Paradise (SONS OF ALL PUSSYSの曲)

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Paradise
SONS OF ALL PUSSYSシングル
A面 Paradise
B面 Moving On
リリース
録音 Heart Beat Recording Studio
Paradise Studio
HOUSE OF S.O.A.P.
ジャンル ロック
レーベル Danger Crue Records
作詞・作曲 Ken(作詞#1、全作曲)
Ein(作詞#2)
プロデュース SONS OF ALL PUSSYS
Jack Danger
チャート最高順位
  • 週間11位(オリコン
  • 登場回数4回(オリコン)
SONS OF ALL PUSSYS シングル 年表
Paradise
2004年
-
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Paradise」(パラダイス)は、日本のロックバンドSONS OF ALL PUSSYSシングル2004年7月7日発売。発売元はDanger Crue Records

概要[編集]

ミニアルバム『high』以来約9ヶ月ぶりとなる新譜。SONS OF ALL PUSSYSとしては最初で最後となるシングル作品のリリース。

表題曲「Paradise」は、ミニアルバム『high』を制作していた頃にデモ音源が存在していた楽曲である[1]。この曲を制作するうえで、SONS OF ALL PUSSYS結成前から存在していたサビの部分と、SONS OF ALL PUSSYSの活動を始めてから制作したリフを合体させている。この曲について、作曲者のKenは「夢見心地な感じと激しい部分の差を出したいなと思いつつ作った[1]」と語っている。また、『high』を制作していたときの気分を引き継いでレコーディングしており、Ken曰く「『high』で、1日で録るっていうやり方にちょっと味をしめた感じがあったから、今回もそういう調子でいきたいなって。"ベーシックはドラム、ベース、ギター、一緒に録るぞ"って。とりあえずオケまでは気分が一緒のうちに録るのが、今回は重要だったかな[1]」と述べている。Sakuraは自身のドラムプレイについて「何か丁寧に叩いちゃうと面白くないっていうのがあって、その加減が難しかったね[1]」と語っている。

カップリングとして収録された楽曲「Moving on」は、10年以上前からデモ音源が存在していた曲で、SakuraL'Arc〜en〜Cielに在籍していた頃にレコーディングで叩いたことがあったという[2]。ちなみに、エンディングのギターソロはKenの意向でSakuraが弾いている。Ken曰く「あそこは1本で弾くより、別の人格が出た方が面白いなって[2]」という思いがあったといい、Sakuraに「ライトハンド奏法」というヒントを出し[2]、Sakuraのニュアンスで演奏してもらったという。また、この曲ではベースのEinが作詞を担当している。さらに、Einはミニアルバム『high』収録の「2seconds to the top」以来となるリードボーカルも担当している。ちなみに、この曲のイントロ部分は、SONS OF ALL PUSSYSの公式ウェブサイトにてBGMとして使用されていたことがある。

初回限定盤A(CD+DVD)、初回限定盤B(CD+DVD)、通常盤(CD)の3形態でのリリースされており、初回盤付属のDVDには、ライヴツアー「BUBBLE FESTiVAL 冬将軍2004」から2004年3月9日SHIBUYA-AXで開催したライヴの模様の一部が収録されている。また、タイプによってジャケットと特典DVDの収録内容が異なる。ちなみに、初回限定盤は通常盤より価格が安く設定されている。

また、初回盤A、初回盤Bには応募IDが記載された用紙が封入されている。ちなみに、同日発売のミュージック・ビデオ集『ICHIBAN-BLOW』の初回盤にもIDが記載された用紙が封入されており、初回盤A、初回盤Bそれぞれに封入された用紙記載されたIDを含め、3つのIDを特設サイト内で入力すると、限定映像作品『オフィシャル ブートレグ DVD』が漏れなく貰えるキャンペーンが実施されている。

収録曲[編集]

#タイトル作詞作曲時間
1.「Paradise」KenKen
2.「Moving on」EinKen

初回限定盤A特典DVD[編集]

  1. 「冬将軍2004」LIVE MEDLEY I (GRACE~red sky 2004.03.09 渋谷AX)

初回限定盤B特典DVD[編集]

  1. 「冬将軍2004」LIVE MEDLEY II (high!~罪の眺め 2004.03.09 渋谷AX)

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『GiGS』、p.51、シンコー・ミュージック、2004年8月号
  2. ^ a b c 『GiGS』、p.52、シンコー・ミュージック、2004年8月号