My Country, 'Tis of Thee

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
My Country, 'Tis of Thee
関連画像
Sheet music version[1]

国歌の対象
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

作詞 サミュエル・フランシス・スミス
(Samuel Francis Smith)(1831年)
試聴
テンプレートを表示


マイ・カントリー・ティズ・オブ・ジー(My Country, 'Tis of Thee、別名"America") は、サミュエル・フランシス・スミスの作詞によるアメリカ合衆国の愛国歌の一つである。旋律は、英国国歌女王陛下万歳』(トマス・アーン編曲のもの)と同一である。『星条旗』が採用されるまでは、事実上のアメリカ合衆国国歌であった[2]

歴史[編集]

1831年マサチューセッツ州アンドーヴァーAndover Theological Seminary の学生であった[3]サミュエル・フランシス・スミスがこの詞を書いた。

友人であるローウェル・メーソンからドイツ語歌集の訳詞を依頼されたサミュエル・フランシス・スミスは、ムツィオ・クレメンティの交響曲第3番の旋律に着想し、愛国的讃歌としてこの詞の制作に入った。歌詞は概ね30分で書き上げられた。歌詞を受け取ったメーソンは、1831年の7月4日にボストンパークストリート教会で行われた独立記念日の祝賀会で歌詞を披露し、これが初演となった。その翌年の1832年には、歌詞と楽譜が一般向けに出版された。

歌詞[編集]

歌詞
英語 日本語
1
My country, 'tis of thee,
Sweet land of liberty,
Of thee I sing;
Land where my fathers died,
Land of the pilgrims' pride,
From every mountainside
Let freedom ring!
2
My native country, thee,
Land of the noble free,
Thy name I love;
I love thy rocks and rills,
Thy woods and templed hills;
My heart with rapture thrills,
Like that above.
3
Let music swell the breeze,
And ring from all the trees
Sweet freedom's song;
Let mortal tongues awake;
Let all that breathe partake;
Let rocks their silence break,
The sound prolong.
4
Our fathers' God to Thee,
Author of liberty,
To Thee we sing.
Long may our land be bright,
With freedom's holy light,
Protect us by Thy might,
Great God our King.
1
私の国、あなたについて
清らかな自由の地、
私は歌う、あなたのことを
私の祖先の眠る地で、
巡礼始祖の誇る地で、
すべての山々から
「自由」よ、響けと!
2
あなたは私の祖国
崇高な自由の地、
あなたの高名を私は愛し
この地の岩もせせらぎも
この地の森も壮麗の丘も
この心は歓喜に震えて、
これらを私は愛します。
3
そよぐ風を歌声に集めて
全ての木々から響かせよう
清らかな自由の歌を
皆で声を出して
息を合わせて
沈黙する岩から音を出して
その音を果てしなく
4
祖先の神であるあなたへ
自由の創造者へ
私たちはあなたへと歌う
長くこの地が輝き続けますように
聖なる自由の光と共に
あなたの力で私達をお護り下さい
私たちの王、偉大な神様
(Washington's Centennial時の加筆)[4]
5
Our joyful hearts today,
Their grateful tribute pay,
Happy and free,
After our toils and fears,
After our blood and tears,
Strong with our hundred years,
O God, to Thee.


5
今日の喜びに満ちた私たちの心、
その大いなる感謝は、
喜び自由をもたらし、
苦難と恐怖の後でも、
そして血と涙の後でも、
私たちの百年の強さで報います
神よ、あなたへ
ヘンリー・ヴァン・ダイクによる加筆、替え歌
6
We love thine inland seas,
Thy groves and giant trees,
Thy rolling plains;
Thy rivers' mighty sweep,
Thy mystic canyons deep,
Thy mountains wild and steep,--
All thy domains.
7
Thy silver Eastern strands,
Thy Golden Gate that stands
Fronting the West;
Thy flowery Southland fair,
Thy North's sweet, crystal air:
O Land beyond compare,
We love thee best!


6
私たちは愛する、あなたの五大湖
森林と大木を
緩やかな草原を
渓谷の激流を
峡谷の深淵を
荒涼で急峻な山々と、そして ―
あなたの持つ全てを
7
東には銀の岸辺
そびえる金門海峡
西を向き、
南は花の明るさ
北部の空気は甘く清く澄み
比べることなど出来やしない
私はあなたを最も愛する!

演奏例・引用例[編集]

1939年、リンカーン記念堂で歌唱するマリアン・アンダーソン

同一の旋律が使用されている曲[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • Music, David M., and Paul A. Richardson. I Will Sing the Wondrous Story: A History of Baptist Hymnody in North America. Macon, GA: Mercer University Press, 2008.

脚注[編集]

  1. ^ Public domain, taken from (My Country 'Tis of Thee) (Anonymous) here
  2. ^ Snyder, Lois Leo (1990). Encyclopedia of Nationalism. Paragon House. p. 13. ISBN 1557781672. 
  3. ^ Garraty, John A., and Carnes, Mark C., editors, American National Biography, volume 20, New York: Oxford University Press, 1999, p. 281
  4. ^ Andrews, E. Benjamin (1912). History of the United States. New York: Charles Scribner's Sons. 
  5. ^ Keveney, Bill (2001年9月19日). “Audience identifies with low-key Leno”. USA Today. 2009年7月3日閲覧。
  6. ^ http://artforfreedom.com

関連項目[編集]

先代:
コロンビア万歳
アメリカ合衆国国歌
2代目
次代:
星条旗