受賞記事が多くてもよいくらいだ」というほどの意味でした。誤解をまねく言い方をして申し訳ありませんでした。

さて、個人的には、「GAへの自動推薦」と「月間強化記事賞選考」とがリンクしている現在のルールは、うまく機能しているし、また効率的だとも思っています。そのうえで、得票数が2であるようなものが「賞」に値するのかというAriesmarineさんの疑問もよく理解できます。なので、その「リンクのさせ方」には微調整が図られてもよいと思います。たとえば「足切り」を実施して、「投票数3に達した記事がない場合は、強化記事賞該当なし」「(同様に)1つしかない場合は受賞記事1」というふうなルールを定めてもよいと思います。一方、現状では上位3記事が受賞ということですが5記事程度に増やしてもよいとも考えます。それだけ、強化記事には力作がそろっていると感じます。それとは別に「GAへの自動推薦枠」は最大10記事程度まで増やしていいと思っています。これは、いままでの実績から判断しての話です。要するに個人的には、「GAへの自動推薦」枠については3だと少なすぎて5~10が適切、また「月間強化記事賞選考」については5以上だと多すぎて1~5(場合によっては0の月あり)というあたりが適切だと考えます。つまりは、「月間強化記事賞」の次点となった記事も「GAへの自動推薦」枠に入れるような仕組みづくりを検討してもよいと思います。

これは、あくまでも個人的な見解ですので、さまざまな意見を集約した方がよいのではないでしょうか。--Chokorin 2010年11月12日 (金) 15:27 (UTC)

GA に該当すると考えられるのであれば、月間強化記事賞に選出されなかった記事でも自分で積極的に推薦すればよいだけであって、わざわざ自動推薦枠を拡大するという必要はないと思います。むしろなまじ自動推薦という制度を設けるからこそ、一定の基準をクリアしているにもかかわらず月間強化記事賞に選出されなかったというだけで GA に推薦されないという一面があると私は考えています。ただ自動推薦枠をどうこうするというのは月間新記事賞との兼ね合いも考えなければならず、そもそもこれは GA のほうの課題であり、月間強化記事賞の運営、ルールの再検討に絞ったこの場では少し手を広げすぎだと思います。自動推薦制度のあり方については GA 側でまとめていってもらうことにしましょう。--Ariesmarine 2010年11月14日 (日) 01:26 (UTC)
  • コメントChokorinさんに近い考えです。月間感謝賞と同じく得票数3あたりを足きりに設定することで得票数の少ない記事の選出をなくすことで問題の1と2は解決するでしょう。3については問題があるとは思いませんので対策の必要はなしと考えます。--Pastern 2010年11月14日 (日) 02:14 (UTC)

コメント 1か月ほどご意見を待ってみました。そろそろ具体的なルール改定にむけて動き、2010年12月31日までに改定して2010年12月分選考(2011年1月実施)分から新ルールを適用できるようにしたほうがよいと考えます。これまでに得票が一定数を上回らなかった記事は選出しないというご意見が出されています。また月間新記事賞のほうでは投票資格の制限が検討されていますが、これについては向こうでの議論を待つことにしたほうが良いと思います。この一定数をどの程度にするのかについては要検討でしょうが、つまるところ

得票が(一定数)未満である記事には、月間強化記事賞を授賞しない。

の一文を入れるということになるのでしょう。ただ私は、持ち票数を制限する一方で1記事に複数票を投じられるようにしてもよいのではないかと考えます。そこでルール改定の要素として次のようなものを提示します(以下の枠線内の文章については、私がもつ権利をすべて放棄します)。

1. 投票を実施して順位を決定し、その順位で上位となった記事に月間強化記事賞を授賞する。
1.(a) 授賞する記事の数は、エントリされた記事の数の(一定割合、私案は8分の1、端数は切り捨て)とする。
1.(b) 上位にありながら記事の得票数が(一定数、私案は3)に満たない場合、または票を投じた選考参加者の数が(一定数、私案は3)未満である場合には、その記事に月間強化記事賞を授賞しない。
1.(c) エントリされた記事が少ないために 1.(a) の計算により授賞する記事の数が1未満となる場合には、選考を実施しない。
2. 順位の決め方は、投票期間中における得票数が多いものを上位とする。得票数が同数である場合には、投票した選考参加者の数が多い記事を上位とする。
3.選考参加者の持ち票数は、当該選考でのエントリ記事数の(一定割合、私案は3分の1、端数は切り捨て)とする。
3.(a) ある選考参加者が持ち票数を超えて投票し、その選考参加者が投票期間中において持ち票数を超えないように修正しなかった場合には、その選考参加者による投票はすべて無効とする。
4. 選考参加者は1つの記事に(一定数、私案は3)までの整数の票を投じることができる。

補足しますと、エントリ数に幅が生じることを考えれば、授賞記事数を一定数とするのではなく、一定割合としたほうがよいと考えます。また1人の参加者があまりにも多くの記事(極端に言えば、エントリされたすべての記事)に票を投じるのはもはや選考と呼べるものではないため、持ち票数に上限を設けたほうがよいと考えます(ただあまり厳しい制限である必要はないとは思います)。他方で票を投じるにしても選考参加者には「いくつかの記事に票を投じようと思うが、なかでもこの記事は突出している。アドバンテージを与えたい」といった考えもあるでしょうから、それを反映させるために1票を投じる記事、複数票を投じる記事というのがあってもよいのではないでしょうか。このとき1人が持ち票すべてを投じて1つの記事の得票数を上位にさせるということは健全ではないため、1記事への投票数は制限し、さらに同じ得票数でも(たとえば6人が1票ずつ入れた6票と3人が2票ずつ入れた6票)、支持の広範さを優先するべきである(例では前者を優先)と考えます。なお(一定数)(一定割合)はやはり要検討です。拙案への賛否を含め、ご意見をお願いします。--Ariesmarine 2010年12月11日 (土) 02:41 (UTC)0

コメント受賞に必要な得票数を設けること(1のb)には賛成です。しかしそれ以外にはすべて反対です。これまでの議論で登場しなかった、あるいは多くの支持を得なかった考え方を突如改定案として提示されましても、こちらとしては困惑するばかりです。率直な感想として、議論の進め方自体がおかしいと思います。--Pastern 2010年12月11日 (土) 08:17 (UTC)