Stirling

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Stirling
作者 後藤和重
初版 1998年8月25日 (22年前) (1998-08-25)
最新版
1.31 / 1999年6月23日 (21年前) (1999-06-23)
対応OS Windows 95/98/NT 4.0
対応言語 日本語
サポート状況 サポート終了
種別 バイナリエディタ
ライセンス フリーウェア
公式サイト DDS2のページ[リンク切れ]
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Stirling(スターリング)は、後藤和重が開発したバイナリエディタである。

開発者が「Windowsプラットフォーム上で新たな定番となるべく最強を目指して開発された」と自称しているように、初版公開当初の1998年8月25日の時点では、日本語圏の同種と比べて他に類を見ない豊富な機能を揃えていた。

1999年6月23日以降更新されていない。公式サイトに「1999/12/17 近況報告 最近公私共に(特に仕事が)忙しいため開発が滞っております。」と掲載し[1]、事実上開発が終了した。公式サイトも2001年末には閉鎖された。

しかしその後10年以上が経過しても、多くの書籍やWebサイトでは、Windows用の定番のバイナリエディタとして紹介されている[2][3][4][5]

機能[編集]

バックアップの自動生成
ファイルを編集して上書き保存する場合に自動的に元のファイルのバックアップも生成する
同期スクローリング
複数のファイルを開いている場合に一つをスクローリングさせると他方に対しても同様の操作を自動的に行う
ユーザーが視覚的に差分を把握できる。
位置のマーク付け
を挟むようにジャンプ位置をマーキングする
ビットイメージ変換表示
バッファー全体を色分けしたビットイメージで表示する
ユーザーが視覚的にデータ構造を把握できる。
構造体表示
データ構造体として表示する
ユーザーのデータ解析が容易になる。ただし、ユーザーが(バイト)やシンボルなどを予め定義しておく必要が有る。

サポートOS[編集]

最新版のVer.1.31がサポートしているOSは、Windows 95Windows 98Windows NT4.0のみである。

それ以外のOSでの動作はサポートされていないが、Vectorは各OSでの動作報告を利用者から募っている。

ヘルプファイルはWinHelp形式で提供されているため、Windows Vista以降のOSでは、標準機能では表示することができない。

配布ファイルがLHAで圧縮されているため、Windows 10 Creators Update以降のOSでは、標準機能では解凍することができない[6]

脚注[編集]

  1. ^ DDS2のページ”. web.archive.org (2000年6月12日). 2020年3月8日閲覧。
  2. ^ 碓井利宣、竹迫良範、廣田一貴、保要隆明『セキュリティコンテストチャレンジブック: CTFで学ぼう!情報を守るための戦い方』マイナビ出版、2015年9月30日(日本語)。ISBN 978-4-8399-5648-6
  3. ^ 坂井弘亮、坂井丈泰、愛甲健二、竹迫良範『0と1のコンピュータ世界 バイナリで遊ぼう!』マイナビ出版、2014年4月23日(日本語)。ISBN 978-4-8399-5102-3
  4. ^ うさぴょん『デバッガによるx86プログラム解析入門【x64対応版】』秀和システム、2014年10月(日本語)。ISBN 978-4-7980-4205-3
  5. ^ 愛甲健二『たのしいバイナリの歩き方』株式会社 技術評論社、2013年11月13日(日本語)。ISBN 978-4-7741-5958-4
  6. ^ Windows 10 ツールリスト 2018年4月版”. Qiita. 2019年12月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]