SAP Business One

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SAP Business One (エスエーピー • ビジネス • ワン)は、ドイツのソフトウェア企業のSAP社が開発した中堅中小企業向けERPソフトウェアである。略称はSBO, SAP B-1。

概要[編集]

イスラエルで開発されたERPソフトウェアをSAP社が買収してSAP Business Oneと名づけ、比較的ERP導入の遅れていた中小企業を対象としたERPソフトウェアとして2004年より販売を開始。日本でも2005年に販売が開始された。

提供形態には通常版の「SAP Business One」とSAP社のインメモリーデータベースSAP HANA」上で稼働させることを前提とした「SAP Business One, version for SAP HANA」、クラウド版である「SAP Business One Cloud」がある。[1][2]

搭載する機能は随時アップデートされており、2015年1月にリリースされた「SAP Business One, version for SAP HANA 9.1」からは、SAP社のHTML5を用いたグラフィカルなGUIフレームワークである「SAP Fiori」を利用した業務役割別のコックピット機能が追加され、操作性の向上が図られている。[1] 2016年8月にリリースされた「SAP Business One 9.2」および「SAP Business One, version for SAP HANA 9.2」では「プロジェクト管理」の機能も追加された。また、HANA用ではインテリジェント予測機能も搭載された。[3]

競合製品および市場シェア[編集]

商用のERPソフトウェアとしては、SAPのSAP R/3SAP S/4HANAを始め、オラクル社のE-Business Suiteなどの大手企業向けソフトウェアが提供されており、SAP SAP製品群が過半数のシェアを握っている。一方、中堅・中小企業向けでは、昨今ではERPソフトウェアが各社より活発にリリースされており、同市場は拡大と激しい競争の時期を迎えている。このため、SAP社はR/3やS/4HANAのような大企業向けだけでなく、中堅企業向けの「SAP Business All-in-One」、クラウドネイティブERPの「SAP Business ByDesign」などの中小企業向けにも力を入れており、SAP Business Oneもそのテコ入れの一環であると言える。

出典[編集]

  1. ^ a b SAPジャパン、中小向けERP「SAP Business One」最新版を提供開始
  2. ^ SAP - SAP Business One
  3. ^ SAPジャパン、中小企業向けERPパッケージ「SAP Business One」の最新版

関連項目[編集]

外部リンク[編集]