T55E1自走砲
表示
T55E1自走砲 | |
---|---|
T55E1 GMC | |
種類 | 自走砲 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
開発史 | |
製造数 | 1両 |
諸元 | |
重量 | 17.4t |
全長 | 7.8m |
全幅 | 2.7m |
全高 | 2.7m |
| |
主兵装 | 3インチ砲、携行弾数90発 |
副兵装 | ブローニングM2重機関銃、携行弾数400発 |
エンジン | キャデラック製8気筒水冷エンジン、2基 |
懸架・駆動 | 8x8装輪 |
速度 | 80km/h |
T55E1自走砲とは、1943年、アライド・マシナリー・マニュファクチャリング・カンパニーによってアメリカ陸軍のために開発された試作車輌である。8輪の全輪駆動車であるT55E1は、限定的な射界を持つ3インチ砲1門と、副兵装として12.7mm機銃を装備した。
開発
[編集]クック・ブラザースでは砂漠地帯のための普通とは異なった車輌を開発していた。この車輌は2基の4輪駆動のボギーを装備し、それぞれに自前のエンジンがついていた。操向はフロントボギーをピボット運動させて行った。開発者達はその後、後部に2基のエンジンを備える戦車駆逐車へと設計を発達させた。アメリカ陸軍には、T55として開発を行う契約を結ぶだけの十分な関心が存在した。試験により、まずT55E1として改修に至った。さらなる試験では不適当であることが確認され、T55EIは取り消しとなった。
動力はキャデラック製の8気筒水冷エンジンが2基使用された。1943年に製造が始まったものの、この時には軍の選択が対戦車車輌へと移行しており、T55E1はキャンセルとなった。
登場作品
[編集]- 『War Thunder』
- バトルパスで手に入るプレミアム車両でアメリカの駆逐戦車T55E1として登場。
参考文献
[編集]- WarWheels T55E1 3-Inch 8x8 Motor Carriage retrieved on March 13, 2007
- Duncan Crow and Robert J. Icks Encyclopedia of Armoured Cars
- Haugh, David R. Searching for Perfection: An Encyclopaedia of U.S. Army T-Series Vehicle Development (1925-1958)