バイナリエディタ

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バイナリエディタの例

バイナリエディタ (Hex editor) とはバイナリファイルを閲覧・編集するためのソフトウェアである。

類似のものとしてディスクエディタ(Disk editor)があるが、ディスクエディタはハードディスクやメモリカードのバイナリ情報を閲覧・編集するソフトウェアである。


詳細[編集]

htmlファイルがブラウザを用いるように、ファイルはファイルフォーマットごとの専用のアプリケーションを用いて使用される。バイナリエディタはファイルフォーマットを無視し、一律ファイルの生データを表示・編集することができる。

一般的なバイナリエディタはファイル上の絶対的な位置を示す番地情報と、16進法でその番地に記載されているバイナリ情報、そして特定の文字コードで同じ番地を書き記したテキスト情報をマルチラインで表示する。


代表的なバイナリエディタ[編集]

Unix/Linux
  • Emacs :Hexlモードで使用
  • HexEdit
  • hex
  • hexdump: 閲覧のみ
  • hi
  • od: 閲覧のみ
  • Hex Editors(外部リンク)
  • bvi
Windows
Mac
  • HexEdit
  • HexEditor
  • turboJetEdit

バイナリエディタの作成例[編集]

多くのプログラミング言語は、バイナリデータを読み込むための特別なステートメントや関数等を備えている。ここでは一例としてExcelVBAを用いた簡易なバイナリエディタを例示する[1]

  • 以下に示す”Sub Hex_read()”は、選択したファイルをバイナリデータとしてExcelのワークシート(A~P列)上に読み込むためのマクロである。
  • 以下に示す"Sub Hex_write()"は、Excelのワークシート上(A~P列)に記載されたバイナリデータを、適当な名前のファイルとして書き出すマクロである。

バイナリデータ読み込み[編集]

バイナリデータ書き出し[編集]

関連項目,脚注[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 本マクロは、例示用のものであり、Excel 2010にて作成/テストされた。また、実際の動作検証は、Stirlingとの比較および、BMPファイルを一旦読み込み、再度別ファイルに書き出すことで行ったものである。重要なメソッドについて参考となるWebサイト等は、マクロプログラム中にコメントとして記載した。本マクロは、Excelのワークシート上でバイナリデータを読み込み/編集するためのものであるため、当然、Excelの表示限界以上のサイズのデータは完全には読み込めない(はみだす部分は、切り捨てるが、切り捨てた際には、切り捨てた旨メッセージを表示する)。

関連項目[編集]